中国の軍事的挑発がエスカレートしている。沖縄県・尖閣諸島周辺海域への中国公船の侵入だけでなく、中国軍機が南西諸島を通過して太平洋まで初飛行したうえ、中国海軍のミサイル駆逐艦など5隻が、7・21参院選を挟むように日本列島を1周したのだ。中国経済の失速が指摘されるなか、習近平国家主席は「反日世論」に火をつけて、国民の不満をそらすつもりなのか。それとも、中国人民解放軍の一部が暴走しているのか。 「今までにない特異な行動で、今後を注視していきたい」 安倍晋三首相は25日、中国軍のY8早期警戒機1機が前日、沖縄本島と宮古島の間にある公海上空を通過し、東シナ海から太平洋を往復飛行したことについて、こう語った。 中国の対米防衛ラインである第1列島線(九州-沖縄-台湾)を中国軍機が越えて飛行したのは初めて。小野寺五典防衛相は「ますます中国が海洋進出していく1つの方向ではないか」と警戒感をあらわにした。 さ
北朝鮮包囲網が狭まっている。オバマ米大統領は、韓国の朴槿恵大統領と会談し、北朝鮮の挑発行為や核保有を容認しない考えで一致。中国の国有銀行も、北朝鮮の貿易決済銀行との取引停止と口座閉鎖を通知した。北朝鮮は今後、どんな行動に出るのか。米民間シンクタンクが、北朝鮮による軍事行動をシミュレーションしたところ、「日本に最初のミサイルを撃ち込む」という、衝撃的リポートが存在した。 ワシントンの国際安全保障研究機関「外交政策イニシアチブ」(クリストファー・グリフィン所長)は4月10日付で、「北朝鮮に関する米国と日本のウォーゲーム(図上演習)からの教訓」というリポートを公表した。ここには、以下の驚くべきシナリオが記載されていた。 《北朝鮮が軍事行動に踏み切る場合、有効な手段として、まず日本の無人地域に弾道ミサイルを撃ち込む。(意図的に)死傷者を出さず、『次は都市に撃つぞ』と脅す。北朝鮮は『日本は軍事的に反
首都高速道路株式会社と東京都は、現在工事を進めている首都高速中央環状品川線の開通が予定より1年遅れ、平成26年度末になることを発表した。シールドマシンによるトンネル掘削完了後の出入口工事や換気所工事において、出水が発生したことが原因だという。 出水が発生したのは五反田出入り口と目黒川地下にあたる南品川換気所。昨年1月~9月にかけて大量の地下水が出たため、一時工事を中断して薬剤で水を固める作業を行い、今年1月から工事を再開した。このあたりはまさに地上での工事が慌ただしく行われている場所。そこで様子を見るために山手通り沿いの五反田出入り口付近を歩いてみた。 地上での工事が行われているのは山手通りの西五反田1丁目(桜田通りとの交差点)~大鳥神社(目黒通りとの交差点)間。昨年は西五反田1丁目付近に大きな防音ハウスが建てられていたが現在は撤去され、地上で換気塔の建設が行われている。現在はかむろ坂
兵庫・淡路島や東京・三宅島などでマグニチュード(M)6級の地震が頻発している日本列島で危険な兆候が現れている。福島県沖で異変がみられ、専門家は「アウターライズ(海溝外縁部)型地震の危険が高まっている」と指摘。「今後、数カ月以内に起きる兆しがみられる」というのだ。実際に発生すれば、東北地方沿岸を最大10メートルの大津波が襲う可能性もある。悪夢が再び訪れるのか。緊張感が漂っている。 「不気味な小康状態が続いている。巨大地震がくる前の『嵐の前の静けさ』のようだ」 東海大学海洋研究所地震予知研究センター長の長尾年恭(ながお・としやす)教授(地震電磁気学)は、不安げにこうつぶやいた。 長尾氏は東大大学院で地震予知研究を深め、予知で実績のあるギリシャ・アテネ大で共同研究に取り組むなどその道の専門家として知られる。 現在、同センターでM7以上の巨大地震などを予測するため、各地のデータを分析。列島
一党独裁国家が「帝国」の本性を現してきた。中国外務省の報道官は26日、沖縄県・尖閣諸島について「武力行使も辞さず」の意味を込めた「核心的利益」に位置付けたことを初めて明言した。23日には島周辺に中国軍の新型戦闘機など40機超が飛来していたことも判明。さらに、26日で中国公船の領海侵入が昨年来41回にのぼるなど、領土的な野心はとどまるところを知らない。 中国外務省の華春瑩報道官は26日の定例記者会見で、尖閣について「中国の核心的利益だ」と明言。中国側はこれまでも、同諸島を「核心的利益に準ずる地域」との立場を示してきた。しかし、中国共産党、政府関係者が公の場で「核心的利益」と認めたのは初めて。 中国にとって「核心的利益」とは、台湾やチベット、新疆ウイグル自治区の独立問題など、どんな代償を払っても譲歩できない問題に使う外交用語。「武力行使も辞さない」という意味が込められている。 日本の政府
