マスクと感覚過敏「シャワーが痛い」 「柔軟剤で洗った服は着られない」 「チョコレートの香りが嫌い」 これらはすべて、わたしが受け持っていた自閉スペクトラム症(ASD)の人の感覚過敏の訴えである。これに今年は、「マスクをつけられない」が加わった。 新型コロナウィルス(COVID-19)感染予防のため、マスク装着を求められるようになって半年ほどたつ。電車内でもマスク着用が当然視されるなかで、「マスクを着けられません」意思表示マークをつけてマスクをしていない人をたまにみる。発達障害の一つであるASDの人たちのことである。 発達障害情報・支援センターの調査でも、発達障害がある人のうち56%の人が、感覚過敏のため、マスクを「我慢して着用している」「着用が難しい」と感じているという。 ASDは子どもに多いと思われがちだが、大人になったASDでも感覚過敏で困っている人は多い。先日も、ピーチ航空MM126
大反響のTikTok「女の子の自閉症」 アメリカ疾病予防管理センターが8歳児の自閉症スペクトラム障害について調査したところ、男子が自閉症と診断されるケースは女子の4倍との結果が示された。 ただし、この結果から分かるのは、男児の方が自閉症になりやすく、女児がなりにくいという話ではないようだ。精神疾患や学習障害などの子供を支援する団体「チャイルド・マインド・インスティチュート」によれば、女児の自閉症は「見逃されやすい」という。 自閉症はソーシャルスキルの欠如と反復的な行動を特徴とする発達障害だが、女性の自閉症者の場合、「ソーシャルスキルが欠如していないケース」が少なくなく、自閉症の典型的な症状に合わないため見逃されがち。女児は男児よりも遅い時期に自閉症と診断される傾向があるとチャイルド・マインド・インスティチュートは指摘している。 カナダ在住の19歳のアイラッシュテクニシャン、ペイジ・レイラは
パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも熊本日日新聞を読める「熊日ビューアー」をスタート!画面上で紙面の拡大縮小ができ、文字や写真が見やすく便利です。 8月末に福岡市の商業施設で女性が刺殺された事件で逮捕された15歳の少年は、身寄りがいない元受刑者や少年院を出た少年を引き受ける「更生保護施設」に入った直後だった。ネット上などでは、更生保護施設への批判や少年の更生への疑問の声も。これに対し、県内唯一の更生保護施設で生活する17歳の少年は「立ち直るために欠かせない居場所。理解が広がってほしい」と願っている。 「率直に何であんなにひどいことができるの、って思います」。22日夜、熊本市中央区渡鹿の熊本刑務所のそばにある更生保護法人「熊本自営会」が運営する施設の集会室。初対面で少しはにかみながらも、事件についての質問にじっくり考えて答える姿は律義な印象だ。「でも、程度は違えど自分も許されないこ
去年の参議院選挙の前に、河井克行元法務大臣と妻の案里議員の政党支部が税金を原資とする政党助成金、合わせて1億2000万円を自民党本部から受け取っていたことが、25日、総務省が公表した報告書でわかりました。2人の政党支部は資金の使いみちについて買収事件で書類が押収されているため不明だとしています。 元法務大臣の河井克行被告(57)と妻で参議院議員の案里被告(47)は、去年の参議院選挙での買収の罪に問われ、資金の流れも捜査の焦点となってきました。 総務省が25日に公表した「政党交付金使途等報告書」によりますと、7月の選挙前に自民党本部が、案里議員が代表の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」に対し、 ▽4月に1500万円、 ▽5月に3000万円、 ▽6月に3000万円を、 河井元大臣が代表の「自民党広島県第3選挙区支部」に対し、 ▽6月に4500万円を支出したことが記載されています。 国会議員に
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