東京オリンピック(五輪)・パラリンピックでは海外からの観客の入国を認めない方針が発表された/BEHROUZ MEHRI/AFP/AFP via Getty Images (CNN) 東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの大会組織委員会は20日、海外からの観客の入国を認めない方針を発表した。 海外在住者が購入していたチケットは払い戻す。 国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)と東京都、組織委、日本政府の代表者によるオンライン協議で決まった。 組織委の声明によると、日本や諸外国における新型コロナウイルスの感染状況は依然深刻で、複数の変異株も現れていること、国をまたぐ移動が今も世界で厳しく制限されていることを踏まえ、今夏に海外からの入国を保証することは困難と判断した。 すでにチケットを購入した海外客が現段階で計画を調整できるよう、日本側が受け入れ見送りの結論を出
北朝鮮における公判前拘留の実態について、国際人権団体が新たな報告書を発表した/Cancan Chu/Getty Images AsiaPac/Getty Images 韓国・ソウル(CNN) 北朝鮮における公判前勾留の制度について、組織的な拷問に性的虐待、健康を脅かす状況に置かれるといった問題が蔓延(まんえん)していることが、人権団体による新たな報告で明らかになった。これまで見えにくかった同国の刑事司法システムの実態に光を当て、容疑者らに対する「動物以下」の扱いを伝える内容となっている。 88ページに及ぶ報告書は、勾留中の数十人への取材をもとに国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)がまとめた。 同団体のアジア担当責任者を務めるブラッド・アダムス氏は報道向けの発表で「北朝鮮の公判前勾留や捜査システムは恣意(しい)的かつ暴力的だ。残酷で、人間の名誉を貶(おとし)める」「北朝鮮国民は
パキスタンのカーン首相が強姦犯への処罰として「化学的去勢」に言及した/Chip Somodevilla/Getty Images (CNN) パキスタンのカーン首相は同国東部ラホールで先週起きた強姦事件についてのインタビューで、強姦犯や小児性犯罪者には薬物を使った「化学的去勢」を義務付けるべきとの考えを示した。 カーン氏は14日、国内のニュース専門局とのインタビューで、強姦事件の容疑者に対する処罰を閣僚らと協議したことを明らかにし、「強姦や小児への性犯罪には公開の絞首刑を科すべきだと思う」「被害者が恐怖や恥の意識から通報しないケースも多い」と語った。 そのうえで、公開の絞首刑は国際社会に受け入れられず、欧州連合(EU)との通商関係に影響を及ぼす恐れがあると指摘。代替案として「化学的去勢または去勢手術」に言及した。 ラホールでは10日、女性が集団強姦の被害を届け出た。当局者らによると、女性は
(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルスで8月31日午後、黒人男性が郡警官に射殺され、同日夜にはこれに抗議するデモが起きた。 【映像】警官のもとから走り去るキジーさんを捉えた最後の映像と見られる ロサンゼルス郡保安局によると、男性は現地時間の31日午後3時15分ごろ、自転車で走行中に交通違反で呼び止められた。警官2人が近づいたところ、自転車から降りて逃げ出した。 一つ先の交差点あたりで警官らが追いつくと、男性は一方の警官の顔を殴り、同時に手に持っていた衣類を落とした。警官らは衣類の中に隠されていたけん銃に気付き、男性に向かって数回発砲した。現場からはけん銃1丁が見つかったという。 男性は現場で死亡が確認され、検視の結果、ディジョン・キジーさん(29)と判明した。司法解剖が1日に行われる。2人の警官にけがはなかった。 遺族の弁護士は、キジーさんが撃たれた時点で警官に脅威を与えてはいなかった
(CNN) 新型コロナウイルスは猫から猫に感染しうるが、症状は全く出ない可能性がある――。そんな研究結果が米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに13日発表された。 ネコ科動物が新型コロナに感染する可能性を指摘する研究はこのところ増えており、今回の研究結果はそこに新たな知見を加えた形だ。ただし専門家によれば、ネコ科の動物が感染を拡大させているとの証拠はない。 今回の研究では、猫3匹を新型コロナに感染させた結果、3匹とも3日後にウイルスを排出していることが判明。感染した猫を健康な猫と同居させたところ、健康な猫でもウイルスが増殖した。 研究対象となった猫はいずれも、体温の異常や大幅な体重減といった症状は一切示さなかったという。 猫への感染をめぐっては先日、ニューヨークの飼い猫2匹から初めて陽性反応が出た。2匹とも軽い呼吸器系の症状を示したものの、完全回復する見通し。またブロン
(CNN) 仏パリの病院が昨年末に採取していた入院患者の検体から、新型コロナウイルスが新たに検出された。同国で最初の感染例が報告される数週間も前から、新型ウイルスが存在していたことになる。 パリ北郊のセーヌサンドニ県にある病院の集中治療専門医らが3日、抗菌薬の専門誌IJAAに発表した。 同病院のチームは昨年12月2日から今年1月16日までの間にインフルエンザのような症状で入院し、最終的にインフルとは診断されなかった患者らについて、凍結保存されていた検体を調べた。 その結果、アルジェリア生まれの男性(42)から採取していた検体で新型ウイルス陽性の反応が出た。 男性は長年フランスに住み、魚売りの仕事をしてきた。外国旅行は昨年8月にアルジェリアを訪れたのが最後で、中国に行ったこともなかった。男性の子どものうち1人も体調を崩していたという。 チームは、この患者に中国とのつながりや渡航歴がないことか
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