PEの人たちは、必ず投資先の会社で事業計画を会社の人と一緒につくる。そして、その計画を作ったあとには必ずそれを細かく進捗確認し、時には計画を変更していく。計画はどうせ変更されるものだけど、ただ無鉄砲に行動するよりは仮説を立てて行動し、その仮説を修正していくほうがはるかに良い結果がもたらされる場合が多いからだ。何をやるべきかがほとんど見えている仕事をするのであれば事業計画は作るべきだと、PEの人は皆口をそろえて言うことだろう(なので、テック系のベンチャーでどれだけ事業計画をきちんとつくるべきかはよく分からない)。 不思議なのは、多くの人が自分の所属する組織で計画をきちんと作ってその進捗管理をすることの大切さを認識しているにもかかわらず、自分に対してはそれを行わないことだ。組織として、個々人に計画を立てさせ、それを厳しくトラックする会社も稀だ。やっている会社として有名なのは日産で、ゴーン改革後