「点滴してもらったら、すぐに元気になった」という経験があるかもしれません。 点滴などを含む「静脈注射」は、薬剤などを静脈内に直接注入する方法であり、薬効が非常に早く表れます。 しかし堅い針を静脈内に挿入するため、患者が過度に動く場合には、血管壁が傷つく恐れがあります。 そこで韓国科学技術院(KAIST)電気工学部に所属するチョン・ジェウン氏ら研究チームは、最初は硬い針だが静脈内に挿入した後に柔らかくなる注射針を開発しました。 これにより、血管や組織の損傷リスクを最小限に抑え、使用済み注射針の再利用を防ぐことができます。 研究の詳細は、2023年10月30日付の科学誌『Nature Biomedical Engineering』に掲載されました。 An intravenous needle that irreversibly softens via body temperature on i
![刺した後柔らかくなる注射針「より安全な点滴が可能に」 - ナゾロジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eda72f882f1e141c898f1f12d730114d07920906/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnazology.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F11%2Fimages_000069_image_2-1.jpg)