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経済に関するA13のブックマーク (256)

  • ちょーちょーちょーいい感じ:村上裁判:結局は利益至上主義を罰したかっただけでは?

    村上世彰氏に懲役2年の実刑判決が言い渡されました。 ■検察の執念実る 思い出したのは、4月にこの裁判を傍聴したときに見た検察側と村上氏とのやり取りでした。検察側が、村上氏に「あなたは最悪でも執行猶予がつくと思っているようだが」と聞くと村上氏が、「国内の過去のインサイダー取引で実刑判決はありませんでしたので」と答え、それを聞いた検察側が、過去に2度インサイダー取引で実刑判決が出ている事例を誇らしげに紹介した場面です。検察側はニヤリとし、村上氏は多少狼狽したように見えました。 突然、何の脈絡もなく検察側が公判中に言い出したこの執行猶予か実刑かの話題。検察側の実刑にしたいという執念みたいなものを見た気がしました。その意味、今回の判決はある程度想定された流れではあったものの、内容は裁判所が一方的に検察の主張だけを認めたという印象です。 ■宮内証言を重視 今回の判決要旨では「ライブドアの宮内ほかの各

  • やっぱり貧乏人は合理的でないのかもしれないよ。

    (The Economist Vol 383, No. 8526 (2007/04/28), "Economic Focus: Another day, another $1.08," p. 90) 貧乏人は減りつつあるし、その貧乏にでさえ選択の余地はある――最善の選択をするとは限らないかもしれないけれど。 今月、世界銀行は、一日一ドル以下で暮らす人の数が 2004 年には 9.86 億人だったと発表した――これはそうしたひどい状態で暮らす人の数が 10 億人を下回った初めての年となる。世界銀行の極度な貧困の定義は、明快で単純で、dollar a day と d の続く頭韻にさえなっている。Journal of Economic Perspectives最新号で、マサチューセッツ工科大のアブジット・バナジーとエスター・デュフロは、これをレトリック的な名作と呼んでいる。だがこれはそんなにいい

  • Amazon.co.jp: 世界を壊す金融資本主義: ジャンペイルルヴァッド (著), 昌宏,林 (翻訳), Peyrelevade,Jean (原名), 雅俊,山田 (監修): 本

    Amazon.co.jp: 世界を壊す金融資本主義: ジャンペイルルヴァッド (著), 昌宏,林 (翻訳), Peyrelevade,Jean (原名), 雅俊,山田 (監修): 本
  • 三角合併解禁 - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    1年遅れましたが遂に日より解禁。日企業にとっての「第二の敗戦」とならんように願うのみですね(笑)。 これにより、買収企業は買収資金を現金で支払わずとも自社株の受け渡しによって買収資金を払う事ができます。いくら日の企業の時価総額が低いとはいえ、何兆円もの資金を確保するのは相当な負担ですが、自社株で支払えるとなればある種無尽蔵に渡せる訳です。 これは海外の企業による買収という事のみならず、日国内でも再編のきっかけになりうる訳で、例えば借金まみれのソフトバンクが大黒字の新日鉄を買収する事は資金繰りから不可能でした。しかし、時価総額でみればどっこいどっこいですから、理論的には充分届く範囲です。 もちろんご推察の通り、渡した自社株が買収した相手によって売りにさらされる危険はありますが、乗っ取ってしまえばそういうコントロールも効き易いので事実上、あらゆる企業が敵に回る可能性があります。 アメリ

    三角合併解禁 - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
    A13
    A13 2007/05/04
  • 黒船・・・と言うけれど・・・ - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    連休中に拘わらずたくさんのアクセスを頂いておりまして誠にうれしい限りでございます。感謝いたしまする。といいながら今日の書き込みは取りとめがありませんのであしからず・・・ まずこちら東京の状況ですが・・・・ 連休のハザマの東京都内は当に空いてます。(海外の読者も結構多いのでちょっとご紹介・・・笑)。まあ、閉まってる店も多いのですが、それにしても車は少ないし、丸の内あたりは信号なんていらないくらい・・・という例年の期待を裏切り、今年はなんじゃ、こりゃ、という人、人、人・・・・そう、新丸ビルのオープンがぶちあたっているのですな。ちょっと覗きにいって吐きそうになって帰って来たよ・・・ で、昨日取引先のある六木ヒルズに行って見ると・・・これがまたなんじゃらほい、ってくらい空いてます。あれだけ混んでたハイヤットなんかもがらがらでございまして、恐らく、MTとこの新丸ビル人が流れていってしまったんでし

