4月25日より劇場公開されている映画「寄生獣 完結編」の終盤シーンに対し、放射線科医がTwitterで提言を行っており、その内容が話題になっています。以下、映画の重大なネタバレを含みますのでご注意ください。 原作「寄生獣」のファンで、待ちに待った映像化を心から喜んだという放射線科医のPhilip K. Anzug(@PKAnzug)さん。しかし、ラストのバトルシーンにおいて、原作では「鉄骨に付着していた有害化学物質(有機塩素化合物)」が決まり手として使われていますが、映画では「鉄骨に付着していた大量の放射性物質」に変更されている点を疑問視しています。 そもそも放射性物質の有害性は、放射性物質が対象に触れることで発揮されるのではなく、放射性物質が放つ「放射線」によって引き起こされるもの。急性放射線障害を引き起こすほどの放射性物質が付着した鉄骨を持っていたら、それを持っていた側も本来は無事では
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