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reviewに関するhatayasanのブックマーク (790)

  • ガチでるろうに剣心初めて読んだ|ジスロマック

    『るろうに剣心』を初めて読みました。 理由は単純、今やってるアニメの薫殿がかわいかったから……。当にそれだけ。CV高橋李依、最高! 薫殿かわいいし! 成人男性のクセに「おろ~」とか言ってる主人公えっちだし! よっしゃ全巻買うか!! ……こんな感じで、ぬるっとるろ剣を全巻買って読みました。ぬるっとしたキッカケで読み始めたので、この記事もぬるっと始まります。全体的にぬるっとした温度感なので、暇な時にでも読んでやってください。 どうぞ、よろしくお願いします。 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-東京編1巻 『るろうに剣心』1巻より 和月コメントの味が濃すぎる。 えっ、なにこれ……。単行買ったら登場人物制作秘話までついてくるオトク感、すごいね。いやにしたって赤裸々すぎる。別に「この先、薫が剣心の恋人になるかは決めかねているところです」まで書かなくてよくない!? 1巻読んだ時、もっといろいろな感想が

    ガチでるろうに剣心初めて読んだ|ジスロマック
    hatayasan
    hatayasan 2023/11/30
    漫画のレビューだけでも十分に読み応えがある。ゲームは…正直よくわからない。
  • 超映画批評『ゴジラ-1.0』90点(100点満点中)

    『ゴジラ-1.0』90点(100点満点中) 23年/日/125分 公開日:2023/11/03 配給:東宝 監督:山崎貴 出演:神木隆之介 浜辺美波 山田裕貴 ≪『シン・ゴジラ』を超える、タイムリーかつ熱いドラマ≫ ハリウッドとの間に大人の事情があるなどと言われるが、『シン・ゴジラ』から7年間も国産ゴジラ映画が作られなかった最大の理由は、あまりに『シン・ゴジラ』の評判が良すぎて、下手なものを作るわけにはいかなかった東宝サイドの責任感によるものだろう。 そして、それだけのことはあった。『ゴジラ-1.0』は『シン・ゴジラ』と比べても劣らない、むしろ部分的には上回るほどの映画作品であり、世界中のゴジラファンやハリウッド版のスタッフらに、日映画人の矜持を見せつけた恰好となっている。 戦後数年がたち、ようやく復興し始めた日。特攻隊の生き残りである敷島浩一(神木隆之介)は、戦中の混乱の中で出会

    hatayasan
    hatayasan 2023/11/03
    「観客と共に堪忍袋の緒がブチ切れた日本人が、なんの後ろ盾もない民間人たちが、ゴジラを殲滅すべく立ち上がるのである。」見に行こうかな。
  • 命を管理する社会の行きつく先として『PLAN75』を見た - シロクマの屑籠

    疲れ切った身体でブログを書こうとしている。約17年前、ブログを書き始めた頃には何時間でもキーボードを打てたが、当時の私はもういない。午後9時には休みたいと主張するこの身体には老の影が忍び寄っている。しかし70代80代ともなればこんなものではないはずだ。それでも生きている高齢者は実はとてもすごいと思う。現在の私より疲れやすい身体と神経で生きているのもすごいし、現在の私より疲れにくい身体と神経で生きているのもすごい。長く生き、老いても生きることの途方も無さ。そうしたことを思っている折、映画『PLAN75』がアマゾンプライムに来ているのを発見して見てしまった──。 PLAN75 倍賞千恵子Amazon 『PLAN75』は、75歳を迎えた高齢者が自分で生死を決定できる制度が国会で可決された近未来? を描いた作品だ。作品世界では"プラン75"という高齢者が自主的に安楽死を選べる制度を巡って、いくつか

    命を管理する社会の行きつく先として『PLAN75』を見た - シロクマの屑籠
  • 鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』雑感 - 誰がログ

    はじめに 総評とちょっとした心配 電子書籍でも出ているのは大変ありがたい 書全体の特徴:平易な文章と具体性 スルーされるのではという心配 鈴木氏の姿勢と社会への投げかけ おわりに はじめに 鈴木エイト著『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を読み終えたので簡単な感想を記しておきます。通勤時間に少しずつ読んだので思ったより読了まで時間がかかってしまいました。 自民党の統一教会汚染 追跡3000日 作者:鈴木エイト小学館Amazon 私自身は宗教、政治や法といったトピック、分野についてはほとんど素人ですので、その辺りにもっと詳しい人々や専門家の評価、議論、批判等を(もっと)読んでみたいと考えており、この記事がそのきっかけの1つになったりしないかなという淡い期待があります。 なお、ここからごちゃごちゃ書いていきますが、興味のある方は(この先は読まずに)まず買って読み始めることをおすすめします

    鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』雑感 - 誰がログ
    hatayasan
    hatayasan 2022/10/16
    「事実や判断がどのような資料・根拠に基づくのか明確に/具体的に示してある」
  • 人が子を残すとはなんぞや? 『リベラル優生主義と正義』を読む - 関内関外日記

    リベラル優生主義と正義 作者: 桜井徹 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版 発売日: 2007/01 メディア: 単行 クリック: 3回 この商品を含むブログ (11件) を見る おれのなかには、おれの個人的な優生主義というものが存在している。 d.hatena.ne.jp 要するに、父を見て、全兄弟の弟を見て、さらに自分を鑑みて、この血筋は絶やすべきだ。というか、勝手に絶えるものだと考えている。適者生存、わが一族の血統はこの社会に適応しているとは言い難い。このような自分が、不幸の再生産を目指して子孫を残そうと考えるのは不徳である、ということだ。もちろん、おれが子孫を残そうと努力したところで、そんなことは不可能ではあるのだが。 さて、こんなおれはおればかりでなく、社会に多数存在するようにも思える。おれのように、遺伝を要因として子供を作ろうとしない人間が少なからずいるのではないか。差別的な

    人が子を残すとはなんぞや? 『リベラル優生主義と正義』を読む - 関内関外日記
    hatayasan
    hatayasan 2022/01/21
    「マイルドヤンキーじゃないけど、そういうところって、ある意味で伝統的なのね」
  • 「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)

    7月19日に公開された藤本タツキ漫画「ルックバック」は傑作だった。CSM以来の藤ファンとしては、この作家の底知れない引き出しの多さに驚愕したし、予告されているCSM第二部への期待感がいやがうえにも高まった。とはいえ、私は自分がこの作品のほんとうの素晴らしさを理解できているとは思わない。作は「漫画家についての漫画」であると同時に、これまでになく藤の個人史を投影したとおぼしい作品だ。それゆえ、実際に漫画制作に関わった経験のある人ほど、その素晴らしさを深く理解できるであろう。 私は特に物語後半の「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるの?」という問いかけに続く無音のシークエンスがことのほか好きで、そこだけ何度も読み返している。藤野のネームを読んだ京のうれしそうな笑顔、涙ぐむ京にティッシュを渡す藤野、ただ京を喜ばせたかった、という想いが画面全体から溢れ出してくる。藤作品は良く映画的、と言

    「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)
  • 世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

    経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資」論 あたなの未来を決める「3つの資」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU

  • イマイチ

    ・相変わらず比較するもの(時期、対象、原因とその結果の解釈)を間違っている。 コロナの感染者データを、コロナ対策前(2019年以前)のインフルエンザデータと比べても意味がない。また、対策の結果そうなったもの(例えばコロナの感染者数・死者数)と、未対策の場合に起こりえたことを混同している(*)。 異常な対策の上でのコロナの感染者数・死者数と、未対策の2019年以前のインフルエンザの感染者数・死者数を、なぜ同列に扱えるのか不思議でしょうがない。そして、その猛烈な対策により抑え込んでいるコロナを「例年のインフルより感染者数・死者数が少ないから大したことない」と解釈するなど、主客転倒もはなはだしく、理解不能である(例を挙げるのもバカらしいが、猛烈に寒い冬に、暖房をガンガン焚いた部屋で、暖房を焚いていない例年の冬と比べ、「今年の冬は例年より暖かいから暖房など必要ない」と言っているのと同じである)。

    hatayasan
    hatayasan 2021/04/29
    「氏の「老人の命より若者の命の方が…」という考え方については、個人の思想の自由なので何も言うことはない。とにかく比較条件選択や、感染力・病原性の解釈等の科学的分析の仕方に問題がある」
  • ゴーマンかましすぎでしょう。。。

    hatayasan
    hatayasan 2021/04/29
    小林よしのり『コロナ論』の冷静なレビュー。
  • 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開2週目の感想エントリまとめ - まなめはうす

    1週目のまとめが反響あって来週も頼むと言われたので今週もお送りいたします。 今私のツイッタータイムラインではウマ娘一色だったこともあってエヴァより話題なのでは?と比較したところ、エヴァの方が多くて凄いなって思いました。やはり熱い思いを持っている人が多いようで、来週もまたリンクまとめることになるのでしょうか? それではどうぞ、お楽しみください。 3/14 シン・エヴァンゲリオン劇場版 [B! エヴァ] シン・エヴァンゲリオンで碇シンジが○○○○に△△した意味 シンエヴァ見てきた(たぶんネタバレがある) すでにエヴァンゲリオンもアスカも必要なかったことに気づいてしまった────『シン:エヴァンゲリオン劇場版』ネタバレ感想 - 高度資主義社会なんちゃら 【シンエヴァネタバレ解説】残酷な天使のように 少年よ宇部興産のすごい技術者になれ|アラスカ4世|note シン・エヴァンゲリオン劇場版は弱者の

