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  • ブログ再開?: 極東ブログ

    長い間ブログを休止していた。この間、大学院生であったという理由が大きい。25歳に最初の大学院を中退し、それから40年かけて大学院修士を終えたという感じだ。10年前の著書には、「もう諦めた」と書いたが、子供が4人成人したのをきっかけに修士に再挑戦した。というわけで2年間、放送大学で大学院生をやっていた。ようやく修論が終わり、取得単位もクリアしたので、今月末には卒業ということになる。 この間、修論研究にけっこう専念していた。コロナ禍もあってか、朝から深夜まで研究ばっかりしていたこともある。加えて、大学院の単位取得もそう容易いということでもなかった。40年前の大学院の単位も復活できるかとも思ったけど、手続きミスがあり、諦めた。結果からいうと、それでよかった。認可待ちしていると、大学院の単位の計算が不確定になっただろう。取得単位という点では、結局、学院を2つ出たような感じだが、あれだなあ、学問の風

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    BUNTEN 2023/03/02
    「ラテン語から見た中世と近世の英語聖書の文法的特性」なかなか楽しそうなテーマですね。
  • 無意味な暗記と昔のこと: 極東ブログ

    この夏、64歳になった。父が62歳でなくなっていて、その姿を老いに思っていたのだから、それからさらに2年近くも生きている自分が奇妙な気もしないでもないが、親族には90歳近く生きる人もいるし、思えば父の父、私の祖父、そして曽祖父も長寿な人であって、父も長生きするつもりでいたのだろうと思う。 自分はというと早世すると信じていたので、長く生きたものだ。人生を振り返ってもいい時期には達しているせいか、そんなことを思うのだが、実際に思うのは存外に些細なことが多い。その一つが無意味な暗記である。なんとなく暗記しているが、それになんの意味があったんだろうかという奇妙な感じのするあれである。 具体例。私は般若心経を暗記している。260文字なので暗記しようと思えば暗記できるものではなかろうか。というのを16歳のころ思って暗記した。ついでに観音経の偈文も暗記したのだが、途中で飽きた。理由は簡単で、事実上無意味

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    BUNTEN 2021/09/17
    対数表はそれだけで本として市販されていた。買ってしばらく持っていたがさすがに場所ふさぎに感じるようになったので捨てたはず。計算尺は早くに行方不明になっている。捨てた記憶はないんだが。
  • 日本的陪審員制の結果のような印象: 極東ブログ

    2019年4月19日、当時87歳の飯塚幸三被告が運転するプリウスでの暴走によって、青信号の横断歩道を自転車で横断中の母娘を死亡させ、また他の通行人ら9人に重軽傷を負わせる事故が起きた。飯塚被告は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われたが、東京地裁の裁判では、遺族には謝罪の意を告げたものの、罪状認否では「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が生じ、暴走した」と過失を否認し、弁護士は無罪を主張していた。裁判は9月2日に判決が下り、ブレーキとアクセルのペダルの踏み間違えはなかったとする被告の主張は否定され、「アクセルを最大限踏み込み続けた。ブレーキは踏んでいない」と認定された。この地裁判決を被告が受け入れれば裁判は終わり、禁錮5年の実刑が確定する。彼は控訴するか世間の関心が高まっていたが、今日の報道で、控訴しない意向を固めたと伝えられた。被告と面会

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    BUNTEN 2021/09/16
    「ただし、もう一段疑問を深めれば、EDRなどの装置が正常であったというのも認定」俺が被告人だったら、自車の制御装置をリバースエンジニアリングさせろとか吠えたいところ。
  • [書評] 自閉症は津軽弁を話さない リターンズ: 極東ブログ

    書『自閉症は津軽弁を話さない リターンズ ---コミュニケーションを育む情報の獲得・共有のメカニズム』は、書でも当然触れているが3年前に出された『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』の続巻とも言える。内容は、この現象、つまり、自閉症は方言を話さないという現象についての、学際的な広がり、実態報告、実証研究などであり、さらに、方言を話す自閉症についても言及されている。小説ではないので、ネタバレにもならないだろうが、書の結語とも言えるのは、《自閉症と方言、解くべき謎はまだ残されているようです》ということだろう。この領域に関心を持たざるをえない私としても、全容はつかめていないように思えた。 まず、もっとも重要であり、議論の前提となるのは、「自閉症は方言を話さないという現象」である。前著に研究経緯があり書でも言及されているが、概ね実証レベルでその現象がまずもっ

