こんにちは。モノタロウでフロントエンド寄りの開発をしている、陳です。 今回はモノタロウの新フロントエンドのメインフレームワーク選定についてお話しします。 選定結果から言うと、モノタロウ独自の7つの選定基準をもとに、Reactを選ぶことになりました。 背景 新フロントエンドプロジェクトの立ち上がり Vue.jsとReactの比較検討をしてみた 俯瞰して改めて選定基準を考えた 一般的な視点 モノタロウの社内事情 7つの選定基準 選定結果 技術選定を通して得た3つの学び 背景 まず、モノタロウの現フロントエンドについてざっくり説明します。 モノタロウは2002年から、PythonとJavaScriptでECサイトを開発してきました。 基本構成として、サーバサイドのPythonでHTMLを生成し、クライアントサイドのJavaScriptでカートインなどの動的処理を補完する形ですが、実はこの構成で違
本記事で記述した Node.js ESM 対応は2022 年 5 月に TypeScript 4.7 で正式版としてリリースされました。 本記事の内容との差分はmodule:node12がmodule:node16に変更されたことぐらいです。node16では top-level await が使え、現時点ではnodenextとの差分はありません。 他に関連する機能としてresolution-modeや--moduleDetectionが追加されましたが、一般利用者が意識することはないでしょう。 先日リリースされた TypeScript 4.5 Beta で、待望の Node.js ESM 対応がアナウンスされました。 その後、ユーザーからのフィードバックを経て、TypeScript チームは TS 4.5(11/16 リリース予定)では ESM 対応を stable リリースせず、Nigh
現在、TypeScriptの重要性は、フロントエンド開発を中心としてますます増すばかりであります。それだけに、TypeScriptをどのように使うべきかという問題については多様な意見が見られます。 これまで筆者はTypeScriptの使い方に、特にコンパイラオプションの使い方について意見を散発的に発信してきましたが、このたび記事にまとめました。この記事では、特に次のような意見に対しての反対意見を述べます。 厳しいコンパイラオプションは型パズル愛好者のためのものであり、普通の人は細かいことを気にせず緩い設定でよい。熟練のJavaScript使いにはTypeScriptは必要ない。例え話最近はTypeScriptを補助輪に例えたりするのが流行っていますので、この記事でも例え話をしてみます。筆者の考えでは、TypeScriptというのは例えるならば料理人が使う包丁のようなものです。コンパイラオプ
本業はiOS開発なのですが、6月頃から個人開発でWebフロントを触っています。 Webフロントに入門するときに、開発の前提知識・専門用語が多すぎて、脳が処理しきれない状態になりました。 これでも数年前のより混沌としてた時期よりは安定してきているように思うんですが、それでもやはりカオス感は否めませんでした。 Webフロントエンド開発の見取り図があればいいのにと思ったので、自分でちょっとつくってみようと思いました。 個別の技術要素の情報は豊富にある(ありすぎると言ってもいいかもしれません)んですが、全体像がよくわからないので、 たとえば「TypeScriptで開発した方がいいのか?」とか、「Babelとかwebpackってインストールしなきゃいけないの?」とか、 そういう素朴な疑問が学習進めて行っても、なかなか解消できなかったので、いい感じのざっくり感でまとめられたらと思います。 この記事で全
本書『サバイバルTypeScript』は実務でTypeScriptを使う開発者のための入門書です。そして、このページはTypeScriptの特徴を最速で把握できるよう、数百ページからなる本書のコンテンツをつまみ食いした要約です。 » 本書ついて詳しく知る » とにかく今すぐTypeScriptを書いてみたい TypeScriptとはJavaScriptのスーパーセットとなるプログラミング言語。静的型付け言語であり、プログラムの正しさが静的に検査できる。ライブラリやIDEなどの開発環境が充実しており、大きなエコシステムを持っている。Microsoftが2012年に開発し、オープンソースで公開した。» TypeScriptの特徴について詳しく知る » TypeScript誕生の背景について詳しく知る TypeScriptはJavaScriptのスーパーセットスーパーセットとは、元の言語との
「みんなのデータ構造」という本を読み始めたので、その読書メモを。 今回は 2.1 節の「ArrayStack」というデータ構造について。 前置き:「みんなのデータ構造」という書籍について https://sites.google.com/view/open-data-structures-ja/home より引用。 Open Data Structures は Pat Morin 氏が執筆した、データ構造の入門書です。本プロジェクトでは、この本の和訳を作成し、PDF ファイルおよびそのソースコードを公開しています。 データ構造やアルゴリズムについて学びたいと思っていたので、この本で勉強することにした。 PDF版であれば日本語でもフリーで手に入るが、私はラムダノート社のサイトから紙書籍+電子書籍版を購入した。 みんなのデータ構造(紙書籍+電子書籍) – 技術書出版と販売のラムダノート また、
モダンJavaScriptの基本からTypeScriptの実践的な内容まで、Reactを一から学び、しっかりと身につけたい人にお勧めの解説書を紹介します。 Reactを身につける上で、これだけは知っておいた方がよいというJavaScriptの知識も分かりやすく解説されており、基礎からしっかり身につきます。 本書はUdemyのReactコースで最高評価を獲得し、ベストセラーでもある著者がモダンJavaScriptの基本からTypeScriptの実務で役立つ内容まで詳しく解説した解説書です。著者が開催している勉強会で初学者がReactのつまづきやすい挫折ポイントをやさしく、分かりやすく導いてくれる解説書です。 発売して間もないですが、Amazonでは早くも高評価がたくさんついています。
この記事について Pythonバックエンドエンジニアが1ヶ月でフロントエンドを学んだ話を共有する。 どういう勉強をしたかのラーニングパスを某所で話したら興味があるというコメントがあったので、自分の振り返りも兼ねて共有することにした。 TL;DR 学習期間は1ヶ月、30時間程度 TypeScript → Next.js → MDNでHTML+CSS → TailwindCSS の順に勉強した JavaScript、React.jsはほぼすっ飛ばした(というより上記ラーニングパスの中で派生して習得した) できるようになったこと: 簡単な処理であればテストつきでTypeScriptのコードが書けるようになり、UIの基本的な設計ができるようになった DISCLAIMER 筆者の経験を記したものであり、ベストプラクティスではありません。 筆者の開発スキルセット(勉強前時点) バックエンドが得意領域
今日リリースされた TypeScript 4.5 Beta の新機能として、標準ライブラリの差し替えが従来よりも簡単になるというものがあります。 筆者は TypeScript の標準ライブラリからanyを排除してより安全にしたbetter-typescript-libを開発していましたが、このたび TypeScript 4.5 に対応した v2.0.0 のベータ版を用意しました(2.0.0-beta)。 この記事では better-typescript-lib の簡単な紹介に加えて、TypeScript 4.5 の機能の解説やそれによって better-typescript-lib に起こった変化を紹介します。 better-typescript-lib について better-typescript-lib は、TypeScript の標準ライブラリをより型安全にしたものです。better
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く