ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (190)

  • ジョージ・A・アカロフ&レイチェル・E・クラノトン『アイデンティティの経済学』その2

    アイデンティティの経済学その1の続き 第二部はアイデンティティの経済学を4つの実例に即して解説した内容である。僕には最初のケース(士官学校や労働市場のケース)は非常になじみの深いテーマ。拙著の『日型サラリーマンは復活する』(NHK出版)でもとりあげた社会資書ではこれを「忠誠心」としている)が、賃金の下方硬直性の由来であるとか、あるいは賃金格差があまりなくとも人々はやる気を刺激される、といった制度の説明として利用できる話。ここらへんの話題は実証も豊富であり、書でもいくつかの業績について注意を促している。 ここでは最後の実例である「差別と社会的排除」について簡単にまとめておく。数日前に研究会が行われたがそこでテーマになったグンナー・ミュルダールはかってアメリカの黒人問題を『アメリカのジレンマ』としてまとめた。書でも黒人問題(貧困、犯罪率の高止まり、失業問題、教育環境の劣位など)が存

    ジョージ・A・アカロフ&レイチェル・E・クラノトン『アイデンティティの経済学』その2
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    BUNTEN 2011/09/01
    興味深い。
  • 新刊予告『日銀の大罪(別冊宝島)』、8月6日発売予定!

    新刊となります、別冊宝島の『日銀の大罪』。アマゾンで予約が始まっているようです。岩田規久男先生、上念司さん、高橋洋一さん、そして僕など日銀行問題について従来から厳しい態度で批判している方々を中心にした最新の論説(自分のだけみても非常にわかりやすいイラストなどが豊富で驚きます)が多数掲載、さらに有益かつビジュアルな解説も豊富です。 なぜ日経済はこうまでダメなのか、その核心をよくある官僚の詭弁や、その引きうつしでしかない御用マスコミや御用学者・エコノミストの詭弁とは違う意見がこのには満載です。 アマゾンの解説文を以下に デフレを放置し、震災後の資金供給もしない日銀。震災後は短期オペで40兆円を銀行に供給したが、短期オペだからたった3日しか市場には金が流れなかった。それも銀行間だけ。身内は天下り先として守るが、国民の生活などまるっきり頭にない。その日銀が、日銀法の元、まったく政府の管轄下か

    新刊予告『日銀の大罪(別冊宝島)』、8月6日発売予定!
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    BUNTEN 2011/08/11
    気がつけば発売日を過ぎていたのであわてて本やタウンに行ってポチる俺。
  • なぜ政治家や財務官僚たちは不況期に増税をしたがるのか?

    それをあけすけなまでに話したのが先週の土曜に行われたこのトークライブ。 震災増税2011 日経済は二度死ぬ http://t.co/gfwg1GY しかし携帯増税とか、復興臨時増税とか、わざわざ経済の停滞を長引かせる(=復興も低迷する)ものをなぜやるのか。その答えも話していると思います。まもなく1000視聴数ですがもっと多くの方にご覧いただきたいと思います。途中、昭和恐慌期に流行した歌曲ショーや、冒頭のDJ.スミスによるポップな平成大停滞テクノ(?)まである深刻な話題だけど面白いを目指してトークライブです。 震災恐慌!?経済無策で恐慌がくる! 作者: 田中秀臣,上念司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/05/20メディア: 単行購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (22件) を見る

    なぜ政治家や財務官僚たちは不況期に増税をしたがるのか?
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    BUNTEN 2011/07/27
    回線が重いのでダウンロードしようとして全容量1G超なのにのけぞった。▼音声のバランス悪い。高橋先生の音声レベル上げるべき。
  • 井野博満編著『福島原発事故はなぜ起きたのか』

