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2015年11月16日のブックマーク (13件)

  • 学級崩壊した後の学級担任 | 小学校非常勤講師のブログ

    1度だけ、自分のクラスが崩壊した経験がある。ただ、若い時で、記録もちゃんと取っていないし、その時は必死になっていたので、いったい何が原因で起こったのか不明である。諸先輩方には連日いろいろアドバイスをいただいたが、結局、収束には至らなかったような記憶がある。 その後の長い教師生活の中で、学級崩壊を間近に見た経験がある。それをここで書きたい。 最初はある、教育に非常に熱意のある、若い女の先生のクラスで起こった。 転勤してきたばかりで、学校や子どもの様子をよく知らない。それなのに、5年生を担任した。 教育に対して非常に熱意のある先生だ。クラスはこうでなければならない、子どもと子どもの関係はこうでなければならない、ということで指導されていた。友だちとは仲良くするものでしょ、力を合わせあうものでしょ、ということを真っ直ぐに子どもに言っていた。 勉強についても熱心に取り組まれていた。力の弱い子どもには

    学級崩壊した後の学級担任 | 小学校非常勤講師のブログ
  • 『歴史的なイラン核合意と中東の今後(1)』

    アメリカとイランの協力が進む一方でイスラエルの孤立が浮き彫りに~ イランと諸大国が7月14日に合意した、イランの核開発をめぐる包括的な協定は歴史的な意義を持っている。なぜ歴史的なのだろうか。また、この合意によって中東を中心とする国際情勢は、どう変わるのだろうか。 論に入る前に、合意の内容に簡単に触れておきたい。まずイランは保有する濃縮ウランの量の削減、ウラン濃縮活動の制限、核関連施設への厳しい査察の受け入れなどを承諾した。こうした条件が10年以上にわたってイランに科される。これらが履行されれば、短期間でイランが秘密裏に核兵器を製造することはできなくなる。逆に大国側はイランにこれまで科してきたさまざまな経済制裁を解除する。 イランと交渉した諸大国は6カ国である。国際連合の安保理の常任理事国の5カ国とドイツである。アメリカ、イギリス、フランス、ロシア中国の常任理事国5カ国を英語でパーマ

    『歴史的なイラン核合意と中東の今後(1)』
  • 『禁じられた歌声』

    原題のティンブクトゥは、アフリカのマリに存在する都市名である。この地名は、イスラム世界に興味を抱く人間を不思議な磁力で惹き付ける。この地名自体に「開けゴマ」のような魔法の響きさえ覚える。「ティンブクトゥ」という言葉を口に出すだけで音楽が始まりそうだ。 このティンブクトゥは北アフリカからのサハラ砂漠を渡るラクダのキャラバンの到達点である。また多くの国境を越え蛇行しながら各国の農地を潤してギニア湾に注ぐニジェール川にも近い。ティンブクトゥは、この川を利用した交易の結節点にも位置していた。キャラバンと川の貿易がティンブクトゥを豊かにした。ここは、黄金のあふれる伝説の都市となった。 この豊かさが、華やかな文明を支えた。その中心にあったのは、北アフリカからラクダの背に揺られながら届けられたイスラムであった。ティンブクトゥはイスラム世界全体に知られる文明都市であった。そのイスラムは柔らで優しく限りない

    『禁じられた歌声』
  • 『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(3)』

    ●難民キャンプにて 日は中東で植民地を持った経験がないばかりか、ヨーロッパの植民地支配が残した重い後遺症への対処にも貢献してきた。この後遺症の一つがパレスチナ問題である。 この問題の起源は19世紀末にある。ヨーロッパで迫害を受けたユダヤ人たちがパレスチナへ移民を始めた。そして先住のパレスチナ人との争いが起こった。1948年のイスラエルの成立と前後し70万人ともされるパレスチナ人が故郷を追われて難民となった。それから67年の時間が経過したが、故郷に戻った難民は一人もいない。難民の子孫を含め数百万人が難民キャンプでの生活を迫られている。 このパレスチナ難民支援のために日は1970年代から多額の支援を行ってきた。イスラエル占領下のガザ地区やヨルダン川西岸地区はもちろんのこと、隣国ヨルダンの難民キャンプにも支援を行ってきた。ヨルダンの首都アンマンの周辺の難民キャンプには日の支援で建設された学

