社会 自称マジシャン金ごと消えた 無銭飲食、同一犯か2007年12月11日 那覇市内の飲食店で、自称マジシャンの男が、食事をした後に「手品を見せるから金を貸して」などと言い従業員から金を借り、すきを見て逃げ出すという事件が多発している。那覇署が注意を呼び掛けるとともに、詐欺(無銭飲食)・窃盗事件とみて捜査している。 9日午後6時から9時半ごろ、那覇市久茂地の飲食店で、身長170センチほどで30歳ぐらいの短髪・小太りの男が、ビールやつまみなど約5千円分を飲食した後、「手品を見せようか」などと言い、従業員から3万円を借りて逃走した。 那覇署によると、同様の手口による事件は12月前後に、同市久茂地、松山、辻、前島、松尾などで9件ほど発生しており、少なくとも4件が同一犯とみられ、残りも同一犯の可能性が高いという。 容疑者とみられる男は各店舗で、無銭飲食と窃盗で平均1万円以上の被害を与えて