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    BUNTEN 2020/10/20
    「東京生まれ、東京育ちの私に、いわゆる方言はない」いわゆる標準語は江戸弁と倒幕軍の言語を掛け合わせて作られたみたいな話を聞くことがあるがどこまで本当なのだろう。
  • 日本の子供が自分を不幸だと感じているのはもしかして……: 極東ブログ

    ユニセフは3日、38か国を対象に7年ぶりに実施した子供の幸福度調査を発表した。それによると、日は38か国中20位。他方、健康分野では1位だった。というニュースが流れた。どうやら、日の子供は身体的には健康だけど、精神的には幸福ではない、ようだ。 というわけで、教育評論家の尾木直樹氏はブログでこう言っていた(参照)。 このパラドックス(逆説)は何を意味するのでしょうか? ② 最大の要因は日の学校における『いじめ地獄』です、海外の研究によると50歳になっても社会的、経済的影響は残り人生そのものを幸福にしないようですから重大事態ではないでしょうか? へえと思った。前回2013年の調査では、31か国を対象にし、日は全体で6位だった。つまり、対象国が増えたとはいえ、7年間で6位から20位に転落したのは、この間、特段に「いじめ地獄」が進んでいないと、尾木説は矛盾する。まあ、矛盾しているだろう。調

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    BUNTEN 2020/09/04
    いじめられは確かに尾を引く。実例は俺。
  • 2020年都知事選はネタ選挙と言うべきか: 極東ブログ

    東京都知事選挙が今日告示された。過去最多となる22人が立候補したという。さて、前回は、というと、21人だった。立候補者数に注目すると前回同ということかにも見えるが、実質、無所属現・小池百合子(67)、無所属・宇都宮健児(73)、それと、ネットの騒ぎで目立つのがれいわ新選組代表・山太郎(45)の3名の争いで、他にダークホースもないだろう。 そして、いわゆるリベラル票が宇都宮氏と山氏で割れる。リベラル票の全体は、前回のその全体であった鳥越俊太郎氏を指標にすれば、だいたい20%。もっとも、鳥越氏は選挙時にスキャンダル的な話題の影響を受けたので、それがなければもう10%は載せていたかもしれない。都民はけっこう美濃部都政に懲りても青島都政に振れたりするので、鳥越氏当選もあながち無理でもなかったかもしれない。上限30%くらいか。 もう一つの裏面で言うなら、前回自民党的な保守層の票を担った増田寛也氏

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    BUNTEN 2020/06/18
    ネタ選挙ができる東京が羨ましいとぼやく田舎者BUNTEN.
  • 「# 検察庁法改正案に抗議します」が理解できなかった: 極東ブログ

    私のようなのんきなブロガーでも、昨日の朝、降って湧いたようにTwitterで、「#検察庁法改正案に抗議します」というタグが広がっているのを知った。印象としては、自然な市民の声というより、9日の夜に事実上組織的な仕込みがあったんじゃないかという不審な感じがした。しかし、それはそれとして、何の騒ぎなのか当の問題点を理解しようとしたのだが、よくわからなかった。合わせて、政府が示した三権分立の図は間違っている、といった話題が付随していた。が、こちらのような概ねくだらない騒ぎと見てよいようだった。 重要なことは、検察庁法改正案の問題点を理解することだが、自分なりに一次情報(閣第五二号 国家公務員法等の一部を改正する法律案)に当たってみたのだが、皆目わからない。率直なところ、私のような凡庸な市民にはわからない性質かなと思った。その後、この運動の盛り上がりに付随する説明などを読みながら、もにょった。 ま

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    BUNTEN 2020/05/11
    「最高裁判事の任命が内閣のフリーハンド」しかし最高裁判事には国民審査がある。(国民審査の仕組みに問題があるという話は別途。)
  • 「おなかが空いた」という言葉を怖いと感じる感覚について: 極東ブログ

    語の日常会話では「主語」が抜けることが多い。しかも、そのほうが自然な会話になるという話を聞いていて、「おなかが空いた」という例が挙げられていた。ぎょっとした、私は。 その話では、「私がおなかが空いた」というのは、「私」に重きを置いた表現で、自然な日語の会話では出てこないというのだ。もちろん、それはそうかもしれないと私も思った。 ただ、私はぎょっとしたのだ。 私は、私の身近な他者から、「おなかが空いた」と言われると、冷水を浴びたような感覚になる。物心ついてからそうなので、訓練に訓練を重ね、その驚愕感を表出することはないので、私の身近な人も私のそうした内面は知らないだろう。 が、まず、怖いのである。そして、何が怖いのかと考えることもある。他者の気持ちや渇望が自分に、ぬるっと侵入してくるような気持ち悪さとそれを避けることができない怖さというものに近い。 だから私は、「おなかが空いた」と他者