    黒船・・・と言うけれど・・・ - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
    A13
    A13 2007/05/02
  • 歴史に学ぶと貧富格差が拡大すると文明は滅ぶ。 国が滅ぶのではなく文明が..

    歴史に学ぶと貧富格差が拡大すると文明は滅ぶ。 国が滅ぶのではなく文明が滅ぶ。 でも、日における場合の「格差社会をなくします!」みたいな政党CMを見ると吐き気がする。 いや、自分一応どちらかといえば民主党支持だったんだけど、格差社会うんぬんの争点をみると嫌悪感を覚える。 そんなに言うなら、共産党に衣替えしなよと。 格差はあっていい。がんばったヤツが稼いでなにが悪い? 問題なのは、貧困。 まきあげた税金の再分配がうまく機能していないんだろ? 格差が問題なんじゃない。貧困が問題なんだ。 きょうびマック難民なる言葉ができたそうな。 24時間のマックができて100円のコーヒーで夜を過ごす。 ネットカフェ難民の一形態だと言われてる。 更生労働省の調査によると路上生活者は減少の傾向にあるそうだ。 だが、ワーキングプアの問題は深刻性を増しているように感じる。 ネットカフェ難民の苦労は正直測りかねる。 働

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  • ああアメリカ経済が心配だ

    とうとうエコノミストがいついて、日でもニュースが一気に流されされ始めたんで、ちょっと、まとめ的に書いておきます。 米国住宅市場: 「大宴会」の後、世界で二日酔いが始まる (英『エコノミスト』誌から):NBonline(日経ビジネス オンライン) この問題は、随分前から、ブログの金融系コミュニティでは問題視されていて、僕の巡回先でも、しばしば取り上げられていた問題です。 んで、それらの記事をまとめつつ、この問題について、まとめてみようと思います。 ここんところの、アメリカのサブプライム問題に端を発したアメリカ経済記事のまとめですな。 中岡望の目からウロコのアメリカ » グリーンスパン議長の議会証言と『世界週報』(11月8日号)寄稿の拙稿「アメリカ経済の見通し」 えーと、まずは、こないだの金融・経済系ブログのまとめで紹介し忘れた中岡望さんのブログからです。ここもお勧めですんで、是非ご購読を

    ああアメリカ経済が心配だ
  • 金融・経済系ブログの私的まとめ(巡回先ともいう)

    金融・経済系ブログ(今日読んだ順にまとめたので、順番には特に意味はありません。) isologue - by 磯崎哲也事務所 多分、一番有名で紹介するまでもない方。アルファブロガ―で会計士の磯崎さんのブログ。 石町日記 こちらは、職記者さんのブログ。日銀に関してはココ。 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら こちらは、素人にもわかりやすい説明で株や債券などの説明をして下さるぐっちーさんのブログ。専門用語をあんまり使わずに説明してださるので有りがたい。 ちょーちょーちょーいい感じ こちらは保田さんのブログ。経済・金融関連では有名な方。専門用語などは、あんまり使わずに経済・金融系の話を説明してくださるので助かります。 板倉雄一郎事務所 こっちも説明いらないかなぁ。現在は投資家の板倉さんのブログです。とにかく情報量が濃いです。あと、多少は金融・経済系の知識がないときつ

