トヨタが2009年5月18日に発売した3代目「プリウス」は、1.8Lガソリンエンジンとモーター、リダクションギアを組み合わせたハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHS II」を搭載。エンジン、トランスアクスルの高効率化と、モーターやインバーターなどの小型・軽量化・高効率化を図り、システム全体の90%以上を新開発した。 新型プリウスは、世界トップレベルの空力性能(Cd値0.25)など車両全体でもエネルギー効率を向上させている。これらの相乗効果によって、世界トップの燃費性能38km/L(10-15モード走行燃費、Lグレードの場合)を実現。より実走行に近い測定条件のJC08モード走行燃費でも、32.6km/Lの優秀な値を記録している。それでいて動力性能は2.4L車並みと、「圧倒的な環境性能」と「走る楽しさ」を両立した。 ボディーは空力性能が優れた「トライアングルシルエット」をさらに進化さ