神戸市東灘区の市営住宅で、賃貸契約に反して猫を飼い強制退去処分となった女性の部屋には、53匹もの猫が放置されていた。神戸新聞NEXTなどが報じた。 部屋は市営住宅で、2006年に入居。子ども3人と4人暮らしだった。契約でペットの飼育は禁止されていたが、2015年ごろから「ネコのふん尿で悪臭がする」と近隣から苦情が出るようになった。
生活意欲の衰えなどから身の回りのことができなくなるセルフネグレクト(自己放任)や、それらに起因する「ごみ屋敷」「ごみ部屋」の問題が顕在化する中、高齢者らを対象にした自治体のごみ出し支援制度の利用者が増え続けている。埼玉県所沢市ではこの10年で取り扱いが3倍に。それでも担当者は「まだ制度の周知が徹底されず、拒否する人もいる。このままだとごみがいっぱいの家であふれかえるのではないか」と懸念する。【工藤哲】 所沢市のごみ出し支援の担当者は昨年、80代男性の不用物の収集を受け付けた。自宅に行くと、庭先には多くのガラス板。関西地方に住む娘が立ち会い「これはいらないでしょう」と言ったが、父親は「これは使うんだ。自分の研究のために必要なんだ」とかたくなに拒んだ。娘は市の担当者に、問題が生じたら自分が責任を負うとの意向を示し、小声で「持っていってください」と頼んだという。
5月16日(金) 日本維新の会など野党4党は、自宅に大量のごみをため込む、いわゆる「ごみ屋敷」への対策として、自治体がごみの撤去を住人に命令できるようにし、従わない場合は罰金を科すなどとした法案を共同で衆議院に提出しました。 出典:NHKNESWEBhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140516/k10014501451000.html 確かにごみ屋敷の課題は、周辺に住む人々にとっても困りごとです。しかし、この法案は、本人にとっても周囲の人々にとっても課題の解決にならないばかりか、問題をより複雑化する可能性があるとしたらどうでしょうか。この記事では、その理由の説明と、解決方法の提案をしたいと思います。 【法案が問題を悪化させる理由】-解決したいことが目先のことになっている― ものごとの解決をするためには、正しい課題設定が必要です。正しい課題設定ができれば、
日本維新、みんな、結い、生活の野党4党は16日、自宅にため込まれた廃棄物の除去を自治体が働き掛ける「ごみ屋敷禁止法案」を衆院に提出した。 出典:産経新聞産経新聞などは「ごみ屋敷禁止法案」と報道している。 ごみ屋敷になってしまうことを防ぐ「防止法案」なら、まだ理解できるが、禁止とはどういうことか。 おそらく政治家たちは「住人がごみを溜めて不衛生で危険なところに住みたいと思っている」のだと本気で信じているのだろう。 常識を疑う法案だ。 ごみ屋敷を引き起こすのは社会的孤立と社会的排除「止めなさい。罰金ですよ」と言ってやめられたらこんな簡単なことはない。 ごみを溜め込む原因をこれだと見極めるのは難しい。 溜め込む本人もわからないことが多いだろう。 ごみ屋敷の住人自身、「どうしたらいいかわからない」のが現実なのだ。 常識的に考えれば、不衛生で危険なところに住みたいと思う人はいない。 ごみを溜め込んで
自宅にゴミを大量にため込むいわゆる「ごみ屋敷」の対策として、東京・足立区は撤去費用のない住人に費用の一部を補助するほか、精神面でのサポートが必要な住人には医師を紹介するという全国でも珍しい条例案の策定を進めています。 周辺の生活環境に悪影響を及ぼす「ごみ屋敷」を巡っては、住人に撤去を求めても「ごみではない」と主張して問題の解決に時間がかかる傾向があります。 このため足立区は、住民の理解を得やすくして撤去を少しでも早めるために、撤去費用がない住人には数十万円を上限に費用の一部を補助するほか、精神面でのサポートが必要な住人には専門の医師を紹介して支援する新たな条例案の策定を進めています。 こうした条例案は全国でも珍しく、「ごみ屋敷」かどうかは第三者の審議会が認定し、住人が勧告や命令に従わない場合は、区が個人名を公表したうえで行政代執行による強制撤去の対応をとるとしています。 足立区によりますと
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