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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mit_sloan (4)

  • 独占企業の方が、研究開発は盛んになる (15.013 Industrial Economics) - My Life After MIT Sloan

    このブログでも何度も取り上げてきた、Pindyck先生の産業経済学だが、 個人的に最も面白く、考えさせられたのは、最後の授業のこのコメントだった。 「一社独占の産業と、競争の激しい産業では、どちらが研究開発への投資がなされ、開発が盛んになると思うか?」 この問いに対して、クラスの9割の学生が、「競争が激しい方が開発が進む」と答えたが、先生の答えはNoだった。 「実は、独占企業の方が、研究開発により多くのお金投資し、その結果、技術開発も進む。」 これは一瞬、直感に反するよね。 独占企業は、競争がないのだから、わざわざ研究開発に投資する動機に乏しいんじゃないか、と思う。 逆に競争が激しいほど、研究開発に投資して、他社を先んじようとするのではないか、と直感的には思う。 ところが、歴史を見ても、研究開発により投資して来たのは独占企業なのだ。 実際、1970年代から世界の研究開発を引っ張ってきたの

    A-xtu
    A-xtu 2009/12/19
    なるほど。引用文献の年代から、歴史がある話なことはわかった。ただ、寡占になったとたんに R&D が削られ小手先の営業戦略が取られるなんてのもよくある話だよね。あと、独占はガラパゴスを生み出すとかもね
  • 「DCFは使えない!」-企業価値評価の業界における違い (15.535) - My Life After MIT Sloan

    昨日、少し時間があったので、MBAの授業に関する過去記事を整理。 15.535 など、MIT専用のタグと、授業名をつけて、検索しやすくしました。 是非MITを志望してエッセイを書いてる人などは、利用していただけたら幸いです。 で、忘れないうちに、今学期受けていて、とても面白かったのに、一度もブログに登場しなかったAccountingの授業について。 この授業の正式名称は、Business Analysis Using Financial Statements。 初日の授業に行ったら、先生が二人いた。 お二人とも、Charles River Consultingという、有名な会計コンサルティングファームから来た現役のコンサルタント。 うち一人は、現役のコンサルタントをやりながら、Wharton、Sternなどファイナンスに強い学校を初めとして、Harvard、Kelloggなど、20以上のト

    A-xtu
    A-xtu 2009/12/16
    例えば IFRS なんかで、公正価値の算出に DCF 法が使われる余地は今後もあるのかなあと。('A`)マルチプル優先の主旨にはうなずける
  • オープン・イノベーションが日本企業にとって重要な三つの理由 - My Life After MIT Sloan

    昨日は、ボストンに来てるメーカーの研究者さんたちとの飲み会だった。 夜中まで飲みまくりで、いろんな話が出来て、楽しかった♪ そんなことはともかく、その飲み会で話したことから、考えたことを今日はひとつ。 日でも最近、「オープン・イノベーション」という言葉が流行ってる。 いろんな製造業のトップが、折々の機会で「オープン・イノベーション」を標榜するようになってきた。 ひとつの企業の中だけで研究開発を行って、新たな技術・製品を生み出すのが「クローズド・イノベーション」。 それに対し、複数の企業や大学との連携の中からイノベーションを生み、事業化後も連携を強めていくようなモデルを「オープン・イノベーション」と呼ぶ。 「オープン・イノベーション」に何故意味があるのか、といえば、以前からなどでは、 a) 研究開発にかかるお金が莫大になってきたのを他企業と分けられる b) 自社にたくさんある、商品化され

    A-xtu
    A-xtu 2009/10/24
    こういう話は、おそらく口が酸っぱくなっても繰り返し説き続けないといけないんだろう。内向きのイノベーションで囲い込みを図るのは、他にとっても自分にとっても不幸なことだ
  • 「異質な人たち」がいるのが当たり前の国 - My Life in MIT Sloan

    昨日のエントリ(コネが重要な国アメリカ)で、「多民族・多文化の国で共有するものが少ない」って書いて、思っていたこと。 アメリカに来て一年、「アメリカ人って意外と考え方とか、社会構造とか日と似てるところが多いな」とという類似点に目が行っていたが、やっぱり大きく違うと思うことがひとつある。 それは、この国の人は、「同じ国の中に、自分とは異なる考え方、価値観で全く理解できない人々が存在する」が、それを受け入れている、ということ。 そして「格差があるのは当たり前ジャン」と思ってること。 これは日人には無い感覚だなあ、と思いました。 東海岸(または西海岸)に住んでると、リベラルな人が多いし、さらにMBAなんてところにいると、 例えば銃規制やイラク戦争に対する考え方とかも、日人に似ていて、違和感を覚えることは余りない。 進化論もちゃんと信じている。 (多少、原爆投下の意義とか捕鯨に関して意

    A-xtu
    A-xtu 2009/09/07
    日本人としても MBA(笑) としても全然驚かない。MIT Sloan なんつー超名門に行くエリート(笑)さんは、高卒が最高学歴な地方なんざご存知ないんだろう。多様性を認めない「多様性」っつートートロジーも厳然とあるワケよ
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