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先月5月26日からスタートした安全保障関連法案の国会審議。自民党は今国会での成立をめざしているが、一方で国民の理解は進んでいるとは言い難い。その最たる原因は質問をはぐらかして説明になっていない説明を繰り返す安倍首相とその仲間たちにあるが、もうひとつの問題はメディアにあるだろう。なかでも目に余るのが、“みなさまのNHK”の報道姿勢だ。 そもそも、国会審議の初日である26日に国会中継を行わず非難が殺到したが、その理由をNHK広報は「必ず中継するのは施政方針演説などの政府演説とそれに関する代表質問というのが原則」「原則外のものはケース・バイ・ケースで対応」(朝日新聞より)と説明。この日は安倍首相が自衛官のリスクについて「あくまで国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、自衛隊員に負ってもらうもの」などと語ったが、このような重要な話題になることは誰もが最初からわかっていたのに、NHKとしては「原則外
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