キャラビジネス進化論! アニメは“量産化”の罠にはまった アニメ・ビジネス・フォーラム2007@NBonline [1/3] 2007年2月4日(日)09:00 コンテンツ産業の花形として取り上げられるようになったアニメーション。しかし、そのビジネスの現場は決して明るい雰囲気ではない 。業界の構造分析と成長のソリューションを求めて、1999年末から毎年開催してきた「アニメ・ビジネス・フォーラム」。今回はセミナー形式ではなく、Webでの情報発信に形を変えて、アニメ産業、映像産業の現状を追ってみた。 「今、アニメ業界は盆地から何とか出口を見つけて這い上がろうとしている状況だ。ビジネスモデル的に大きな曲がり角にきているのは間違いない」 アニメ関連企業大手の幹部はこう漏らす。 図1 アニメDVD新作数 上図の通り、かつてないほどの数の作品が生まれているアニメ業界だが、2006年を振り返った時、国内
ネット狂騒時代、テレビ局の憂鬱 【第10回】「あるある大事典」捏造で浮き上がるテレビと政府の“特別な関係” [1/2] 2007年1月31日(水)09:00 フジテレビジョン系の情報番組「発掘!あるある大事典2」で、「納豆がダイエットに効く」と紹介されたことにより、納豆が売れに売れ、多くのスーパーやデパートで品薄に陥った。ところがその後、番組で使用された実験データなどが捏造(ねつぞう)されていたことが発覚し、大騒動に発展している。 番組を作ったフジテレビ系列の関西テレビ放送はスポンサーに逃げられ、視聴者から苦情が殺到し、社員の処分を余儀なくされるなど、対応に大わらわだ。加えて関西テレビの関係者がテレビ業界を監督する総務省に呼び付けられるなどして、調査を受けている。いずれ総務省からお叱りを受けることになりそうである。 新聞や雑誌でも捏造記事が発覚すれば、広告主に逃げられ、読者の信用を失い、
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