お金を入れて「出発進行」 東急、効果音付き貯金箱発売2008年12月17日8時47分印刷ソーシャルブックマーク 田園都市線5000系電車型貯金箱(左)と東横線5050系電車型貯金箱 お金を入れると、行き先のアナウンスやドアの開閉音が聞こえる電車型貯金箱が16日、東急電鉄の駅売店約90店などの店頭に並んだ。「東横線5050系」と「田園都市線5000系」の車両をデザインした2種類で、売店を運営する東急ステーションリテールサービスが売り出した。 貯金箱は硬貨を入れるとライトが点灯、それぞれ電車にゆかりの3種類の音が流れる。ピンクのストライプの入った東横線車両貯金箱は渋谷行き特急。硬貨が入ると、踏切の音、警笛、「次は渋谷、渋谷、終点です」というアナウンスの3種類が、順番に流れる。緑のストライプが入った田園都市線車両貯金箱は急行中央林間行き。行き先のアナウンスのほか、ドアの開閉音、走行音が流れる。
阪急電鉄(大阪市)の角和夫社長は十六日、西宮市の住民などが建設を求めている神戸線の「武庫川新駅(仮称)」について、「当社が一定の費用を負担するのはやぶさかではない」などと前向きな考えを示した。着工や完成の時期については「(関係者間で)話がまとまってからのこと。ただ、決断すれば(着工から完成までの流れは)早い」としている。 新駅が求められているのは西宮北口-武庫之荘駅間(三・三キロ)。武庫川をはさむ住宅街で「ほかの区間と比べ、少し長い」(角社長)という。 通常の駅は着工から約一年で完成するが、新駅は中間地点となる武庫川の橋上に設けることが想定されており、角社長は「地上駅とは事情が違うが、何年もかかるものではない」と述べ、西宮と尼崎の市境となることから「両市の協力を心待ちにしている」と話した。 これまで関係者間の具体的な協議には至っていないが、今月十日、山田知西宮市長が市会本会議で「実現に向け
十六日に政府・与党が合意した北海道新幹線・長万部-札幌間などの着工で、最大の課題となっている安定財源確保について金子一義国土交通相が同日の記者会見で「財源確保は可能」と明言した。新たな財源として浮上してきたのが、国に代わり整備新幹線を建設・所有する独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道運輸機構)の剰余金約一兆三千億円。いわゆる「霞が関埋蔵金」の一つだ。 今回の政府・与党合意では、建設財源について、すでに最大六千億円と試算されるJRからの施設貸付料に加え、鉄道運輸機構の特例勘定(剰余金)、既設新幹線譲渡収入、地域開発予算などの活用検討を明記した。 このうち鉄道運輸機構の剰余金は、旧国鉄清算事業団から引き継いだ事業で生じた。 同機構は、旧国鉄の土地やJR各社の株式の売却などで国鉄職員への年金支払いなどを行っている。この業務の原資は現在、約三兆五千億円に上り、対象者約三十万人への支払い
東日本旅客鉄道では、「燃料電池を搭載した鉄道車両(電車)の本線走行試験」について報告したほか、今後の課題について発表した。 燃料電池を搭載した鉄道車両でCO2削減 東日本旅客鉄道 JR東日本研究開発センター 課長 古田良介氏 東日本旅客鉄道 JR東日本研究開発センター 課長 古田良介氏は冒頭、鉄道業界の環境負荷について、日本では圧倒的に鉄道による輸送が多く、自営の水力発電所などから電力を供給している同社の鉄道は、乗り物の中で最もCO2の排出量が少ないが、年間消費電力は運輸業界の中で3番目、鉄道部門の中では1番多いことを説明。新しい動力源による環境に優しいシステムチェンジとして、2000年からは第1ステップとしてディーゼルハイブリッド方式を開発、第2ステップとして2006年より燃料電池ハイブリッド方式への車両改造、走行試験を進めている。 燃料電池ハイブリッドは、一般気動車より燃料からの効率(
和歌山県北山村は住民の貴重な交通手段となっている村営バスの無料化を決め、全住民を対象に「村営バス利用優待券」の発行を始めた。優待券の使用は来月4日からで、すでに住民の半数近くが申請手続きを済ませている。全住民を対象にした無料バスの運行は県内で初めて。 村の人口は512人(11月30日現在)で、65歳以上の高齢化率は45.9%。車やバイクを使用できない高齢者の交通手段として欠かせない村営バスは、昭和59年10月に運行が始まった。 現在運行しているのは、村~JR熊野市駅(三重県熊野市)が1日2往復で料金は620~860円。村内は1日1往復で料金は80~200円。平成19年度の利用者数は延べ5014人で、うち65歳以上は4048人、年間の運行収入は約227万円だった。 原材料価格の高騰などによる物価高や住民福祉を考慮し、村は無料バスの運行を決定。5日から281世帯に申請書を配布したところ、16日
