盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、今年も政治的意思疎通の手段として電子メールを愛用した。盧大統領は、合わせて18件の電子メールを発信した。原稿用紙に換算するとおよそ230枚となり、ちょっとした短編小説2編より多い分量だ。 ◆政治論争を巻き起こした例多い 主題別では、政治関連のメールが5件でもっとも多かった。社会的論争に参加するメールが3件、公務員らに送るメールが3件だった。盧大統領の政治分野の電子メールは、1件当たり平均21.7枚だった。一方、イラクに派兵したザイトゥーン部隊員や消防隊員などに送る激励性のメールのような通常の大統領のメッセージが盛り込まれたメールは6件で、平均3.5枚だった。 政治分野では、連立政府提案に関連したメールが3件でもっとも多かった。盧大統領は7月の1か月間に、連立政権の不可欠性を強調する3件のメールを相次いで発信した。メールの分量も9枚、11枚、52枚と回を