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2020年2月18日のブックマーク (6件)

  • The Pure Shine, by Flaming Row

  • Interview Nitai Hershkovits : ソロピアノ『New Place Always』とニタイ・ハーシュコビッツのルーツのこと|柳樂光隆

    ニタイ・ハーシュコビッツはイスラエルを代表するジャズピアニストの一人だ。 イスラエル国内でも高い評価を得た後に、イスラエル・ジャズの第一世代で、いち早くUSへ進出し、世界的な成功を収めた巨匠でもあるアヴィシャイ・コーエンのバンドの不動のピアニストだった天才シャイ・マエストロの後釜に就任したのがニタイだった。アヴィシャイの『Gently Disturbed』『Aurora』『Seven Seas』といった2000年代の傑作に大きな貢献をしていたシャイの不在をすぐに忘れさせてしまうような仕事をニタイはすぐに成し遂げる。『Duende』『From Darkness』『Almah』と作品群で一気にその名を世界に知らしめ、ジャズピアニストとしての評価を高めていく。カート・ローゼンウィンケルやアリ・ホーニグといった世界的なプレイヤーがニタイを起用するまでに時間はかからなかった。 イスラエルのフューチャ

    Interview Nitai Hershkovits : ソロピアノ『New Place Always』とニタイ・ハーシュコビッツのルーツのこと|柳樂光隆
  • ISAKジャパン・小林りん氏が語る 「次の時代に求められる力とは」:朝日新聞GLOBE+

    2014年に開校したISAKジャパンは、「すべての生徒が社会を変革できる可能性を秘めている」として、海外から多くの生徒や教師を集め、多様性を重視しながらリーダーシップ教育に力を入れている。 2017年には世界各国から選抜された高校生を受け入れ、教育を通じて国際感覚豊かな人材を養成することを目的とする国際的な民間教育機関「ユナイテッド・ワールド・カレッジ」(UWC)に加盟して日初の認定校となった。 生徒は今年5月時点で、170人。世界58カ国から集まる。日人生徒は45人で、生徒全員が寮生活を送る。学費は寮費も含めると年間430万円ほどかかるが、あらゆる社会階層出身の生徒にもチャンスを与えるため、約7割の生徒に奨学金を給付している。奨学金の総額は毎年4億円近くにのぼり、企業や篤志家からのほか、軽井沢町の「ふるさと納税」制度を通じて、全国の個人から多くの寄付が寄せられる。 国際バカロレアとは

    ISAKジャパン・小林りん氏が語る 「次の時代に求められる力とは」:朝日新聞GLOBE+
  • 育てるのは社会の課題を解決するリーダー 全寮制高校ISAKジャパンを創った人たち:朝日新聞GLOBE+

    UWC ISAKジャパンの授業風景。ちょうど日文化に関するイベントがあった日で、着物姿の女子生徒も Photo: Yamawaki Takeshi 筆者は昨年夏まで4年あまりワシントンに勤務し、ドナルド・トランプが勝利した大統領選を取材した。 「米国第一主義」を掲げ、人種・女性差別や虚偽の発言をくり返すトランプの姿は、これまで「グローバルリーダー」を自認してきた歴代のアメリカ大統領との姿とは異なるものだった。識者からは、トランプがこれだけ支持された背景には、米国人の歴史観の欠如など教育の失敗があるという声も聞かれた。 さて日教育は、大きな変革期を迎えている。生徒が能動的に学ぶ「アクティブ・ラーニング」の導入、小学校での英語の教科化、大学入学共通テストの英語民間試験の導入……。日の「グローバル教育」はどこへ向かい、課題は何か。教育現場を歩き、教育関係者へのインタビューも交えつつ、考え

    育てるのは社会の課題を解決するリーダー 全寮制高校ISAKジャパンを創った人たち:朝日新聞GLOBE+
  • あふれるヘイト本、出版業界の「理不尽な仕組み」に声を上げた書店のその後

    差別を扇動するようなヘイトの見計らい配(1月19日)に危機感を感じ、声を上げてから、1年近くが経ちました。 見計らい配というのは、書店が注文をしないのに、の問屋であるトーハンや日販などの取次店(以下、取次)から一方的に送られてくる配システムのことです。来委託販売ですが、独立系の小さな書店はその段階で否応なしに代金を請求されて支払わなければならないのです。 お客様にニーズがないや売りたくないヘイトなどが、この見計らい配で大量に送られてしまうと、書店は当に困ってしまうのです。 2年前のムックをいきなり配 実際、当店ではこれまでほとんど売れた実績もないのに、2019年1月に取次から『月刊Hanadaセレクション』のバックナンバーが見計らいでいきなり配されて来ました。それも2017年12月24日発刊が3冊、2018年4月18日発刊が3冊、8月21日が4冊。さすがに2年

    あふれるヘイト本、出版業界の「理不尽な仕組み」に声を上げた書店のその後
  • 新潮クレスト・ブックス全レビュー〈10〉:『西への出口』モーシン・ハミッド - 名馬であれば馬のうち

    モーシン・ハミッド『西への出口』、Exit West、藤井光・訳、英語 私達はみな、時のなかを移住していく。 (p.167) 西への出口 (新潮クレスト・ブックス) 作者:モーシン ハミッド出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/12/24メディア: 単行 内戦下にある国のある街で、サイードとナディアは恋に落ちる。戦争に日常を蚕されていくなか、ふたりは不思議な噂を耳にする。「扉」の噂だ。なんの変哲もない扉が、突然、遠くにある別の街へと繋がる扉へと変わるという。ふたりは戦火を逃れるために「扉」をくぐることを決意する。 はたして「扉」は噂通り西へーーギリシャのミコノス島に繋がっていた。ふたりは難民として流れ着いた地で生き延びようとし、あたらしい「扉」をくぐるたびにさらに西へと移っていく。そして流亡の日々のなかで、ふたりの関係も更新されていく。 世界は静的にはできていない。常に変貌して

    新潮クレスト・ブックス全レビュー〈10〉:『西への出口』モーシン・ハミッド - 名馬であれば馬のうち