受験シーズンを前に、路面電車のレールにまく滑り止め砂を入れた「合格祈願 お守り砂」の発売が16日、学問の神様をまつる岡山神社天満宮(岡山市石関町)などで始まった。同日朝、同神社で合格の祈とうを受けたお守りが社務所などで販売されると、さっそく市民らが買い求めていた。 岡山電気軌道(同市岡南町)が“滑り止め”にあやかって企画した1000個(1個500円)限定販売の合格グッズ。砂を詰めた小瓶を絵馬型の袋(縦9センチ、横10センチ)で包み、絵馬には「合格行き」の路面電車が描かれている。デザインは同市出身のデザイナー、水戸岡鋭治さんが担当した。 今年で3回目の発売だが、御利益を求める受験生らに大好評。昨年は販売開始から2週間足らずで完売し、中には就職祈願で購入する人もいたという。 同社スタッフは「今年もすでに予約注文が入っており、受験生の心の支えとして使ってもらえれば」とPR。同天満宮のほか、同社電
“すべり止め”で合格を―。受験生の志望校突破を願い、岡山電気軌道(岡山市岡南町)は16日、路面電車のスリップ防止としてレールにまく滑り止め砂を入れたお守り「合格祈願 お守り砂」を発売した。 お守りは、砂を詰めた小瓶が絵馬の形をした袋に入っており、超低床路面電車「MOMO」をイメージした絵が描かれている。同日、発売前に岡山神社(同市石関町)で祈祷(きとう)式が行われた。 1個500円で1000個限定。問い合わせは同社電車営業部(086―272―1811)。 同社は2006年から、受験シーズン前にお守り砂を販売している。
トップ > 経済 > 速報ニュース一覧 > 記事 【経済】 JR東海にリニア追加調査指示へ 国交省 2008年12月17日 12時19分 国土交通省は17日、JR東海が2025年に首都圏−中京圏での開業を掲げるリニア中央新幹線の着工の前提となる追加調査を来週、JR東海と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に指示する方針を固めた。 調査報告書の提出期限については「地元調整を十分にしてから」などとし、示さない方向で最終調整している。 調査の項目は建設費、輸送力、技術開発など4項目。対象は(1)長野県の茅野から伊那、飯田を通る南アルプスの迂回(うかい)ルート(2)さらに北西を大きく回って茅野から木曽福島、岐阜県中津川へ抜けるルート(3)JR東海が想定する南アルプスをトンネルで貫きほぼ直線で結ぶルート―の3つ。 調査報告書が出た後、ルートや営業主体、建設主体などを国交相が決定する手続きに入る
JR九州は17日、九州新幹線「つばめ」の現行車両をリニューアルした「新800系」を来年夏から導入すると発表した。客室内の前後の壁に金箔(きんぱく)をあしらい、電話室には福岡県の伝統織物「久留米絣(がすり)」ののれんを使用、荷棚に木材を使用するなど、現行の「800系」以上に「和風」を強調した空間に仕立てる。 平成23年春の博多-鹿児島中央間の全線開業に向けて、6両の列車を3編成製造する。1編成当たりの制作費は約21億円で、現行より約3億円高くなる。 これまで「前の席の背もたれが高くて文字ニュースが見えにくい」という声があったため、客室の出入り口の上部にだけあった車内表示器を中央にも設け、背もたれの高さも低くする。また授乳などができる多目的室も設置する。 外装も先頭車両のライトの形を変えるなど、デザインを一部変更する。
九州新幹線に「新800系」=世界初の金箔の壁など〔地域〕 九州新幹線に「新800系」=世界初の金箔の壁など〔地域〕 JR九州は17日、九州新幹線に現行の800系を大幅に改装した「新800系」3編成を来年6月から順次投入すると発表。金箔(きんぱく)で仕上げる壁や凸(とつ)型のライトカバーなど鉄道車両としては世界初の試みを取り入れるデザインを公表した。 2011年の九州新幹線全線開通に向けて、九州内を走る現行の6編成に新たに新デザインで3編成を追加する。外観では立体的な曲面をもったライトカバーが特徴で、かわいらしい印象になる。自動車のライトカバーは立体的なものも多いが、鉄道車両での採用は世界初。空気抵抗などの問題は起きないとう。内装では、世界初となる金箔の壁を客室の仕切り壁の一部に用いるほか、木を多用。「博多織」を額に入れ飾ったり、「久留米絣」ののれんを下げたりして地元九州の雰囲気も出す。ま
トップ > 長野 > 12月18日の記事一覧 > 記事 【長野】 リニア、地元調整「数年かかる」 追加調査で知事見通し 2008年12月18日 二〇二五年に首都圏−中京圏でリニア中央新幹線開業を目指すJR東海などに対し、国土交通省が来週、着工の前提となる追加調査を指示する見通しとなったことについて、村井仁知事は十七日、「自治体として(JRとの間で)すべき調整にきちんと参加させてもらう」と述べた。 調査指示を受けて本格化する地元調整では、ルートや中間駅の場所、建設費負担などをめぐって難航も予想される。村井知事は「すべてはこれから始まる。数年かかるだろう」と見通しを示した。 〇九年度予算に対する県の要望を伝えるため訪れた同省で、記者団に語った。同省では、春田謙事務次官ら幹部と面会したが、村井知事によると、同省側からはリニア中央新幹線について言及はなかったという。 (平野誠也)
