東京・千代田区にある国内最大の図書館「国立国会図書館」で、パソコンのコードなどが切られる被害が相次いでいることが分かりました。 国会図書館では6月から、共用スペースに設置されたタブレット端末の充電コードが2本切断されたほか、資料検索用のパソコン4台に接続されたマウスのコードが切られる被害がありました。国会図書館は、6月に警視庁に被害を相談したうえ、職員の巡回を増やすなど対策を強化していました。しかし、先月に再びコードが切られたため、被害届を提出したということです。コードはいずれも刃物で切られたような跡があり、警視庁が器物損壊事件として調べています。