    金融・経済系ブログの私的まとめ(巡回先ともいう)
  • 第一次産業革命とIT革命の類似のお話

    ちと、文章にして腐らせているネタがあるんで、今日はそれのお話。内容は、題名の通り。第一次産業革命とIT革命の類似性ね。 産業革命では、鉄道が死に、代わりに鉄道を使って業績を拡大させることに気づいた企業群が勝利をおさめた。 儲かるのはカミソリでなく、カミソリの刃である この言葉は、よく覚えておいたほうがよい。1900年代初期には、この言葉が使われていた。もう100年も昔から、ずっとそうなのだ。 この言葉が意味する所は、つまり、鉄道においては儲かるのは鉄道でなく、鉄道の「荷」だったのだ。だが、荷をコントロールしきれなかった事により、鉄道会社は投資家が期待したような収益をあげることは叶わなかった。鉄道バブルは、ただのバブルで終わった。だが、鉄道は当の夢では終わらなかった。 鉄道という強力な輸送手段の出現によって、原材料の大量購買と製品の大量販売を極めて短時間に行なえるようになったからだ。そして

    第一次産業革命とIT革命の類似のお話
  • マクドナルド賃金の国際比較 (山形vs池田論争) cloudyの日記

    今更おなかいっぱいとは思いますが、例の「山形vs池田論争」について、面白い論文を見つけたので紹介しておきます。 池田さんは限界生産性とPPPについての超簡単な解説で 問題は、日のウェイトレスの時給がなぜ中国より高いかということだが、これも答は同じだ。両方の限界生産性が違うのだ。ウェイトレスの限界生産性は、彼女を雇ったことによる売り上げ増であらわされる。それが中国より高いのは、日人の所得が高いとか土地が高いなど、いろいろな理由があるが、それはすべてコーヒーの価格に(したがって限界生産性に)織り込まれているのである。その価格は需要と供給で決まり、「平均生産性」とは何の関係もない。 と解説。 一方、山形さんはそれでも賃金は平均的な生産性で決まるんだよ。の脚注にて 池田理論によれば、限界生産性で賃金は決まるから、日のスズキの工員とカンボジアのスズキの工員は同じ給料になるはずだ。が、実際にはそ

  • 経済学は役に立つか - 池田信夫 blog

    「生産性」論争は、思わぬ波紋を呼んでいるようだ。私はもう続ける気がないのに、あちこちで話題になって、「揚げ足取りだ」「学問の名によるイジメだ」「経済学ってそんな大したものなのか」といった話が盛り上がっている。 最後の質問からお答えすると、経済学って大したもんじゃない。昔から「憂な科学」としてバカにされているように、それは自然科学のまねをしようとしてできない中途半端な学問である。では、まったく役に立たないかというと、ないよりはましだろう。変ないい方だが、経済学が役に立つのは、それが日常的な実感に合わないからなのだ。 たとえば、サラ金に苦しんでいる人を救うには、直感的には上限金利を規制すればいいようにみえる。しかし経済学によれば、金利は資金需要と供給で決まるので、そういう規制をすると貸金業者の経営が悪化するだけでなく、借りたくても借りられない人が出てくる。現実に、オリコの経営危機が表面化

    A13
    A13 2007/02/21
  • 分裂勘違い君劇場 - あなたの給料もワーキングプアの給料も大部分は努力や成果と関係なく決まっています

    賃金というのは、次の二つの要因だけで大部分が決まってしまいます。*1 (1)生産性 (2)参入障壁*2 具体的には、次の図のような構造で個人の賃金が決まります。*3 まず、ガーナ人と日人の賃金の違いの大きな部分は、 ●日社会の平均的な生産性が高い ●ガーナ人が日で働くための障壁が高い(紫色の囲い) という二つの要因で決まります。 また、そのメカニズムは労働流動性によって機能します。 そして、同じ日国内の職種間の平均賃金の違いの大きな部分も、 ●その職種の平均的な生産性 ●その職種に就くための障壁の高さ(紫色の囲い) によって決まります。 職種間の賃金格差は、国家間の賃金格差の相似形です。 たとえば、日テレビ局の社員の賃金が高い理由の大部分は、テレビ局社員の平均的な生産性が高いせいと、テレビ局社員になるための障壁が高いせいです。 そして、テレビ局社員の平均生産性(労働の生産性)が

