福島県各地で500ベクレル/kg以上の濃度のセシウム汚染玄米が検出されている。まだまだ検出箇所が増えるだろう。 ところでこの「出荷停止」処置を受けたセシウム汚染米は今後どこに行くのだろうか? 東電が買い上げるのが当然の義務だろう。しかしこのセシウム汚染米の管理を怠ると、だれかが、横流しして古米や他県の玄米で薄めてしまう可能性が大である。 だから、残念だが放射能が顕在化した玄米は焼却廃棄処分しかないだろう。法律とはそういうものなのである。これを「もったいない」と言って、あれこれほかの用途に利用することを考えると、必ず悪用を考える人物が出てくるので、やむを得ない。焼却費用も東電の負担でやらせよう。 カドミウム汚染米の場合は飼料米や加工米として使われていたが、横流しされたので、農水省が色を付けて行方をトレーサブル(追跡可能)にしたと聞いている。(小生はそういうお米を見たことがないが) 話は変わる