県内の特別支援学校に通う知的障害児童・生徒が増え、教室不足などの問題が生じている。県教育委員会は来年度、施設の拡充などを盛り込んだ整備計画を作り対応する方針だが、現場や保護者からは対策の遅れを懸念する声も上がっている。(堀美緒) 11人の生徒と教諭がロの字型に机を並べてホームルームを行っていた。合志市合生の菊池養護学校。この教室の標準定員は8人だが、県教委の特別措置で定員オーバーが認められている。「生徒たちは肩を寄せ合うように授業を受けている」と同校の前田八千代教頭。 同校の小、中学部、高等部には計131人が通う。この10年間で100人ほど増え、過密状態だ。障害の程度に応じてクラス分けするため本来なら28教室必要だが、教室が足りず図書室や音楽室などの特別教室を衣替えして対処。それでも19教室しか確保できず、複数学級の教室もある。 4月には、新設のプレハブ校舎に高等部の3教室が入る。内藤一海
知的障害があったり、高齢化するなどした元受刑者を地域でどう支えるかを考えるセミナーが25、26日、高崎市であった。法務省や厚生労働省の担当者をはじめ全国から福祉や行政関係者らが参加し、各地で始まったばかりの取り組みの課題に耳を傾けた。 高崎市にある国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」(独立行政法人)の主催。 法務省が2007年に発表した15刑務所でのサンプル調査では、知的障害を疑われる受刑者が410人いて、約7割が再犯で入所していた。犯罪の動機は「困窮・生活苦」が4割近くを占めたが、福祉サービスを受けるための「療育手帳」を持っていたのは26人のみだった。 国の担当者は、再犯を防ぎ服役後の社会復帰を支えるために、(1)住む場所の確保(2)安定した収入(3)更生保護や福祉サービスの支援――などをセミナーで指摘した。 「入所中の段階から支援につなげていく仕組みが必要」と、国は昨年から
◆「光とともに…」戸部けいこ(秋田書店) ◇自閉症理解への突破口に--高木正二郎さん(59)、節子さん(51)夫妻 自閉症の次男の淳(26)は毎日元気に作業所に通っています。コンビニの店内でぐるぐる回ったり、小学生のころは体操服にせっけんを塗りつけたり、周りの人からは不思議な行動に見えます。それがどうしてなのか、10年前は説明する糸口さえなかった。でも、マンガやドラマで「光」君が登場し、自閉症がクローズアップされたことで突破口が開けた気がします。周りでうちの子のことを説明すると「光ちゃんみたいな子なのね」と。実際は、自閉症の特徴は一人一人違うのだけど、昔と比べれば大違いです。(正二郎さん) ◇ マンガを手に取った人に伝えたいことは、自閉症の人が隣にいても当たり前の社会になったらいいな、ということです。コンビニでぐるぐる回るのは、買い物をするのに心を落ち着ける必要があるから。買い物でレジに並
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本書「代替医療のトリック(サイモン・シン、エツァート・エルンスト)」(参照)は、日本では、「フェルマーの最終定理」(参照)や「暗号解読」(参照上巻・参照下巻)で人気の高い科学ジャーナリスト、サイモン・シン氏の近著として読まれているように思う。シン氏の著作の訳はどれも青木薫氏に統一されていて読みやすいことも人気の一つだろう。 私もそうした文脈で本書を読んだのだが、読後、本書は科学ジャーナリストとして十分に書かれているものの、この分野はサイモン・シン氏にとっては不慣れなままではなかったかという印象が残った。おそらく、シン氏もその点は理解していて専門であるエツァート・エルンスト氏と共著したのだろう。 本書には興味深い献辞がある。「チャールズ皇太子に捧ぐ」である。なぜか。チャールズ皇太子が代替医療に関心をもち、どちらかと言えばその推進の立場にあるため、その科学性と有効性に再考を促したいとシン氏が願
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