    今回の福島原発事故は、「想定外」でもなんでもなく著者たち「反原発」といわれてきた人たちが常に何十年も前から主張してきたリスクが顕示されただけだという。確かに彼らの主張をほとんど裏付けているのがいまの原発事故であることは間違いないだろう。 「完全な技術というものはありえない。人間の認識や経験には限界がある。とするならば、事故が起こった場合でもそれが破局的にならないような技術でなければならない。原子力発電はそのような受忍可能な技術ではない。加えて、使用済み核燃料(死の灰)を、われわれの手が届かない千年も先の遠い未来にわたって管理することを強要する……被爆労働が避けられないという現実とあいまって、原書力発電は人類と共存できない捨て去るべき技術である」(5頁) これが書の著者たちの立場である。僕はこのは編集の方から贈られたものであり、感謝を申し上げたい。僕の立場は原発の新設は反対であり、既存の

    井野博満編著『福島原発事故はなぜ起きたのか』
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    BUNTEN 2011/07/25
    「内部化の結果、おそらく原発は到底まともな電力源とはなりえない」同意。▼反対派は補助漬けでもなお不経済と主張し、推進派は安全に関するコストカット等で応えてきた歴史も。orz
  • 高橋洋一『この経済政策が日本を殺す』

    高橋さんから頂戴しました。ありがとうございます。副題に「日銀と財務省の罪」とありますが、まさにこれが書の内容を端的に表現しているでしょう。どうも日のあいまいな風土では、経済問題があたかも自然現象で生じるという見方が支配的ですが、多くのマクロ的な経済問題が政府・中央銀行の関与によるというのは経済学の常識的な見方なのです。また今回の東日大震災に続く復興政策の遅れも、天災ではなく人災によることも多くの人には明白でしょう。書では、政府(財務省)と日銀行の政策の失敗について集中的に議論されています。高橋さんのほかのでもそうですが、過去の政策関与の経験から導き出された具体的で、官僚たちのさまざまなトラップを暴く手法は書でも健在です。 「はじめに 災害復旧・復興の原理」から始まり、全部で5章から構成されています。「第一章 日銀の無策が日を殺す」では民主党政権ー菅内閣ーが「雇用」を重視して

    高橋洋一『この経済政策が日本を殺す』
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    BUNTEN 2011/06/03
    引用部「ある国会議員が3年より先まで計算するように要求したが、財務省が頑として計算しなかった。」そんなら財務省ごと仕分けしてしまえ。国会議員を何だと思っているのか。
  • 田中秀臣・上念司『震災恐慌!』

    日、刊行。この日の国難に覚悟をきめてふたりで語り下ろしました。編集の力でわかりやすくなっていますが、水準はさげてません。政府系の発言とは異なる震災復興についての見方を提供できてると思っています。よろしくお願いします。 震災恐慌!?経済無策で恐慌がくる! 作者: 田中秀臣,上念司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/05/20メディア: 単行購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (22件) を見る 目次の一部 まえがき 最悪のシナリオ、震災恐慌を避けるために 関東大震災、阪神・淡路大震災の経験 恐慌はそしらぬ顔をしてやってくる 日に明るい未来が訪れることを願って 第1章 恐慌はそしらぬ顔をしてやってくる 僕たちの3・11 「ナイトの不確実性」が示す現在 今回の震災は景気後退、リーマンショックに続くトリプルショック …ほか 第2章 今、当に起こっていること 破

    田中秀臣・上念司『震災恐慌!』
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    BUNTEN 2011/05/20
    本やタウンに発注した。
  • 2011-04-21 - Economics Lovers Live

    東日大震災が生じてから一月以上が経過した。以下では我々、昭和恐慌研究会のメンバー(『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)の執筆メンバーに加えて、数名のメンバーがいる)が書いた論説を中心に紹介しておきたい。新しい順に並べた。追加の情報提供を歓迎します。またTwitterでの斉藤淳さん、黒木玄さん、金子洋一さん、上念司さん、稲葉振一郎さん、村上尚己さんや津西アキラ氏を初めとする道草グループの諸氏、さらにさまざまな匿名の方々の有益なつぶやきの数々も忘れてはいけない。 ●岩田規久男先生 まず岩田規久男先生のモーニングサテライトでの出演をご覧ください。 「緊急提言 増税に頼らぬ震災復興」 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/features/post_1692.html http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/omake/post_1653.html 次は

