参院特別委で安保法制が強行された17日、ワイドショーもこぞってこの問題を取り上げたが、安倍政権、自民党の横暴を批判した番組はほとんどなし。多くは野党がなにかダダでもこねているかのように揶揄し、国民の反対の声を相対化するような内容の報道に終始した。 その要因のひとつになっていたのが、コメンテーターの田崎史郎・時事通信解説委員の存在だ。田崎氏といえば、安倍首相とべったりで、露骨な政権擁護解説をすることで有名だが、この日も、『とくダネ!』『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)『ひるおび!』(TBS系)といった番組に次々出演。野党を冷笑し、安倍政権を擁護し続けた。 きわめつきは、『ひるおび!』での室井佑月とのやりとりだ。田崎氏は参院特別委の採決について、次世代の党、新党改革、日本を元気にする会など15人もの野党が賛成しているから強行じゃないと、政権を擁護。一方、野党の強硬な反対姿勢については
山本太郎は「バカ」じゃない! 確信犯のパフォーマンスに安倍の急所を突く質問…ここまでの覚悟をもった政治家がいたか! 案の定、山本太郎が盛大にバカにされている。 山本は19日の参議院本会議で牛歩戦術を行い、採決の引き伸ばしを狙ったのだが、そのときの格好といえば喪服姿で左手には数珠。さらに壇上に登ると、焼香をあげるしぐさを行い、合掌さえして見せた。 山本によると、それは「自民党は死んだ」というメッセージであり、強行採決が行われた特別委員会がその「通夜」で、翌日の本会議は「告別式」だったという。 しかし、メディアの反応は冷ややかだった。各テレビ局こぞって山本議員の牛歩を取り上げ、TBSは「謎のパフォーマンス」、フジテレビは「葬儀パフォーマンス」などとして「こいつピエロだ」と言わんばかりに映像を繰り返し流している。当然、ネットの反応はよりストレートな誹謗中傷に溢れた。 〈キチガイ乙、こいつはもう早
大多数の国民の反対を無視し、大規模なデモが巻き起こるなかで、安保法案を強行した安倍首相。その姿を見て、きっと多くの人が「この男はいったい何を根拠にこんな強気でいられるのか?」と思ったにちがいない。 だが、ここにきて、“安倍御用メディア”産経新聞が、その答えを書いていた。 昨日19日付朝刊の一面で「安保新時代」と題した、安保法制成立までの安倍首相の姿を描くドキュメントを掲載した。そこには、安保法案の国会審議が進むなかで〈一部メディアの反対キャンペーンが、世論へ浸透〉、激しいデモが起きて、世論調査でも反対意見が圧倒的多数を占めるという状況におかれた安倍首相の姿が、こう描かれている。 〈それでも首相は動じなかった。周囲には強気でこう語っている。 「今は昔と違ってインターネットがある」〉 つまり、安倍首相は“デモやマスコミ、世論調査がなんと言おうと、俺にはネット民がついている”と語っていたというの
《明後日。9・23さようなら原発 さようなら戦争全国集会 in代々木公園》 現段階のプログラムのご案内です。 2015年9月23日(水) 代々木公園(東京都渋谷区)にて 11:00 ブース出店開始 12:00 サブステージ トーク&ライブ開始 サブステージA:原発被災者、被ばく労働の問題を...