東京電力福島第1原発1号機の燃料棒が「メルトダウン(炉心溶融)」を起こしていたことで、事故収束に向けた工程表は大幅な見直しを迫られることになった。東電は、各原子炉を格納容器ごと水を満たして冷やす「冠水(水棺)」が工程表実現の「一番の近道」としていたが、そのモデルケースになるはずだった1号機の惨状が明らかになり、2号機以下の作業が立ち往生する恐れも出てきた。 東電によると、1号機の燃料棒は冷却水から完全に露出して溶け落ち、圧力容器下部に生じた複数の小さな穴から水とともに格納容器に漏れている可能性があるという。 1号機は、水棺作業が最初に始まった原子炉で、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「(工程表の)トップランナー」と期待を寄せていた。だが、メルトダウン発覚を受け、専門家は「工程表通りに冷温停止に持っていくのは難しい」と語っている。 第一走者が最初からつまずいた格好だが、続く作業はさ
いまだに行方が知れない1万6000人もの集中捜索に向け、約7000人の兵士を現地に派遣した米軍。これだけでも、日本人として十分頭が下がる思いだが、大災害の映像に心を痛め、単身米国から被災地に自費で乗り込んだ元消防士がいる。2001年9月11日の世界同時多発テロ発生時、崩壊したワールドトレードセンターで救助活動に参加し、生還した1人だという。 米CBSによると、米ミネソタ州在住の元消防士トム・クラークさん(50)は先月11日、東日本大震災の惨状をテレビで見た瞬間、迷わず日本行きの航空券を予約。15日には、宮城県仙台市に入っていた。同局の取材に、その意気込みをこう語っている。 「あまりに多く人が一度に犠牲になったことが、私を駆り立てた。グラウンドゼロを体験した私が、現地に行くことに何も疑問は湧かなかった。『行くべきか行かないべきか』ではなく、『オレは行く。そのためにどうする?』という感じだ
東京電力福島第1原発の事故を受け、米国内で「反日感情」が高まりつつある。東日本大震災直後は同情も多かったが、菅直人政権の原発危機への対応のひどさに、ヒラリー国務長官までが「日本は信用できない」と激怒。米メディアが「今週末にも、太平洋を超えて放射性物質が到達する」と報じたこともあり、西海岸はパニック状態になりつつある。 「日本の指導者の欠陥が危機感を深める」 ニューヨーク・タイムズ紙は16日、こんな強烈な見出しで、菅首相が臨機応変の対応力や官僚機構と円滑な協力関係に欠けるため、国家的危機への対処を大幅に弱くしている、と指摘した。 今週に入り、米政府やメディアは総じて日本に厳しい。悲惨な大震災への同情はどこかに吹き飛んでしまった。 米国在住のジャーナリストは「ホワイトハウスや議会で連日、日本の原発危機に関する会議や公聴会が開かれているが、『日本政府や東電は情報を隠蔽している』『混乱して
覚せい剤取締法違反罪で昨年11月に有罪判決を受け、執行猶予中の元女優、酒井法子(39)が18日、昨年8月の逮捕後初めてテレビに出演する。薬物事件について語った自叙伝「贖罪(しょくざい)」(朝日新聞出版)のPRのためとみられるが、その発言内容が注目される。 酒井が出演するのは、TBS系の情報番組「ニュースキャスター」(午後10時)で、事前にインタビューを録画。関係者によると、事件当時の胸中を振り返ったという。 酒井が懲役1年6月、執行猶予3年の判決が確定したのは昨年11月25日。それからわずか1年後に本を出版したことについて、元所属事務所のサンミュージック関係者の間からも「時期尚早だ」との非難が出ていた。今回のテレビ出演で、さらなる波紋を呼びそうだ。
タレント、長谷川理恵(37)と22歳年上の俳優、神田正輝(59)の真剣交際が発覚した。 2日発売の「女性セブン」は、2人がレストランで食事し、スナックでカラオケの後、ぴったり寄り添って神田の自宅へ向かう様子などを詳しく伝えている。 出会いは今年5月、神田が司会を務めるテレビ朝日系旅番組「朝だ!生です旅サラダ」に長谷川がゲスト出演したこと。その直後から交際が始まったという。 長谷川はかつて、19歳年上の俳優、石田純一(56)と交際していた。神田はさらに年上で、長谷川はやはり年上好き? 一方の神田は1997年に歌手、松田聖子(48)と離婚後はフリーが続いている。双方の事務所もなりゆきを当人に任せており、結婚の可能性も十分ありそうだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く