理化学研究所(理研)脳神経科学研究センタータンパク質構造疾患研究チームの田中元雅チームリーダー、ケルヴィン・フイ研究員らの研究グループ※は、細胞内のタンパク質分解に関わる「オートファジー[1]機能」の欠損によるタンパク質恒常性の低下が、自閉症様の行動を誘導することを発見しました。 本研究成果は、自閉症[2]などの発達障害や精神疾患の克服に向けた新たな治療戦略の開発に貢献すると期待できます。 オートファジー機能の制御に重要な遺伝子の変異が自閉症患者の一群に見られることから、それらの遺伝子がさまざまな発達障害や精神疾患に関与していると考えられています。 今回、研究グループは、マウス脳の興奮性神経細胞[3]または抑制性神経細胞[3]において、オートファジー機能に関わる遺伝子を欠損させたところ、欠損マウスが社会性の欠如などの自閉症様の行動を示すことを見いだしました。また、新たに開発したプロテオミク
国の障害年金停止「違法」と認定=1型糖尿病患者ら勝訴-大阪地裁 2019年04月11日18時21分 1型糖尿病の患者が国に障害基礎年金の支給再開を求めた訴訟で勝訴し、記者会見する原告の滝谷香さん(左)ら=11日午後、大阪市北区 1型糖尿病の症状が改善していないのに理由も示さず障害基礎年金を打ち切ったのは違法だとして、患者9人が処分取り消しを国に求めた訴訟の判決が11日、大阪地裁であった。三輪方大裁判長は「行政手続法の定める理由提示要件を欠く違法な処分」と述べ、国に取り消しを命じた。 糖尿病、AIで重症化予防=「教師データ」集め開発-経産省 三輪裁判長は「処分通知書には、認定しなかった理由が何ら明らかにされていない」と指摘。「行政庁の判断の合理性を担保し、恣意(しい)を抑制する趣旨を全うしていない」と判断した。 原告は大阪、奈良、福島の3府県に住む27~50歳の男女。9人は未成年時に1型糖尿
アイルランド、アメリカ、イギリスの十代の若者1万7000名を調べた結果、ネット、ゲーム、テレビなどで画面を見ている時間と心の健やかさとに関係があるという証拠はほとんど得られなかったそうだ。 この研究は、ネット、ゲーム、テレビを見て過ごす時間が長くなるほど、心の健康を損なわせるというよくある意見の信ぴょう性に疑問符を添えるものだ。 イギリス・オックスフォード大学の研究者が発見したのは、画面を見る時間の1日あたりの長さが、若者のメンタルヘルスにほとんど影響していないということだ。 今回の研究によると、たとえ就寝前に30分から2時間、画面を眺めていたとしても、ほとんどメンタルヘルスに影響が見受けられなかったという。
海外で感染し、帰国後に麻疹(はしか)と診断された「輸入症例」の報告が相次いでいる。東京都では患者全体の2割近くを占めており、千葉県でも過半数の患者に海外渡航歴・滞在歴があった。皇位継承に伴い10連休となるゴールデンウイークを控え、同県は、渡航前に母子手帳で過去の罹患歴や予防接種歴を確認し、罹患・接種歴がなかったり、不明だったりした場合は、予防接種を受けるよう促している。【新井哉】 東京都によると、2019年の麻疹患者報告数(7日まで)は44人。このうち8人(18.2%)が、ベトナムやフィリピン、ミャンマーなどの「国外」で感染したとみられている。このままのペースで患者が増えた場合、1年間で178人の患者が報告...
東京の公立福生病院で44歳の女性患者の人工透析が中止され、その後、死亡した問題で、病院は11日、ホームページで「積極的に透析見合わせの選択肢を示したことはない」などとする見解を公表しました。 これを受けて病院は11日、ホームページで松山健院長名の見解を公表しました。 この中で病院は「医師が積極的に透析の見合わせの選択肢を示したことはない」としたうえで死亡した女性のケースでは、それまでとは別の方法による透析の継続について説明したところ、透析を受けたくない旨を表明したもので、複数の医療従事者が繰り返し意思確認をした、としています。 東京都の検査では、この病院で人工透析を行わなかったり、中止したりして、その後、死亡した患者は、平成25年4月から先月6日までに44歳の女性を含めて24人いて、この中には患者の意思を確認する書類が残されていないケースや、患者の状態に応じて適切な説明を行ったかどうか、確
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