ヒゲの隊長は本当に“守るべき人”が誰なのか、考え直した方がいい(「佐藤正久オフィシャルブログ「守るべき人がいる」Powered by Ameba」より) 18日未明の参議院特別委員会、そして本会議での安保法案の可決は、戦後の国会史上最悪の暴挙であり、議会制民主主義の“死”をも意味するものだった。しかしそれ以上に唖然とさせられたのが、これを伝えるマスコミ報道だ。 そのほとんどが“野党民主党の暴力”を強調するものだったからだ。 例えば、安倍政権の親衛隊メディア「産経新聞」(9月18日付)では、特別委員会のドサクサ紛れの採決について民主党をこう批判した。 「民主党など野党は、法案の採決を阻もうとあらゆる手段を繰り出した。その最終段階で国民が目にしたのは、他の議員の背後から飛び乗ったり、議事進行に必要な書類を無理やり奪おうとするといった、およそ立法府にあるまじき光景だ。暴力まがいの行動に訴える国会
牛歩は議会内の戦術であります。 多くの日本国民は牛歩の件ではなく、国権の最高機関である国会という場での葬式パフォーマンス・ごっこに対し深い怒りを覚えています。 除名処分が、日本国憲法58条、国会法第122条、衆議院規則第245条、参議院規則第245条に規定されています。 これは各議院の秩序を乱したり品位を傷つけることが甚だしい場合に適用され、除名対象議員が所属する議院の本会議において、出席議員の3分の2以上が賛成すれば除名処分となり、議員の身分を失います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E8%A6%8B%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6 中野富士見中学いじめ自殺
「安保特別委員会で、委員以外の20人の自民党議員が委員長席を占拠して、委員の表決権を奪っても、瑕疵がないのですか?」民主党蓮舫議員 「特別委員会の議決に法的に瑕疵はない(成立している)」と稲田自民党政調会長 そして、ヒゲの佐藤議員の採決の策略が山本一太議員とともに明かした 9月20日報道2001(フジテレビ)での論戦。 蓮舫議員は訴えた 「憲法違反も気にしない、立憲主義も気にしない、そういう人々には、 再開宣言もしていない 法案も読んでいない 与党議員に囲まれて何をおっしゃっているのかもわからない 姿も見えない しかも囲んでいた20人の自民党議員は全員委員外 委員外の委員に表決権を奪われてどこに瑕疵がないというのですか」 不思議だ。これを瑕疵がないというのだ。これが立憲主義を否定する自民党与党の姿だ。
菅直人公式ブログ Powered by Ameba 衆議院議員(東京18区=府中市・小金井市・武蔵野市)、立憲民主党最高顧問、第94代内閣総理大臣、菅直人の公式ブログです。スタッフが発信しています。新著『原発事故10年目の真実』(幻冬舎)、『民主党政権 未完の日本改革』(ちくま新書)。 昨日も地元吉祥寺で安保法制廃止のデモがあり、私も参加した。子供連れの若いお母さんや若者、団塊世代など色とりどりの服装で参加。 デモという意思表示が政治に大きな影響力を持つことを多くの人が実感したのが今回の安保法案をめぐる動きの特徴だ。これからが民主主義の新しいスタート。 私は「金権選挙」が問題とされていた27歳の時、政治浄化の活動を続けていた市川房枝さんをもう一度参院選に立候補してもらいたいと仲間と共に「市川房枝さんを勝手に推薦する会」を立ち上げて、選挙を手伝った。シールズの若者も、来年の参院選に複数選挙区
国民の8割が性急だ、と判断する安保法案が衆参両院で可決した。国会前で非暴力の抵抗を続けた市民の怒りが、国民が日米安保、憲法などについて引き続き考えるきっかけを与えた、という意味で全く無駄ではなかった。 民主主義を取り戻す国民の闘いは始まったばかり、とも言える。 安保法案と辺野古新基地建設は、現政権の民意を無視した横暴という点で一致しており共闘して政権に圧力をかける動きは必然だった。その一方で、本土に住むほとんどの日本人にとって、沖縄問題はとても分かりにくいはずだ。 ニュースを見ていても沖縄人の本音がどこにあるのかが掴みにくい、と感じている人は多いのではないか? 東京に住む日本人写真家としての私が、移住し撮影することを選択したのも、複雑な県民感情を少しでも理解したい、と考えたからだった。 沖縄で何を感じ、発見し、シャッターを切るかは、実際に撮影を開始する前の段階では未知数だった。 そもそもド
寄稿者石川和男政策アナリスト、NPO法人社会保障経済研究所代表、霞が関政策総研ch主宰、一般社団法人日本介護事業連合会顧問など 1965年生まれ。1989年東京大学工学部卒、通商産業省(現経済産業省)入省。石炭、電力・都市ガスなどエネルギー政策、LPガス・高圧ガス・石油コンビナートなど産業保安政策、産業金融、割賦販売・消費者信用、中小企業、行政改革など各般の政策に従事し、2007年退官。 2008年、内閣官房企画官。規制改革会議WG委員、専修大学客員教授、政策研究大学院大学客員教授、東京財団上席研究員などを歴任。 著書に「原発の正しい「やめさせ方」」(PHP新書)、「多重債務者を救え!貸金業市場健全化への処方箋」(PHP研究所)、共著に「日本版サブプライム危機 住宅ローン破綻から始まる「過重債務」」 (ソフトバンク新書)など。 もっと見る
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