    分裂勘違い君劇場 - あなたの給料もワーキングプアの給料も大部分は努力や成果と関係なく決まっています
  • 山形・池田「生産性論争」への今頃のコメント

    松尾匡のページ  07年2月19日 山形・池田「生産性論争」への今頃のコメント  経済学の世界ではクルーグマンの翻訳で知られる山形浩生さんが、ご自身のブログ「経済のトリセツ」で2月11日に展開した議論 http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070211 に対して、翌日、上武大学大学院客員教授の池田信夫先生が、ご自身のブログ「池田信夫blog」で批判を行った。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/cd4e52fd7cca96ac71d0841c5da0cb75  で、そのあと数日ブログで反論の応酬が続き、池田先生のブログに一日百件ものコメントが寄せられたり、これを題材にしたウェブ記事が次々立ったりと、ブログ界が大変盛り上がったようだ。  しかしこれは、山形さんが言いたい筋とは関係のない部分での超アバウトな表現

  • 経済学者はなぜニセ経済学と真摯に戦おうとしないのだろう。 - 練習帳@blog

    うーーん。あまりそんな風に思いたくはないんだが、池田氏も「実態=実感」系の人なんだろうか? 山形浩生氏との訳のわからない「生産性論争」も、ようやく終結したようだ。前の記事には「学部生向けの経済学Iの内容がここまでも世間では理解されていないということに衝撃を受けています」という経済学者のコメントが来たが、私も同感だ。経済学ってつくづくマイナーな学問なんだな・・・ http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b697e23a80b6602167c2f5e43ebad041 俺自身が理系だから公平ではないかもしれないが、この一文に山形氏と議論がぜんぜんかみ合わないわけ、経済学がマイナーな理由が見えるような気がする。 山形氏の主張を「ニセ経済学」、池田氏が正統な経済学者だという前提で、上記エントリと「ニセ科学入門」や「「水からの伝言」を信じないでください」を見比べて欲しい

    経済学者はなぜニセ経済学と真摯に戦おうとしないのだろう。 - 練習帳@blog
  • 今回の生産性論争の流れを簡潔・公平・分かりやすくまとめてみた - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

    結論から言うと、今回の生産性論争は、 ある産業(製造業)の生産性向上が、他の産業セクタ(ウェイトレス)の賃金にどれだけ影響するのか? の影響の程度(湯加減)についての議論でした。 池田氏は、このお湯はすごくぬるいんだ(影響は小さい)。いまは熱いかも知れないけど、どんどん冷めていくんだ。と主張。 d:id:sirouto2氏も同様のことを主張。 でも、山形氏や劇場の図解を支持する人もいて、「お湯は結構熱いかも」と思う人も結構出た。 「実際、日のウェイトレスの賃金って高い」という現実があり、湯が熱く(影響が大きく)ないと、それの説明がつかないからでしょう。 これに至る流れを見るために、今回の生産性論争のロジックを、簡潔に整理してみます。 まず最初に山形氏が、 賃金(=限界生産性)は社会全体の平均的な生産性によってかなりの部分決まってしまう。 それに職種の労働力需給と個人の作業能率という要因が

    今回の生産性論争の流れを簡潔・公平・分かりやすくまとめてみた - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
  • BI@K:writings:余は如何にして利富禮主義者となりし乎(参考:頻出問對)

    [↑ page top] [< previous article] [> next article] 総論 問1-1:リフレ(リフレーション)政策って何? 答: デフレを解消するために、マイルドインフレを目指して主として金融緩和を行う施策。 問1-2:デフレ(デフレーション)って何? 答: 物価水準が全体として下がっていくこと。 問1-3:デフレの何が問題なの? 答: 物価の下落にはスピードの差があるので、より早く価格が下落する財からより遅く価格が下落する財へと、世の中の資源が偏って配分されるから。 特に、価格が下落しない/しづらい(下方硬直性)財がある(賃金や負債など)ので、大きなゆがみが生じて経済がおかしくなる。 問1-4:リフレ政策って、具体的にはどういうことをするの? 答: 必須の施策はインフレターゲットの設定と、長期国債(場合によっては外債も)の買い切りオペ。 状況が許せば、円安

