南海電鉄は10日、難波駅(大阪市)の自動券売機で釣り銭が間違っていたと発表した。 同社によると、午前9時20分ごろ、切符を購入した客から「釣り銭が足りない」と指摘があり、100円と10円の硬貨収納場所が逆になっていたことが判明。朝に係員が入れ間違えたという。 ほかに3件分の計540円を取りすぎており、申し出があれば対応するという。
ぷらっと沿線紀行(45) 南海電鉄和歌山市駅を出た2両編成の電車は、紀ノ川駅で本線から西に分かれ、全長9.6キロ、単線の加太線に入る。 線路に挟まれて改札がある東松江駅。夕暮れの駅舎に明かりがともった城ケ崎海岸からのぞむ紀淡海峡。島影の向こうに夕日が沈んでいった供養のため淡嶋神社に納められた人形軽便鉄道時代の橋脚が使われている河西橋加太地区に残る砲台跡=いずれも和歌山市で加太線は無人駅が少ない。駅員が電車や乗客を出迎える=和歌山市の加太駅で 東松江駅では、島式ホームの反対側に行き違いの上り電車が待っていた。乗客は駅構内の踏切を横切って改札口へ歩いていく。時間が緩やかに流れるようだ。 終点の加太駅まで24分。寄せ棟造りの木造駅舎は、1912(明治45)年、加太軽便鉄道として開業した当時のままだ。「駅舎を見るためだけに、はるばる訪れる人もいますよ」と、駅長の加藤文男さん(69)。
南海電気鉄道は19日、米ファルコン・ウォーターフリー・テクノロジーズ製の無水小便器「ウォーターフリー」を18駅に73台設置したと発表した。水を一切使わないことから年間約2万2000トン、金額にして約600万円の水道代が削減できるという。同社は今後も、同小便器の設置駅を拡大していきたいという。 ウォーターフリーはトイレ本体、特殊カートリッジ、格納容器の3つで構成。トイレ底面に設置された特殊カートリッジ内の密閉液が、配水管から上がってくる尿の悪臭を遮断する。 また、洗浄に水を使用しないため、水の中のカルシウムイオンと尿が反応してできる尿石(悪臭のもと)ができにくい。さらに、トイレ本体にも水あかがつかないので、手入れは専用クリーナーをつけた布でふくだけの簡単さが特徴だ。 南海電鉄は平成19年3月に、箱作駅(大阪府阪南市)に初導入。これまでに難波駅(大阪市中央区)や堺東駅(堺市)など18駅で設置を
花のラッピング電車 秋を行く 2007年11月04日 秋の紀州路を花の電車が走る――。南海高野線に花模様のラッピングをした電車が登場した。シャクナゲ、サルスベリ、ヒマワリ、ニッコウキスゲ……。九度山町の三つの小学校の児童約200人が、それぞれ1点ずつ描いた。 花のラッピング電車 花模様の電車は2両。車両の両側は一面花盛りだ。乗客たちは「いい気分」。南海電鉄も「旅行の楽しさを一層盛り上げてもらえたら」と期待を寄せる。今後1年間、この電車を運行するという。
ぷらっと沿線紀行(16) 堺市に住む作家の難波利三さん(70)は、編集者と打ち合わせをするときに「スイスホテル南海大阪」をよく利用する。ビルの谷間から顔をのぞかせるロケット。様々な光が交錯して近未来的な空間をつくり出していた南海なんば駅は大阪・ミナミの玄関口。1日の利用客は26万人を超える高島屋が入居する南海ビル。建設当時の様式を復活する外壁の改装工事が予定されている関西空港と結ぶ特急「ラピート」が入線してきた。愛称は「鉄人28号」=いずれも大阪・難波で1938(昭和13)年ごろのなんば駅のホーム。円形ドーム形のガラス張り天井からは外光が降り注ぎ、明るい雰囲気だった(南海電鉄提供) 泉北高速鉄道から南海高野線を経て南海なんば駅に着くと、その真上に乗っかっているのがこのホテル。「徒歩0分」の便利さが気に入っている。 直木賞を受賞した「てんのじ村」など、大阪を舞台にした小説を多数著し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く