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原発と+WINEPブログに関するquatrosheのブックマーク (4)

  • WINEPブログ トレーサビリテイーについて:新米と新茶の場合

    福島県各地で500ベクレル/kg以上の濃度のセシウム汚染玄米が検出されている。まだまだ検出箇所が増えるだろう。 ところでこの「出荷停止」処置を受けたセシウム汚染米は今後どこに行くのだろうか? 東電が買い上げるのが当然の義務だろう。しかしこのセシウム汚染米の管理を怠ると、だれかが、横流しして古米や他県の玄米で薄めてしまう可能性が大である。 だから、残念だが放射能が顕在化した玄米は焼却廃棄処分しかないだろう。法律とはそういうものなのである。これを「もったいない」と言って、あれこれほかの用途に利用することを考えると、必ず悪用を考える人物が出てくるので、やむを得ない。焼却費用も東電の負担でやらせよう。 カドミウム汚染米の場合は飼料米や加工米として使われていたが、横流しされたので、農水省が色を付けて行方をトレーサブル(追跡可能)にしたと聞いている。(小生はそういうお米を見たことがないが) 話は変わる

  • WINEPブログ とどまるところを知らないイノシシへの放射能濃縮

    以下の2つの記事のようにイノシシのセシウム濃縮はとどまるところを知らない。まさに大型動物への生物濃縮が現在進行形である。おそらく、人が入れない「警戒区域」の強度に汚染されたキノコなどをべたイノシシが、山を越えて、警戒区域外に移動拡散しているのだと思う。 福島のイノシシ摂取制限=規制値10倍超のセシウムー政府 政府は9日、福島県の相馬市など12市町村で捕獲された、イノシシの肉の摂取制限と出荷停止を県知事に指示した。相馬市のイノシシ肉から、品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の10倍を超える5720ベクレルの放射性セシウムが検出されたため。(2011/11/09-19:56  jijicom) 二松、南相馬のイノシシ肉から基準値超セシウム 県は21日、捕獲した野生動物の放射性物質検査を発表。二松市で捕獲されたイノシシの肉から1万4600ベクレルの放射性セシウムが検出された

  • WINEPブログ セシウムは甲状腺にも集積するという報告に思う

    1986年のチェリノブイリ原発事故以降すでに25年が経った。 日のネットには以下のような記事が載っている。 これまで甲状腺に対しては放射性ヨウ素(I-131)ばかりが問題にされてきた。I-131は原発爆発早期に大量に放出され、チェリノブイリでは当時内部被ばくした児童は甲状腺がんに侵された。 が、この放射性同位元素は半減期が8日と短く、半年もたてば問題にならない量に減少したので気にする必要はない、その後の半減期の長い放射性セシウムや放射性ストロンチウムなどは甲状腺がんなどとあまり関係がないというのが、これまで聞かされてきた話である。 しかし、今回の以下の記事でベラルーシでの死者の甲状腺にセシウムが1200ベクレル/Kg集積していたという報告は衝撃的である。(現地では常識なのかもしれないが)。 チェルノブイリ、内部被爆なお ロシアの小児科医報告 (asahi.com 2011年11月19日2

  • WINEPブログ 新発見:飯舘村のジョロウグモは放射性銀を1000倍に濃縮していた!

    飯舘村で雨の降る中での植物の採取は困難であったので、竹藪や杉林の中で、網を張っているジョロウグモ(Nephila clavata)を捕獲してきました。 クモは直接土をべるかどうかわからないが、網にかかった蝶やアブやカナブンなどをべて林の中の物連鎖の上位に位し、放射性セシウムを濃縮しているだろうと考えたからです。 (図1) 捕獲したジョロウグモを1匹ずつ測定用のポリビンに入れている様子。 ジョロウグモを4匹一緒にしてGe半導体で、放射性セシウム (Cs-137とCs-134) を分析しました(図1)。すると、Cs-137のエネルギーピークである661.7keVの隣の657.8keVの位置にほぼ等量の未知のエネルギーピークを見いだしました(図2)。 (図2) Cs-137のとなりにAg-110mのピークを検出。 これを同定するとAg-110m(銀の核異性体:半減期249.5日)の放出する

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