    『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(3)』
  • 『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(2)』

    ●善意のインフラ 日の中東における貢献で、目立たないものもある。それは社会・経済インフラ(基盤)整備である。まさに縁の下の力持ち的な貢献である。たとえば、イランの通信インフラを建設したのは日企業である。これは革命以前の王制の時代であった。また隣国のイラクでも、サダム・フセインの時代に日企業が同国のインフラ整備で活躍した。1970年代、サダム・フセインという政治家が独裁者への道を歩み始めたのと呼応するかのように石油価格が上昇した。急増した石油収入の多くをインフラ整備に投入してサダム・フセインは国民の支持を集めた。道路、病院、発電所、大学、博物館などが建設された。フセインの時代にイラクは一変した。 松清張が1960年代に発表した小説に『砂漠の塩』がある。71年には『愛と死の砂漠』というタイトルでテレビ化されている。許されぬ仲になった日人のカップルがイラクへ旅し、一人が病に倒れるという

    『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(2)』
  • 『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(1)』

    ●中東の地球儀 外国の地球儀で日を見ると面白い。その国の人に、どう日が見えているかがわかるからだ。たとえば上海で買った地球儀では日人が尖閣諸島と呼ぶ島が中国風に釣魚島と記されている。それは予想されることだ。予想外なのは、島が異常に大きなサイズに描かれている点だ。沖縄や台湾並みである。もちろん、これは装飾用の地球儀で地理的な正確さを目的とはしていない。しかし、制作した中国人には、この問題が、これほど大きく見えているのかと考えさせられた。 もう一つ例をあげよう。イラクとイスラエルに挟まれた王国であるヨルダンの土産物店で地球儀を見たことがある。日を見ると、四つの都市が記されている。東京、大阪、広島、長崎である。広島と長崎の悲劇は中東でも知れ渡っており、都市の大きさにかかわりなく地球儀に広島と長崎が描かれているのだろう。原爆の被害という悲劇を乗り越えて日が復興し発展した事実も良く知られて

    『戦後70年日本が中東イスラム世界で積み上げてきたもの(1)』
  • 『シリアに軍事介入 ロシアはなぜアサド政権を守ろうとするのか?』

    内戦が続くシリアにロシアが空爆を開始して1か月以上が経ちました。ロシアの軍事介入は、中東情勢をより複雑化・泥沼化させるとの懸念が出ています。ロシアはもっぱらアサド政権打倒を目指す反政府軍に対して空爆を行っていると報じられますが、ロシアはなぜアサド政権の肩を持とうとするのでしょうか。ロシアとシリアの関係をめぐる歴史的経緯やプーチン大統領の思惑について、放送大学教授の高橋和夫氏が解説します。 ●ロシアの花嫁 ロシアとシリアの関係は外見よりも深い。それは1950年代のソ連時代にさかのぼる。 ソ連は1950年代中盤に兵器の供給を通じてエジプトやシリアなどのアラブ諸国に接近した。兵器の供給は、兵器を操作する要員の訓練を必要とする。多くのシリア人の青年が訓練のためにソ連に送られた。例えば、その一人にハーフェズ・アサドというミグ戦闘機のパイロットがいた。後にシリアの大統領となった人物である。現在のバシャ