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    BUNTEN 2020/04/25
    何か食べたい(何々を食べたい)、という言葉の場合はどうなのだろう。私は同義として言い換えてみたのだが。
  • 「国家の重⼤局⾯」で複数の声はどのように可能なのだろうか?: 極東ブログ

    昨日、厚⽣労働省のクラスター対策班の北海道⼤学‧⻄浦博教授は、⼈との接触を以前の八割まで減らさないと、COVID-19の流⾏終息までに、⼈⼯呼吸器などが必要となる重篤患者は約85万⼈となり、また、その49%にあたる約42万⼈が死亡する、という推計を発表した。⻄浦教授は「今は国家の重⼤局⾯にさしかかっている。今のままではまずい」とも述べていた(参照)。 驚くべき惨事の予測であり、しかも、感染症の専門家の予測なので、科学的に正しいものだろうと、まず思うが、驚きという印象に詳細が知りたいという思いも伴う。 どのような推計かという点については、新型コロナクラスター対策専門家のTweetにある(参照)。 説明を聞いていて、素朴な疑問が3点浮かんだ。 ①R0=2.5の設定根拠は欧米での感染爆発からの推定値なのだが、なぜ日の値を推定値に取らないのだろうか? おそらく、日の推定値がわからないからだろう

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    BUNTEN 2020/04/16
    日本は検査数を絞ってきたから日本における基本再生産数はたぶん計算できないのではないかなぁ。
  • アニメ『イエスタデイをうたって』の一話目でスイッチが入る: 極東ブログ

    アニメ『イエスタデイをうたって』が今季のアニメに入っていて、なんとなく見た。オープニングの時点で、ああ、スイッチが入ってしまった、と思った。僕は、若い頃を甘酸っぱく思い出してその情感に浸るというのはしない。若い頃聞いた曲とかもそれほど聞かない。嫌なのだ。が、なぜ嫌かというと、スイッチが入って懐古モードになってしまうこともあるからだ。だが、入ったなあ。 ウォークマンがいけない。大学は卒業したが就職できずコンビニバイトしているフリーターの魚住陸生がウォークマンをしていた。懐かしすぎる。あれが出たときの感動を思い出す。友人も興奮していた。すごいよ、これしていると、日常生活が映画のシーンみたいになるんだ、と。それは革命的なほど生活の感覚を変えるものだったのだ、当時。いつ? 1979年。40年ほど前というか、昨年復刻モデルとか出てたな。 アニメのそれは体は初期モデルに似ている。ヘッドホンはオレンジ

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    BUNTEN 2020/04/09
    昔、無線版キツネ狩りの一着景品でパチモノ・ウォークマンを貰った記憶があり、まだ退学してなかったような気がするのでもう少し前だと思っていたが、確かに79年発売のようだ。そんなに新しかったかしら。
  • ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』: 極東ブログ

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    BUNTEN 2020/04/08
    原作は小説っぽいな。ドラマを追うのは苦手だが小説なら読めるかもしれないので心の引き出しに入れておくことにする。
  • 法と道徳の境界:リクライニングと横断歩道: 極東ブログ

    このところ、ぼんやりしていると、いつの間にか、法と道徳の臨界について考えている自分がいる。難しい話ではない。具体的な2つの事例で書いてみたい。 1 飛行機や長距離列車の座席の背もたれを自由に倒してよいか? 飛行機や長距離列車の座席の背もたれ(リクライニング)を、後ろの人に配慮せずに自由に倒してよいものだろうか? 常識的に考えれば、後ろを確認して、人がいたら「席、倒していいですか?」と声をかけるというものだろう。それで大抵は問題とはならない。だから、深刻化しないとも言えるかもしれないが。 それで、もし、後ろの人が、「やめてください」と答えたら、どうなるだろうか? 常識的には、しかたないなと、背もたれを倒すのを諦めるものだろう。ただ、その時でも、変な人の前の席になっちゃったなあ、アンラッキーくらいには思うだろう。 逆に自分がその後ろの席だった場合はどうか。常識的には、「どうぞ」と答えるだろう。

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    BUNTEN 2020/03/29
    自転車で数十分の範囲の信号のない二つの横断歩道の一つはほとんどの車が止まらないがもう一つは半分以上止まるので、県民性とかとは別の要因があると思われる。(何なのかはよくわからない。)
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で心がけていること: 極東ブログ