12月14日、Googleで検索しようとしてアクセスしたところ、トップのイラストが変わっていることに気がついた。新幹線、それも0系のイラストになっていたのだ。 今までもクリスマスなどのイベントなどにあわせ、トップのイラストが変わることがあった。しかし0系新幹線の引退という、歴史的ではあるけどちょっとマニアックなイベントにあわせてのイラスト掲載ということで、どういういきさつで掲載されることになったのか、Google広報に聞いてみた。 ──このイラストですがどうして掲載することになったのでしょうか。 Google 弊社社員で鉄道ファンの日本人エンジニアより、今回の0系新幹線引退に合わせて掲載したいと提案がありました。 ──どのような経緯で承認されたのですか。 Google 弊社では、パイオニアや革新的な物事、人々を、ユーザーと一緒に讃え、その情報を共有したいと考えています。0系新幹線も、その開
北陸鉄道が石川線の鶴来―加賀一の宮間の廃線を決めたことに対し、地元住民から反対の声が上がっている。同区間は1列車の平均乗客が5人という“過疎”路線。北鉄側は沿線を走る既存のバス路線で代替できるとしているが、地元側は“再考”を促す動きを見せている。(多可政史) ■1000人アンケ 石川線の存続を訴える市民団体「公共交通を守る石川の会」(金沢市)は、利用者1000人を目標に廃止の賛否を問うアンケートを実施中だ。 これまでに約100人が回答し、「年を取ると車に乗れない。電車がないと……」「雪の日はバスが定時に来ない。電車の方が信頼できる」など、ほとんどが存続を求めている。同会は「沿線は高齢者が多く、廃線で生活が不便になると考える人が多い」と分析する。 同会は、高齢者の移動手段や環境への負荷を考えれば、公共交通として鉄道路線を維持していくのが望ましいとして、1月までに集計結果を市や県、北鉄に提出し
京成電鉄は20日から平成22年度開業予定の「成田新高速鉄道」(京成高砂-成田空港間、51・4キロ)の愛称を募集する。 同鉄道は千葉県など出資の第三セクターが建設する新設区間に既存の北総線、京成線の空港第2ビル-成田空港駅を加えたもの。最高時速160キロの新型スカイライナーが京成高砂駅から乗り入れ、都心部の日暮里駅と空港第2ビル駅を最速36分で結ぶことになっている。 ファッションデザイナーの山本寛斎氏が新型スカイライナーのデザインを手掛けたことで話題となった。 応募期間は20日から来年1月15日。京成電鉄のホームページ(http://www.keisei.co.jp)から愛称名募集のページにアクセスする。問い合わせは京成上野案内所(電話)03・3831・0131。
同券は盛岡駅から目時駅(青森県三戸町)までの区間が1月1日の元旦に限り、1日に何度でも乗り降りできる正月向け企画切符。 同社広報部は「乗り降りが自由なので、沿線の小旅行など普段なかなかできない旅に使ってみては」と提案。「割安なので(盛岡以外の)県北のお客様は初売りなどに利用してほしい」と話す。「天気がよければ、電車から見る初日の出もなかないい」とも。 料金は、大人=1,000円、小児=500円。斗米駅と目時駅を除くIGR各駅で販売中。元旦当日と車内での販売は行わない。
近江鉄道は16日、来年4月に滋賀県彦根市芹川町の同鉄道本線に新駅「ひこね芹川駅」を開業すると発表した。彦根-彦根口間約2キロのほぼ中間で、18日に着工する。新駅の1キロ以内は、彦根総合高校や花しょうぶ通り商店街などがあり、住宅も増えている地域。同社は、初年度で利用者約3万5000人、収益約1100万円を見込んでいる。 新駅のホームは1本で、長さ45メートル、幅3メートル。改札口は東側のみで駐車場や駅前広場などはない。建設費は5000万円を見込んでいる。 近江鉄道は3月に「フジテック駅」と「スクリーン駅」を開業しており、ひこね芹川駅は33番目の駅。同社は観光や住宅開発による利用者増を期待している。
トップ > 滋賀 > 12月17日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 「ひこね芹川駅」来春新設 近江鉄道、転居住民や観光客照準 2008年12月17日 近江鉄道(彦根市)は十六日、近江鉄道本線の彦根駅と彦根口駅の間に「ひこね芹川駅」(同市芹川町矢立)を新設すると発表した。十七日に着工し、完成予定は来年四月。周辺では住宅開発が進み、半径三百メートル圏内に彦根総合高校と花しょうぶ通り商店街がある。近江鉄道は転入住民、通学生や観光客など幅広い利用を見込む。 新駅は建設費約五千万円。用地面積は三百六十平方メートル。プラットホーム(長さ四十五メートル、幅三メートル)は一部が屋根で覆われ、バリアフリーのトイレを設置。無人駅で駐車場はない。 一日の運行本数は平日が上下七十五本、土日祝日が上下六十四本で、初年度は約三万五千人の利用、千百万円の収入を見込む。 主なターゲットは、芹川町内で進む住宅開
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