    A13
    A13 2007/02/17
  • 平均生産性vs限界生産性議論のまとめと大雑把な解説 - 萌え理論ブログ

    平均生産性vs限界生産性 賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。 http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070211/p1 普通の経済学では、賃金は労働の限界生産性と均等化すると教えている。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/cd4e52fd7cca96ac71d0841c5da0cb75 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - 生産性の話の基礎 池田信夫 blog 生産性をめぐる誤解と真の問題 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - それでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。 404 Blog Not Found:在中国喝一杯珈琲要多少銭? 池田信

    平均生産性vs限界生産性議論のまとめと大雑把な解説 - 萌え理論ブログ
  • 限界生産性とPPPについての超簡単な解説 - 池田信夫 blog

    わかりきった「生産性」論争はもう終結したと思ったのだが、4日間で9万ページビューも集まり、200以上の(大部分は混乱した)コメントがついて、「限界原理ってわかりづらい」とか「限界生産性vs平均生産性って何?」とかいうTBもたくさんついた。私の説明がまずかったのかもしれないので、おまけとして超簡単に教科書的な解説をしておこう。 限界原理というのは、ちっともわかりづらいものではない。むしろ、わかりやすすぎることが怪しいぐらいの話だ。前の記事の説明を繰り返すと、喫茶店のウェイトレスをあらたに雇って時給800円を払えば、1時間に売り上げが800円以上増えるとき、店主はウェイトレスを雇うが、売り上げ増がそれ以下なら雇わない。それだけのことだ(もうちょっとちゃんとした解説はここ)。 しかし、世間の常識と違うことが一点だけある。それは、問題は平均値ではなく、個別の店の売り上げ増だということである。世

  • 「他人の生産性が向上すると自分の給料も増えるのか?」を中学生でもわかるように図解する―分裂勘違い君劇場

    経済の専門用語を一切使わずに説明すると、ようするに、 「工場労働者の生産性が上がっても、他の職業、たとえば、掃除人やウェイトレスの賃金が増えたりはしない。」 と、上武大学大学院客員教授でエコノミストの池田信夫氏は主張しているわけです。 ウェイトレスの所得と「平均生産性」には、何の関係もない。製造業の生産性が上がっても、たとえばジャズ喫茶の限界生産性が下がれば、そのウェイトレスの時給は下がるのである。 話はこれでおしまいだが、<略> これについて、中学生にもわかるように説明してみます。 分かりやすくするために、まず、次の図のような状態を考えてみます。 この図の状態では、日とカンボジアの工場労働者と掃除人の生産性がまったく同じ状態です。 この図でいう生産性とは、労働者一人が単位時間あたりに生産する製品の量を金額に換算したものだと考えておいてください。 この状態から、日の工場がすごいイノベー

    「他人の生産性が向上すると自分の給料も増えるのか?」を中学生でもわかるように図解する―分裂勘違い君劇場
  • 池田信夫 blog 生産性をめぐる誤解と真の問題

    知らない人から「これは当の話なんでしょうか。 もしよろしければ論評をお願いします」というコメントが来た。そのリンク先にあった「生産性の話の基礎」という記事は、私には(おそらくほとんどの経済学者にも)理解不能である。筆者の山形浩生氏によれば、これは「経済学のほんの基礎の基礎」だそうだが、それは少なくとも大学で教えられている普通の経済学ではない。 これだけ徹頭徹尾ナンセンスだと、どこがおかしいかを指摘するのはむずかしいが、山形氏が赤いデカ文字で強調しているのは、「賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ」ということである。この平均的な生産性というのは、どうも日全国のすべての部門の労働生産性の平均ということらしいが、そんなもので賃金が決まるメカニズムは存在しない。 普通の経済学では、賃金は労働の限界生産性と均等化すると教えている。たとえば喫茶店の

    A13
    A13 2007/02/13