    2011-04-21 - Economics Lovers Live
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    BUNTEN 2011/04/22
    今朝のNHKラジオでのモリタクさんの発言。▼記録はできていない。orz
  • 八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』

    Twitterに書いたことをほぼそのまま掲載。 日の電力問題(原発問題含む)をもっとも入門レベルで解説しているのが、八田達夫先生の「ミクロ経済学?」(東洋経済新報社)。そこでは送電と発電の分離、電力自由化の効用などが独占理論の枠組みで解説されている。これはぜひ読んだ方がいいと思う。簡単だし。 その八田先生の『週刊東洋経済』での議論はこの入門レベルの上にたって今日の東京電力問題についてスタンダードな批判と問題提起をしたものと思う。日の原発政策の最大の問題は文民統制の失敗ということだと指摘している。 ちょっと引用。「日の原子力政策を策定する原子力委員会(内閣府に設置)のトップは、原子力工学の大物教授であり、同門出身者が電力各社、設備会社、経済産業省の原子力事業や政策を担う。つまり、中立を装っているが、陸軍大学の教授に戦争の最終決定を委ねているようなものだ」 すごいきつい表現で、間接的だが

    八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』
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    BUNTEN 2011/04/06
    需給調整契約みたいな仕掛けもあるのに「計画停電」が出てきたのでこれはてっきり"政治主導"の結果だろうと思っていたところ、そうではないらしいと知り首を傾げていた。なるほど。それはありうるなぁと。
  • 田中秀臣研究室の被災状況

    大震災以来、はじめて研究室に入った。唖然。研究室は7階にあるのだが、地震のときにいたらどうなっていたのか? 呆然とする田中(ゼミ生写すw) たぶん研究室の机でいつものように作業していたら頭にシュムペーターの『経済分析の歴史』全巻が雪崩てきてしまっただろう。

    田中秀臣研究室の被災状況
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    BUNTEN 2011/03/29
    ご無事でよかったです&被災お見舞い申し上げます&腰痛等の二次災害がありませんように。m(_@_)m
  • 岩田規久男『デフレと超円高』 - Economics Lovers Live

    今週水曜日(3月2日)に行われた『デフレと超円高』刊行を記念した講演会は盛況であり、また刺激的な内容であった。例えば第二部の岩田規久男先生と若田部昌澄さん、鈴木亘さんの三人に、飯田泰之さんが司会をつとめた鼎談は興味深い内容だったろう。 例えば、そこではベストセラーになった藻谷浩介氏の『デフレの正体』をめぐって簡単な議論も行われた。藻谷氏による人口減少デフレ説にはいままで1)人口変化率と物価とは無相関、2)藻谷氏はデフレを単なる個別価格としてとらえていて定義ミス という質的な批判が加えられていた。 これらの批判に加えて、今回の鼎談では、3)人口減少は総供給の減少をもたらし、むしろインフレ要因ではないか、4)人口減少が総需要を減らすのではなく、潤沢な社会保障制度のおかげで貯蓄を吐き出し消費することを高齢者層がしないために総需要が低下するかもしれない、という社会保障制度効果 などが紹介された。

    岩田規久男『デフレと超円高』 - Economics Lovers Live
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    BUNTEN 2011/03/05
    「潤沢な社会保障制度のおかげで貯蓄を吐き出し消費することを高齢者層がしないために総需要が低下するかもしれない」それが「社会保障制度のおかげ」かどうかは疑問のような。格差が極端なら消費できない層と(略)
  • 居神浩「ノンエリート大学生に伝えるべきこと──「マージナル大学」の社会的意義」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    ようやくネットで全文が読めるようになったのでご紹介。問題意識は僕もまったく共有する。ここで居神氏のいう「マージナル大学」とは、僕の『偏差値40から良い会社に入る方法』でいえば「非就職コア層」が多く所属する私立大学を多く指す概念である。「層」で見るか、「大学」でみるかの違いはある。 「マージナル大学」といっても多様性があることは著者も十分に指摘している。この論説では特に以下の諸点が注目されている。 大学が受験者の選抜機能を維持していた時代には,認識の発達(それは例えば受験学力に置き換えることも可能であろう)の点におても,関係の発達(これは最近流行の「コミュニケーション能力」に近似されるか)の点においても,同一集団のなかの平均以上の層のみから学生を入学させることができた。ところが選抜機能が弱まるにつれ,しだいに両者の発達が平均的な層を取り込み,選抜機能がほとんど失われてしまったところでは,平均

