テレワークが進み、個人が時間の裁量権が持てるようになったものの、かえってオーバーワークぎみになったという悩みも。そんな悩みに対して「時間割をつくったほうがいい」と提案するのは『在宅HACKS!』の著者の小山龍介さん。なぜ時間割をつくることは大切なのでしょうか。時間割をつくるときのコツとは。 在宅勤務のほうがオーバーワークになりがち ある調査によると、在宅勤務になると、かえってオーバーワークになりやすいという結果も出ています。従来なら出社と退社、と時間の区切りがついていたのが、在宅勤務により、いつ始めてもいつ終わってもいいという状況になって、仕事の時間が長くなっているのです。 もともと仕事には、与えられた時間(締め切りまでの時間)をすべて満たすまで膨張してしまいがち、という特徴があります。これは歴史学者のパーキンソンが提唱した「パーキンソンの法則」といわれるもの。イギリスの官僚制を観察する中