    「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開2週目の感想エントリまとめ - まなめはうす
    hatayasan
    hatayasan 2021/03/22
    まなめさんのまとめを読んで「シン・エヴァンゲリオン」を鑑賞したクチ。父子の対話とシンジの成長の物語なのかな、とは見終わってまず感じた。
  • 『シン・エヴァンゲリオンで碇シンジが宇部興産に就職した意味』へのコメント

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    『シン・エヴァンゲリオンで碇シンジが宇部興産に就職した意味』へのコメント
    hatayasan
    hatayasan 2021/03/22
    宇部興産の文字は出てこなかったけど、プラグが満載されているということか。
  • シン・エヴァンゲリオン劇場版 アニメ担当が結末を見た:朝日新聞デジタル

    映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が8日公開された。2007年に始まったエヴァ新劇場版「序」「破」「Q」を受けての完結編だ。最初のテレビシリーズ開始から約25年、総監督・庵野秀明が到達した結末とは? アニメ担当の小原篤記者がレビューする。(注:具体的な記述は努めて避けていますが、展開や結末に触れる部分があります) 「エヴァ」は過去2度終わっている。世界の命運をかけた戦闘から、テレビ版は唐突に主人公シンジの内面世界に飛び、彼の自己肯定と救済で終わった。旧劇場版では世界は一度崩壊、シンジとヒロインのアスカだけが生き残り、彼女が吐き捨てる「気持ち悪い」という言葉で締めくくられた。これとは違う完結を描いた貞義行によるマンガ版を含めれば、3度終わっている。 今回の「シン」はその全ての…

    シン・エヴァンゲリオン劇場版 アニメ担当が結末を見た:朝日新聞デジタル
  • 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開から1週間分の感想エントリまとめ - まなめはうす

    3/4 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』冒頭12分10秒10コマが世界最速公開決定! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ同時視聴イベントが開催 - ファミ通.com 3/6 エヴァとその謎を理解するための、たった一つの“あらすじ”|照沼健太|note #シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| チケット発売日の風景 - AQM 解呪と供養のためにシン・エヴァンゲリオンを観に行く - シロクマの屑籠 3/7 庵野秀明 エヴァ、再擧 月刊ニュータイプ96年5月号 エヴァ緊急ニュース 『シン・エヴァ』を観る前に── TV版・旧劇・新劇『エヴァ』シリーズを振り返るピックアップ! - 週刊はてなブログ エヴァは25年の月日に潰された 3/8 公開日 庵野秀明はもうエヴァンゲリオンを創れない|小山晃弘|note デス魔道エヴァQ - 指輪世界の第五日記 シロクマ先生と同じく、エヴァンゲリオンの葬式に参加し

    「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開から1週間分の感想エントリまとめ - まなめはうす
  • シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇で描かれなかったこと、その感想

    もちろんのようにネタバレを含むので、注意してほしい。 見終わった感想は、「当に終わった」だった。 すごく丁寧に「伝える」ことに真摯に向き合っていると感じた。 それは描いていることだけではなく、描かれなかったことも含めて。 これまでのあらすじきちんと振り返り部分がある丁寧さが、この映画を象徴しているといっても良い部分。 復習して来いよ、ではなく、劇場でこれまでを振り返る。その丁寧さが全編にわたってある。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO. シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 EVANGELION:3.0+1.0 THRICE U

    シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇で描かれなかったこと、その感想
  • “登山”を信じていなかったある“登山家”の憐れな転落 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    登山家栗城史多(くりきのぶかず)がエベレスト南西壁で遭難したと知ったとき、こみあげたのは憐れみの感情だった。自分でも登れるわけがないとわかっている難ルートに、自己演出のために挑み、滑落する。その最期は憐れという以外に言葉が見つからない。その感懐は書を読んでさらに強まった。そしてわかったことがある。それは、彼が憐れだったのは、登山家を名乗っていたのに登山を信じていなかったからだ、ということだ。 彼は山を演出の場としてしかとらえていなかった。そのことは書に一貫して書かれているが、とりわけ、彼の登山がいかに粉飾されていたかを物語るシェルパの証言のくだりでは、複雑な気持ちになった。それは読んでいて切なくなるほどだった。どうして彼はそれほどまでに登山に対して不誠実であれたのだろう? 虚像と実像の整合性が自分でもとれなくなった、との知人の言葉があるが、その通りだと思う。彼は山に命をかけたのではなく