    居神浩「ノンエリート大学生に伝えるべきこと──「マージナル大学」の社会的意義」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    BUNTEN 2011/02/27
    「マージナル大学」という表現に噴いた。\(^o^;)/
  • 第二回デフレ脱却国民会議開催 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    デフレ脱却国民会議 第2回シンポジウム 〜イェール大学浜田宏一教授を囲んで〜 拝啓 寒冷の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 さて、デフレの出口が見えない経済混乱が続く我が国において、先日、菅内閣が増税に向けて動き出すという信じがたいニュースが飛び込んできました。大胆な金融緩和によって徐々に景気に明るさを取り戻しつつある欧米とは対照的に、このままでは永久に「日独り負け」の状況が改善されないのではないかと懸念されております。 しかも、官庁の発表を鵜呑みにするマスコミは、いたずらに財政危機を煽り、「消費税増税已む無し」という「空気」を生みだそうとしています。このままでは無謀な増税大連立が当に成立してしまうかもしれません。私たちは1997年の橋内閣による消費税増税が日をデフレ不況に陥れたという過ちを繰り返してはいけません。 多くの経済学者増税による日経済の破壊に異を唱えてい

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    BUNTEN 2011/01/14
    東京在住者ウラヤマシス。(´・ω・`)
  • 一年の計は「ワレ危機ヲ発見セリ」にあり - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    お正月ももうお終い。そんなひと時の慰安を打ち消すように、書店の経済書の棚にいけば、もう泣く子も黙る危機がやってきた! どこに? たぶん脳内に! というわけで常日頃、「危機、危機っていつくんだ?」と疑問を抱かれている方のために整理してみました。ご参照ください。 まず今年! 当の危機が始まり、ソブリン恐慌がはじまり、そしてロスチャイルドは黄金支配で金大暴落、ついでに?ユーロ大炎上の年です。考えただけで頭いっぱいですw 2011年 当の危機が始まる! 作者: 朝倉慶出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/11/12メディア: 単行購入: 6人 クリック: 132回この商品を含むブログ (2件) を見る2011年日経済 ―ソブリン恐慌の年になる! 作者: 高橋乗宣,浜矩子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/11/19メディア: 単行 クリック: 10回この

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    BUNTEN 2011/01/04
    並んでいる終末本のタイトルと皮肉たっぷりの紹介に爆笑。
  • データで見抜く日本経済の真相 日本は決して終わらない

    常に日経済のさまざまな問題を独自のユニークな視点で実証的に議論している原田泰さんと大和総研の若い大和総研のエコノミストたちとのコラボです。誰がどこを書いたか考えずに通読して、後で「犬の耳」の箇所をみてみると、やはり原田さんの書かれた部分が突出して多いのですが、次いで鈴木準さんという方が多く、この人は今後注目したほうがいいような気がしています。 話題は大きく4つに分かれています。1)雇用や経済格差を中心にした日の国内問題、2)日の財政問題や金融市場の状況を検討したところ、3)アメリカ中国韓国、ユーロ圏などの国際経済情勢、4)世界経済の今後の見通し です。 特に面白いのは第2章の「日は破たんするのか」にある、原田さんが書かれた「誰が財政赤字を増やしたか」です。これは90年代以降の各政権で、「財政赤字」(通常の公表のような過大発表ではなくて、公債残高の純増=公債の増加率)が増えたのは

