JR北海道が来春に予定しているダイヤ改定で、北海道新幹線(東京―新函館北斗間)の所要時間が4分短くなり、最短で3時間58分になる。飛行機との競争の目安とされる「4時間の壁」を破ることになる。 JR関係者によると、北海道新幹線の最高時速は260キロだが、青函トンネルを含む区間(82キロ)では、対向する線路を走る貨物列車が風圧で荷崩れを起こさないよう時速140キロに制限されている。さらなる高速化をめざすJR北は9月の試験走行で、この区間の速度を160キロに引き上げても安全性に問題がないことを確認した。 JR北は、所要時間が4時間を切る列車を設定することにして、JR東日本などと調整に入った。(斎藤徹)
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