ソフトバンクは17日、米携帯通信大手スプリント・ネクステルの買収資金に充てるため、みずほコーポレート銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ドイツ銀行から計1兆6500億円を限度につなぎ融資を受けると発表した。来年12月までにいったん返済し、中長期の資金に借り換える予定。 18日に契約を結び、まず2500億円を21日に借り入れる。残る1兆4千億円は米国の監督官庁による承認などで買収に向けた条件が整った後、実際にスプリントを買収する際に借り入れる。 ソフトバンクは10月、スプリント株を約201億ドル(約1兆6900億円)で約70%取得し、子会社化すると発表していた。