anond:20150722201244 の記事で、 感電と、電流・電圧について説明不足があるようなので、記しておく。 そもそも何で電流や電圧が話題になるかを理解するといい。 「感電に影響するのは電流だけであって、電圧は関係ない」 と思っている人がいるようだが、それは違う。 重要なのは、心臓を止めるだけの電気であって、それは、電流と時間によって決まる。 (この関係についてはブコメのリンク先にある。) ここで、心臓を一つの抵抗体としてみれば、電流と電圧は比例するから、 危険な電気の量は、電流で定義しても、電圧で定義しても、どちらでも同じことだ。 両者をあえて区別する必要はない。 ではどうして感電で電圧よりも電流が重視されるかというと、 電圧は測定する場所ごとに値が変わるからだ。 たとえば 10の長さの抵抗体を 10分割したら、部分ごとに電圧も 10等分される。 元が 100ボルトならば、 1