1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地格安売却問題を巡り、国会は混迷を極めている。昨年2月の問題発覚後に国有地売却に関する決裁文書が書き換えられたと、朝日新聞がスクープした。契約当時の文書には、学園との取引について「特例的な内容」との表現があり、学園の要請への対応が時系列的に記述されていたが、国会に開示された文書では、それらが消えたという。財
貧困や差別のため学校に通えなかった人や仕事を求めて来日した外国人のほか、近年は不登校の若者らにも門戸を開く夜間中学を兵庫県全域に広げようと、神戸市内で集会が開かれた。前文部科学事務次官の前川喜平さん(63)が講演し、「夜間中学は義務教育の最後のセーフティーネット。不登校経験者らの入学希望はさらに増えるだろう」と必要性を強調した。(新開真理) 夜間中学は全国8都府県に計31校設置され、県内には神戸、尼崎市に計3校ある。集会は、夜間中学やフリースクール開設などを自治体に求めた「義務教育機会確保法」の成立をきっかけに、県内でも機運を高めようと、神戸市の夜間中学で長く教員を務めた有志が企画した。 同法制定に関わり、現在は福島市と神奈川県厚木市で民間の夜間中学を手伝う前川さんは「先生方の粘り強い働き掛けが政治を動かした。今や国も自治体も増設の要望を門前払いはできない」と切り出した。さらに「兵庫は(規
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