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で心がけていることをまとめてみた。あくまで個人的な見解で異論もあるだろうとは思うし、デマと批判されるかもしれないなとは思う。いちおうそれぞれに理屈はつけておくので、繰り返すけど、あくまで、ご参考までに。(あと、身近に感染者がいる場合は、話は別です。) マスクをしない 市販のマスクには、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの予防効果のエヴィデンス(科学的根拠)は、ない。「水への伝言」と同じ。ただ、今後今回の騒ぎののち、効果が検証されるかもしれないが。 マスクは花粉症の人や抗がん剤治療の日常生活に必要とする人もいるので、そういう人が入手しやすい状況を支援したい意味でも、市販マスクの購入はしない。(参照) マスクをすることで病原体が口に触れるのを防ぐという人がいるが、これらのウイルスは目からも感染するので、だったらなんでメガ

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    BUNTEN 2020/03/17
    医療関係者に行き渡ったら、次は花粉症のためにマスクの大量供給が欲しい。
  • オカリナを3つ買った話: 極東ブログ

    オカリナを3つ買った。結局、という感じ。どれもプラスチックのオカリナなので、オカリナをきちんとやる人には参考にならない話が、以下である。 なぜ、オカリナ? 合唱の音取り用である。この用途にはすでに小さい電子キーボード(SA-46)を買って使っていたのだが、それでも持ち運びというか、気楽に持つには大きい。ので、小さな笛のようなものがあればいいかなと考えていた。それで、オカリナ、ということになったかというと、そうでもない。私はオカリナがあんまり好きではないのだ。小学生のころ学研の学習という雑誌の付録についてきたプラスチックのオカリナを使っていたことがある。面白いなくらいには思ったが、中学生以降吹いた記憶がない。それと、オカリナが好きな人というのに微妙な抵抗感があったりもした。なんだろ、トトロみたいな。 リコーダーはどうか?というと、リコーダーには小学生のときのトラウマ記憶がくっついているのでや

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    BUNTEN 2020/03/16
    「リコーダーには小学生のときのトラウマ記憶がくっついている」位相は違うだろうが俺もだ。
  • トイレットペーパーとティッシュペーパー: 極東ブログ

    「ドラッグストアでもコンビニでもティッシュ、売ってなかった」と子供に言われ、「じゃあ、書道の半紙でも買ってきて、手頃な大きさに切るといい」と言うと、話にならないという顔をされた。そうか? 僕の子供の頃は、ティッシュペーパーもトイレットペーパーもなかったぞ、茶道でも、ティッシュペーパーは使わないぞ、と思ったが、それは言っても詮無いので黙っていた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広まるにつれ、世間とニュースがおかしくなってきたので、できるだけ、不合理な情報は耳に入れないようにしているが(医療用マスクと簡易マスクを同次元で報道しているんじゃないかな)、それでも、トイレットペーパーが品薄という話は自然、耳に入り、驚いた。まさか。どこの馬鹿が。と一瞬思って反省した。昭和48年(1973年)のトイレットペーパー騒動をリアルに知っている自分には思い当たることがある。あの時代の渦中の空気を

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    BUNTEN 2020/03/04
    「どこの馬鹿が。」身も蓋もない言い方。しかし、たまたま家の在庫を切らした時に品切れに遭ってパニクらずにすむ人はそうおるまい。
  • 「桜を見る会」を見るに: 極東ブログ

    「桜を見る会」問題にまるで関心がわかない。またくだらないことやって国会を浪費しているなあと思うが、国民から選ばれた代議士がやっているのだから、くだらないと思わない国民もそれなりに多いのだろう。そうした国民の政治意識も民主主義というのは汲み取っていかないといけない。私としては、そういうものだろうと思うに留めるべきだ。 それでも、「桜を見る会」がなぜ問題なのかというのが、いま一つわからない。Huffpostに『「桜を見る会」が5分で分かる。安倍首相の関与、破棄された招待名簿など5つのポイント』(中崎太郎記)という記事があったので、目を通す。項目に自分のリアクションを添えてみる。 ポイント1:招待に安倍首相の関与は? →関与はあっただろう。 ポイント2:前夜祭の費用は誰が負担? →論点が理解できず。 ポイント3:不適切な人物が招待された? →論点が理解できず。 ポイント4:名簿・公文書の管理。政

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    BUNTEN 2019/12/07
    「重要問題で、与野党の本格的な攻防」いや嘘つきが跋扈している場で本格論戦は無理でしょ。
  • 地球温暖化問題と気候正義: 極東ブログ

