American Customer Satisfaction Index(ACSI)の最新調査によると、スマートフォンユーザー全体の満足度は2025年、82点から78点に落ち込んだ。下落幅はわずかに見えるかもしれないが、これは過去10年で最低のスコアだ。なお、2024年の82点は過去最高だった。 ACSIは低下の主な要因として、AI機能の強化が約束どおりの成果を出せなかったことを挙げている。さらに、モバイル端末でAIを積極的に活用する人が少なく(別の調査で、AI機能に追加料金を払うと答えたのはわずか8%)、ユーザーは華々しい新機能よりも通話やメッセージといった基本機能、デザイン、バッテリー寿命といった実用面に関心を向けていることがうかがえる。 この調査では、高価格と買い替えペースの鈍化も満足度を下げる一因になったと指摘する。 「メーカーはこぞって新機能を追加しているが、顧客は依然としてスマ