    “登山”を信じていなかったある“登山家”の憐れな転落 | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    hatayasan
    hatayasan 2021/02/18
    「彼は山に命をかけたのではなく、人から面白いと思われることに命をかけていたわけだ。エベレストという場所で。」
  • 書評・感想記事の書き方について - 基本読書

    なんとなく、一度僕の書評・感想記事の書き方についてまとめておこうかと思った。先日下記のようなブログに関する記事を寄稿したところ、幾人かがこれに触発されてブログを書いてくれたようで、個人的に嬉しかったから、というのが大きい。 blog.hatenablog.com 書評(でも感想でもなんでもいいんだが)の書き方の正解を教えるとかそういうわけではなく、単純に僕がどうやって記事を書いているのか、書くときに何を考えているのか、ということの簡単なまとめである。人によって感想ブログといっても書き方は全然違うはずで、書き方の違いを見比べてみるのもおもしろいんじゃないか。 手順 当たり前だが一度通読する。その時点でブログに書くかどうかを検討して(書かないことも多い。あまりおもしろくないな、と思ったり、おもしろいと思ってもタイミングを逃すこともあるし、書きづらくてスルーしてしまうこともある)、載せる、となっ

    書評・感想記事の書き方について - 基本読書
  • 『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』感想

    話題のこの。発売前に読んでいたので感想を書いておこうと思う。 上に載せたのは集英社の宣伝用POPで、私のコメントが載っているが、の端的な感想としてはこのとおり。これは宣伝用に書いたコメントではなく、献をしてくれた編集者に送ったメールの一部が使われたもので、率直な感想そのままである。 実を言うと私も、一時期、栗城さんについてを書こうかと考えたことがある。『トリックスター』というタイトルまで思いついていた。 (トリックスターというのは、「神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を展開する者である。 往々にしていたずら好きとして描かれる。 善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴である<Wikipediaより>」らしい。まさに栗城さんにピッタリのタイトルではないだろうか)。 が、結局書かなかった。自分には「栗城史多について書く理由がない」と感じたのが最大の理由

    『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』感想
    hatayasan
    hatayasan 2020/12/20
    「河野さんは愚直に栗城さんの実像を描き出そうとしている。その結果、浮かび上がるのが、実は意外なほどに愚直で不器用だった栗城さんの姿である」
  • 『『黙示』 真山仁』

    スノウマンの読書録 最近はシリーズ化されるや他作品を参照するが増えているような気がします。 そこで、読んだ作品のあらすじを中心に感想を残して、来たるべき次作品に備えたいと思います。 2013年、27冊目。真山仁 『黙示』 『プライド』で描かれた二作品(「一俵の重み」と「ミツバチが消えた夏」)の登場人物たちを配した続編のような作品。 ただし、テーマは農薬とGMO(遺伝子組換作物)。 静岡県で行われた養蜂教室で事故が起こる。 農薬を撒いていたラジコンヘリが操縦を乱し、教室の子どもらの上に農薬をまき散らしたのだ。 養蜂教室の講師を務めていた代田悠介はその惨状にかつて見てきた戦場を重ね合わせる。 日第三位の農薬メーカー大泉農創で農薬の研究開発を進めるアグリ・サイエンス研究開発センター第一研究室次長の平井宣顕は農薬の安全性を巡る社内会議の直後、からの電話を受ける。 息子顕浩が養蜂教室の事故で

    『『黙示』 真山仁』
  • 文太のブログ日記:『渓谷登攀』大西良治:著・読了20200410

  • 「事実」はいかに書かれるべきか - 猟奇カニ人間地下道に出現

    ケースワーカーと呼ばれる人々 ニッポン貧困最前線 (文春文庫) 作者: 久田恵出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/03/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 113回この商品を含むブログ (17件) を見るケースワーカーという、戦後の生活保護行政の現場を支えて来たひとたちを主人公に据えたルポルタージュ。 大層面白いではある。その理由のひとつとして、小説形式の採用が挙げられるだろう。ケースワーカーを主人公に据えた三人称形式で、ケースワークの現場や事件の再現を行っている。取材者である久田恵はプロローグと第四部の終盤、それとあとがきにしか登場しない。著者は作中では一貫して黒子として、取材対象の発言を元に構成した小説の語り手として姿を隠している。 平成四年十一月の月曜日の朝である。 午前八時三十分、東京都内のK福祉事務所の出勤してきたケースワーカーの川口等は、ひと息つく間もな

    「事実」はいかに書かれるべきか - 猟奇カニ人間地下道に出現