理化学研究所(理研)脳神経科学研究センターキャリア形成推進プログラムの前川素子上級研究員(同分子精神遺伝研究チーム研究員兼務)、分子精神遺伝研究チームの吉川武男チームリーダー、大西哲生副チームリーダーらの共同研究グループは、脂肪細胞型脂肪酸結合タンパク質FABP4[1]が自閉スペクトラム症[2](自閉症)のバイオマーカー[3]になり得る可能性を発見しました。 本研究成果は、自閉症の病態理解のためのバイオマーカー開発に向けた取り組みに貢献すると期待できます。 自閉症の詳しい病態を明らかにするために、自閉症の生物学的再分類[4]に役立つバイオマーカーの開発が望まれています。しかし今のところ、自閉症には臨床診断に役立つバイオマーカーが存在しません。 今回、共同研究グループは、定型発達児と自閉症児の血液サンプルを用いた解析により、低年齢の自閉症児では定型発達児と比較して血中のFABP4濃度が低いこ
厚生労働省は8月27日、障害者優先調達推進法に基づく2019年度国の機関における調達実績の速報値を公表した。 国の機関が障害者就労施設などから調達した物品や役務の合計は前年度から227件増の6296件、金額は9000万円増の9億8000万円となった。調達額は13年の法施行から6年連続で過去最高を更新している。 調達内容は印刷(役務)、事務用品・書籍(物品)の2品目が調達額全体の約5割を占めた。 省庁別に見ると、厚労省、警察庁、農林水産省の調達額が大きく増加している。 同法は障害者の就労支援、自立促進を目的に、受注の機会を確保するため、就労施設などから優先的に物品を調達するよう努めることとしている。 令和元年度 国の機関における障害者優先調達推進法に基づく障害者就労施設等からの調達実績(速報値) 福祉新聞の購読はこちら
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