    データで見抜く日本経済の真相 日本は決して終わらない
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    BUNTEN 2010/12/14
    本日ハロワ帰りに書店レジで検索してもらって購入。5冊平積みなのになぜ気づきませんか?>俺
  • 飯田泰之『ゼロから学ぶ経済政策』

    経済政策を初心者にもわかりやすく解説することを目的とした飯田さんらしいコンパクトでわかりやすい新書だと思います。岩田規久男先生との共著『ゼミナール経済政策入門』の準備段階としてぜひ読んでもらいたいでもあります。 まず書は「幸福」を経済政策の目的として議論していきます。不思議なものですが、経済学はレトリックとして「人々の幸福を改善する」とはいますが、なかなかちゃんと定義されたものとして「幸福」をつい最近までその政策目的としてはいませんでした。ここで飯田さんが定義されたものとして「幸福」を経済政策の目的として、それを入門段階で議論しているのは書の最大の特徴といえるでしょう。 ところでこのは実践的で割り切りのいいやり方でこの「幸福」を扱っている点にも特徴があるといえそうです。冒頭、飯田さんは「幸福」には二種類の視点があると提起しています。1)そもそも国民の幸福とは何かを価値判断を含めて考

    飯田泰之『ゼロから学ぶ経済政策』
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    BUNTEN 2010/11/22
    格差が感じられると不幸と感じる人が増えるっぽいので、その意味ではみんなビンボ路線もありかもしれんのだが(あまり賛成したくない。m(_@_;)m)、日本では提唱者が金持ちだったりするので萎える。
  • 堀江貴文・勝間和代『嫌われることを恐れない突破力!』

    僕も子供のころから集団活動になじめず、目立つことが悪のような環境が、学校から社会へと、基的にいまでも続いているような気がしている。いわゆる「出る杭は叩かれる」というものだ。多くの日に住む人たちは多かれ少なかれそう感じているのかもしれない。書は「出る杭」としては論壇屈指の強豪?である勝間さんとホリエモン氏との対談を、田原総一郎氏が話題の媒介や解説役にまわって、この二人の「出る杭」としてのいままでの人生行路、そして現在の社会への視座を明らかにして、この閉塞した日社会をいかに明るく突破していくかを語った対談である。 ホリエモン氏はライブドア事件のときに散々テレビなどで報道され、また勝間さんについてはその著作をまめに読んでいるので、最初のおふたりの人生行路は、僕にはかなり既知な話題ではあった。しかし勝間さんは理詰めで選択していくのだが、ホリエモン氏はスーパーロジカルシンキングで決断してい

    堀江貴文・勝間和代『嫌われることを恐れない突破力!』
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    BUNTEN 2010/11/16
    恐れず突破できるのはそれだけの何かを持った希な人達だけ。比較優位の持ち合わせはあっても才能(絶対優位)がなくて残念な俺は出る以上に打たれまくっておしまい。
  • 大学生の就職内定率低迷についての雑感 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    大学生の就職内定率、過去最低の60%割れ(10月時点)だという。去年までは僕の所属する学部はいい意味でも悪い意味でも経済全体の一種の先行指標だったように思えるが、今年は学生の頑張りや僕自身肋骨を折るなど教職員の踏ん張りで、全国平均よりかなり上回る内定率である。問題はこれからだが で、その内定率上昇の要因(あくまでいま現在)をちょっと分析してみると、1)いまの四年生が地方私大にしては動き出すのが都内大学並みに速かった、2)公務員対策が貢献していて合格者激増、3)文科省の支援でカウンセラーを設置、職員もカウンセラー資格取得など体制整えた4)留学生対策 4)の留学生対策は、日での就職の厳しさと母国に帰国したときの就職状況さらには大学院進学時点での日での就職改善状況(留学生については学部卒より大学院卒の方が就職率はいい)などを、ゼミなどを通じて理解させて、進路志望を早期に確定させること。留学生

