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English version 先日、北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)のイベントで、「色覚体験ルーム」というのを経験した。特殊な分光特性を持つライトに特殊な光学フィルタを被せたものを照明として使用しているその部屋の中では、一般型の色覚の人でも、P型(1型)やD型(2型)色覚の人と同様に色が見えてしまうのだ。つまり、特定の色の組合せにおいて、色の区別がつかなくなってしまう。こんなすごいものをよく作れたと思う。その部屋の中でいろいろなものを見たが、裸眼で色覚体験を行うのは、シミュレータを使ってディスプレイ上で見るのとはまた違った臨場感がある。貴重な体験だった。 部屋の中にフィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の絵のコピーがあった。その絵は、なんだか僕がいつも見ているゴッホと違って見えた。僕はゴッホの絵が大好きで、いろいろな美術館で実物を何点も見た
ここでは、色に関しての用語を中心に、詳しく解説していますが、JIS(日本工業規格)に基づいた文章表現でまとめていますので、今までの文章に比べてむつかしい言葉や計算式等が多くでてきます。したがって、ここでは色に関する参考資料としてご一読いただければと思います。
太陽が赤いのも、モスクワに赤の広場があるのも、真っ赤に流れるぼくの血潮にも、レンジャー戦隊のリーダー的存在が赤なのも、実はすべて意味があるのかもしれない。米ロチェスター大学の心理学者アンドリュー・エリオット氏の研究によると、赤色を見た人間は、筋肉の反応が早くなり、その力も強まることが判明したそうだ。同様、人は、赤色から脅威を感じ取り、不安を引き起こし集中力を低下させ、有効な自制心を妨げる働きもあるという。 風水などの占いでは「赤は勝負の色」として昔から特別な意味を持っていると言われていたけれど今回の調査により科学的に実証されたということになるね。
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