    国連の「気候行動サミット」での16歳の環境活動家グレタ・トゥンべリさんの演説が話題だった。内容については、彼女が、科学に耳を傾けてくださいというのは、よく了解できたが、微妙な違和感のようなものが残った。それはなんだったか、いろいろ自分なりに思いをめぐらして、思うことがあった。地球温暖化問題と気候正義である。 地球温暖化問題については、自分なりに考えてきたが、気候正義ということについてはあまり考えてこなかった。グレタさんが訴えたことは、地球温暖化問題と気候正義の2つの側面があり、後者について、自分はどう対応していいか、よくわからないということに直面した。 気候正義とは、Climate Justiceの訳語で、それをうたったNGO FoE Japanによると、こうだ。 Climate Justice (気候の公平性)とは、先進国に暮らす人々が化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした気候変動

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    BUNTEN 2019/09/28
    「日本が貢献できることは、先進国のなかでも群を抜くエネルギー効率の良さ」それはおそらく首都圏への人口や産業の集中による部分が大きいと俺は思っている。(たとえば人間の移動は効率最高の鉄道中心。)
  • 微妙に人類はもう終わった感を覚えた: 極東ブログ

    ええと、この人は誰でしょう? 答え、誰でもありません。この人は、いません。 AIで作り出された顔だからだ。 先日、『俺の嫁を描かせてみた』という記事を書いた。あれは、日のアニメに出てくる女性の顔からAIがアニメの顔を描いたものだった。原理的には、人間の顔からでもできる。顔が自動生成できるのである。できた一例がこれだ。 generated.photosというサイトからたどれるGoogle Drive上では、AIが合成した10万点画像が閲覧できる。現状は商用は禁止しているが、他は著作権フリーである。 まあ、やればできちゃうんだろうな、とはわかっていても、これを眺めると、微妙に人類は終わった感を覚える。もう人類はいない。人類が見たければ、ここに写真がある、みたいな。 これらは、実際は、AIだけで作ったのではなく、レタッチも入っているらしい。今後は動画もできるらしい。 入力の素材は、29,000

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    BUNTEN 2019/09/24
    親の経年変化のデータを与えておけば、年齢に応じた子のハゲ具合とかも予測できるようになったりするのだろうか。そういう世界はやっぱり何か嫌だ。
  • 映像化される「私」の自己確認とでもいうか: 極東ブログ

    これってなんだかアニメみたいだなと思うことがあって心にひっかかっている。それが社会問題なのだと声を上げたいわけでもない。映像化される「私」の自己確認とでもいうか。まあ、とりあえず3つほど書いてみよう。 いきなりパノプティコン 京アニ放火事件の容疑者が、街中を歩く光景をニュースとしてなんども見せられた。それほどそんな映像を見たいとも思っていないのに、見る機会は多かった。それと、「あおり運転男」の関連映像もそうだった。 何か事件があると、その人の街中の映像がよく流れる。そりゃ、あっちこっちに監視装置があるんだから。 監視社会というのは簡単だが、なんとも奇妙な幻想が入り交じる。あの溢れんばかりの監視装置に私も監視されている。どこにいても監視されている。そういう自分を受け入れているし、どこかしら、幻想のなかで、そういうふうに映像として自分を見ているような気がする。 自分がいつも見られている社会の完

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    BUNTEN 2019/08/21
    1984を超える1984。俺が犯罪予備軍として殺される側にいるのは言うまでもない。
  • 香港はどうなるか? 2019年夏: 極東ブログ

    香港の民主化デモの勢いが止まらず、8月12日には香港国際空港が閉鎖された。この事態はどうなるのだろうか? 少し考えてみた。 最悪の事態は天安門事件の再来 まず、最初に考えるべきことは、最悪の事態である。これは、意外なほど明確だ。天安門事件の再来である。つまり、軍が動いて民衆を虐殺することである。 日を含め、世界の側としては、なによりも、この最悪事態を避けるために、尽力しなければならない。 ということは、民主化デモを支援することと、最悪事態の回避は、状況によっては分離して考えなくてはならない局面がありうる。 レッドラインはどこにあるか? 最悪事態である中国の軍による民衆虐殺が発動する限界としてのレッドラインはどこにあるか? これも意外に明確である。香港の独立である。 問題は、「香港の独立」がこの状況で何を意味するか?ということだ。 これは、香港特別行政区政府が市民側に立って独立を宣言するこ

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    BUNTEN 2019/08/14
    最善の結末は中国本土の香港化というか一党独裁の廃棄だろうな。中国の1人当たりGDPが先進諸国並みになるまで一国二制度を続けるなら最善の目もアリだろう。