    『シリアに軍事介入 ロシアはなぜアサド政権を守ろうとするのか?』
  • 『核合意への道― イラン・アメリカ関係の軌跡』

    ※2015年10月23日に行われた、独立行政法人経済産業研究所BBLセミナーの議事録です。 スピーカー: 高橋 和夫 (放送大学教授) モデレータ: 岡田 江平 (経済産業省貿易経済協力局通商金融・経済協力課長(併)戦略輸出室長) イランという国 なぜ、中東のイスラムの国であるイランが核開発をしたり、米国に逆らって外交を展開したりするのか。一体、イランは何を考えてやっているのか、というお話をしたいと思います。イランという国は、地理的に大きな国で、国土面積は日の数倍もあります。米国でいえば、おそらく東海岸からミシシッピ川辺りまでありますから、イラン人は自分たちが大国であるという意識を強烈に持っています。 たとえば、イランの地図を欧州に移してみると、1国でドイツからギリシャまで届いてしまうような広さがあるわけです。大国である自分たちが国際政治で発言権を持つべきだと思うのは、イランの図体の大き

    『核合意への道― イラン・アメリカ関係の軌跡』
  • 「地下神殿」こと首都圏外郭放水路の中身をじっくり見られる特別見学会に行ってきた

    その見た目から「地下神殿」などと形容される「首都圏外郭放水路」の調圧水槽に加え、普段は公開されていない「インペラ(羽根車)」「ポンプ室」まで見られる特別見学会が開催されたので、見に行ってきました。 首都圏外郭放水路「特別見学会」を開催します | 江戸川河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局 http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00733.html 最寄り駅は東武野田線(アーバンパークライン)の南桜井駅。改札を出る前に、このようにバス乗り場の案内が出ていました。 特別見学会のほか、「彩龍の川まつり」「江戸川カッパ市」も開催されています。 南桜井駅の北口にあるロータリー 会場となる龍Q館までは、普段は春日部市コミュニティバス「春バス」の庄和地区ルートが1日3往復するだけですが、この日は臨時シャトルバスが運行されていました。ただ、距離は3kmと歩

    「地下神殿」こと首都圏外郭放水路の中身をじっくり見られる特別見学会に行ってきた
  • 異次元緩和は失敗だった。クルーグマンの『Rethinking Japan』を読む=吉田繁治 | マネーボイス

    米国の量的緩和は金融危機への対策でした。ユーロも同じです。しかし日の量的緩和は脱デフレ、つまりインフレ目標(2年で2%)の達成を目的としました。金融危機に効き、リフレと経済成長にも効く量的緩和(※1)は、万能薬と見られているのかもしれません。しかし実際には、量的緩和は万能薬ではありません。 リフレ派の理論的支柱でノーベル経済学者のポール・クルーグマン氏は10月20日、NYタイムズ紙のサイト上に持つ自身のブログで『Rethinking Japan』と題したコラムを発表しました。 今回はこのコラムを翻訳しながら考えていきます。結論を言うと「日の量的緩和策、リフレ策は失敗した」ということが読み取れます。(『ビジネス知識源プレミアム』吉田繁治) クルーグマンは日経済の何を読み違えたか?対処法は―― リフレ派の理論的支柱、クルーグマンの心変わり 17年前の1998年、リフレ策を日に最初に勧め

    異次元緩和は失敗だった。クルーグマンの『Rethinking Japan』を読む=吉田繁治 | マネーボイス
  • French launch series of 'massive' air strikes on Raqqa

  • Squid comes back to life after being served up in Japanese restaurant

    Amrak
    Amrak 2015/11/16
    コメント欄の阿鼻叫喚
  • 自動車工場でのみ採取できる美しい鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」 : カラパイア

    文明の栄枯盛衰を物語る残滓とも言うべきこの人工鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」は、アメリカ、ミシガン州デトロイトの廃自動車工場の床や壁から採取されたものだ。 20世紀当初、車の塗装は手作業で行われていた。床や壁に飛び散ったエナメル塗料は、そのままの状態でまた次の塗装作業が行われ、何層にも積み重ねられていった。それが月日を経て固まっていき、それを研磨したものがこの美しいフォーダイトとなっていったのである。

    自動車工場でのみ採取できる美しい鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」 : カラパイア