    大学生の就職内定率低迷についての雑感 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    BUNTEN 2010/11/13
    「景気が良くなれば就職改善→当たり前。」なのに、景気対策がとられないこの国の異常を思う俺。
  • 中原伸之元日本銀行審議委員吼える!「日本は「四権分立国家」か?-日本銀行の「独立性」は天賦・固有の権利ではない」 2010-11-11

    ついに中原氏の凱旋です。『景気とサイクル』誌(第50号)より。 最近、日銀法改正の動きが超党派で見られることはおおいに歓迎される。特に第2条(理念)に加えて(金融政策の目標)を明確に規定することが喫緊に必要とされている。 さて中原氏は、日銀行の「独立性」などは現行の日銀行法の条文のどこにも使用されていない、とした上で、それが三権と並ぶものだという意識(岩田一政『デフレとの闘い』など)はまったく誤りであり、憲法でも他の国権との独立は一切認められていないと指摘する。 つまりマスコミがたまに喧伝する政府からの「独立性」は単に、マスコミや政治家たちの無批判・無反省・無知の表れにすぎないものになると中原氏はいいたいのだろう。辛辣である。 むしろ、政府・国会は、「最大雇用」「安定的な物価」「穏当な水準の長期金利」を三大目標にして、日銀行に与えるべきだとする。特に「安定的な物価」については、数値目

    中原伸之元日本銀行審議委員吼える!「日本は「四権分立国家」か?-日本銀行の「独立性」は天賦・固有の権利ではない」 2010-11-11
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    BUNTEN 2010/11/11
    雇用最大化を目標の一つにすべきという意見が増えてありがたい。あとは俺の就職の実現…。ヘ(。。ヘ)☆\バキッ<馬鹿の仕事が出来るとは限らん。(-_-;)
  • さらば宇宙戦艦ヤマト1978年8月5日 - Economics Lovers Live

    『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の上映日は78年8月5日。僕はその日、川越市内の駅を始発にのって池袋の上映館に向かった。なぜ始発電車にしたのか記憶がもうないのだが、ネットのない当時では、「この映画がとてもヒットするのではないか」という予感ゆえの行動だったに違いない。 実際に池袋駅に始発電車がつくなり、僕と同年代ぐらいの男の子たちがばらばらと猛烈にダッシュして映画館の方向(たぶん)に向かっていった。僕は焦ったw そして川越に住んでいることと、また川越でこの映画をみれないことを呪った 池袋の上映館はすでに若い男女(僕もだ)が列をつくり、係員はあとから来たものを近くの公園で列をつくり待つように指示した。まだ時間は6時台だったと思う。上映開始まで3、4時間はあった。その公園はいまはもう存在しないが、そこで僕らが列をつくり1、2時間ほど待ったころ、“彼”はやってきた 当時の彼はいま思えば40代

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    BUNTEN 2010/11/08
    第一作のテレビアニメと映画の落差を目の当たりにした俺は映画先行の第二作には手を出さなかった。数年後のテレビ放映で確認したラストは予想通りクソだったが、こういう事件と視点があるなら見るべきだったか?
  • ニューモデルマガジンX:デフレ脱却祭り - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    紹介が少し遅れましたが、雑誌『ニューモデルマガジンX』が、風変わりな雑誌なのがこのブログでも何度かお知らせしましたが、今回の号も真価発揮ですね。デフレ脱却祭りとでもいうべき様相です。山形浩生さんの連載ももちろんありますが、特集ではデフレ問題について、僕、高橋洋一さん、勝間和代さん、山幸三さんたちが登場して、日銀行の政策について縦横無尽に語っています。この雑誌はほかにも国交省や財務省の政策についての厳しい評価も断続的に特集が組まれていて参考になります。ぜひご一読ください。 NEW MODEL MAGAZINE X (ニューモデルマガジン X) 2010年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 三栄書房発売日: 2010/09/25メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る

    ニューモデルマガジンX:デフレ脱却祭り - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    BUNTEN 2010/09/29
    (雑誌)クルマ雑誌? 自動車産業は、少なくとも国内市場はデフレ脱却しないと先がないからなぁ。