北海道函館市の大泉潤市長は16日、北海道新幹線の函館駅乗り入れについて「調査費を計上した補正予算を6月に提案する」と述べた。北海道庁で鈴木直道知事と会談後、記者団の質問に答えた。同日は挨拶回りの一環でJR北海道の綿貫泰之社長、島田修会長とも会った。記者団には「(乗り入れにつ
JR東海は16日、6月23日の株主総会以降に予定している新役員体制を発表した。リニア中央新幹線の静岡工区の現場トップに当たる静岡工事事務所長が執行役員に就く。リニアは静岡県の反対で同工区が着工できず開業時期が見通せていない。現場トップを役員に昇格させ地元とのコミュニケーションを強化する。静岡
JR東海は16日、在来線でホームの状況を撮影する側面カメラ付きの車両を導入すると発表した。ワンマン運転拡大へ安全性を高めるため、列車に
JR北海道は17日、単独で維持困難とする路線のうち「黄線区」とする8区間で、沿線自治体とともに6月から鉄道の利用促進事業を始めると発表した。バス会社と組み、バスと鉄道を組み合わせた乗車券や共通時刻表を用意する。沿線住民による利用実態も6月以降に調査する。黄線区とは輸送密度(1キロメートルあたりの1日平均利用者数)が200人以上2000人未満の区間を指す。21年度の輸送密度は8区間全てで16年実
高岡、射水両市を結ぶ路面電車「万葉線」は十五日、超低床電車の「アイトラム」により新しい全面広告ラッピング車両の運行を開始した。 高岡市に本社を置くプラスチック成形・製造会社「タカギセイコー」が広告契約した車両で、青と白の二色のコーポレートカラー(企業のイメージカラー)がさわやかな車体に仕上がった。 同社のキャッチコピー「NEXTAGE1∞(ネクステージワン・インフィニティ)」をデザインに取り入れた。NEXTAGEは次のステージへ進み続ける「NextStage」、次世代への期待を込めた「NextAge」の意味を持たせた造語。「1∞」は顧客が一番目に相談したくなる会社としての「1」と、プラスチックの可能性の無限性「∞」を組み合わせ、横書きで「100」を表し、100年企業を目指す思いを込めている。
つくばエクスプレス(TX)の「土浦方面」延伸案が茨城県の第三者委員会で提言され、沿線発展の波及効果に期待が高まっている。TXつくば駅(つくば市)とJR常磐線土浦駅(土浦市)間では、過去に「新交通システム」導入による沿線開発の構想があり、その名残は、土浦駅からつくば方面に延びる土浦高架道として今も残る。幻に終わった構想を知る人は少なく、TX延伸で構想の教訓が生かされるかどうかは不透明だ。 ▽科学博で浮上 同システム浮上のきっかけは1985年のつくば科学博だった。現在のつくば市で開かれた万博会場まで、来場者の輸送手段として高架橋を建設。同駅東口から県道土浦学園線を通るシャトルバスが運行された。 当時の資料などによると、高架道の整備は土浦市の箱根宏市長(当時)の肝いりで、計画からわずか3年余りで完成にこぎ着けた。建設期間の短さや市街地上空を通る姿から「土浦の首都高」とも呼ばれた。万博に間に合わせ
JR北海道は17日、地元負担を前提に存続を目指す赤字8線区で沿線自治体と行う調査・実証事業の内容を正式発表した。花咲線では、根室市内で駅と高校や病院を結ぶ直通バスを運行し、石北線ではJRやバスで札幌に向かう沿線住民の運賃負担を一部軽減する。住民ニーズの把握や利用者を増やす方策の検討を進め、来年3月までに示す経営改善策に生かす。 同日に開いた定例記者会見で綿貫泰之社長が発表した。調査・実証事業はJRと8線区の沿線自治体でつくる協議会が行い、国土交通省が2023年度中に示すように求めている「事業の抜本的な改善方策」に結果を反映させる。事業費は国が全体の2分の1、道が4分の1、残りをJRと沿線自治体が負担する。 花咲線では、落石駅と根室高校、市立根室病院をそれぞれ結ぶ路線バスを運行。同区間で根室市が4月から実証実験で走らせているバス路線を、協議会が7月にも引き継ぎ来年3月まで運行する。8月には列
JR東海、渇水期含め解析方針 大井川上流域沢の流量予測モデルで リニア国交省会議 リニア中央新幹線トンネル工事が南アルプスの自然環境に与える影響について議論する国土交通省の第9回専門家会議が16日、都内で開かれ、前回に引き続き、大井川上流域の沢の流量変化を予測する解析モデルについて議論した。JR東海が示した解析モデルを前提に議論を進めることを了承し、同社は今後、渇水期や小雨時も含めてトンネル掘削による沢の減水予測結果を示すと説明した。 JRが2022年3月の県有識者会議の専門部会でトンネル掘削に伴う沢の減水予測を示した際、部会委員側が、減水予測が年間や月間の平均値で試算された点を問題視していた。JRは指摘を踏まえ、水生生物への影響を正確に分析、評価するために渇水期の基底流量を予測するとした。 大同大特任教授の大東憲二委員(環境地盤工学)は「解析結果は単純化しているので、現象をすべて再現でき
トンネル残土置き場計画 JRと静岡県、すれ違い続く リニア国交省会議 森貴志副知事は16日のリニア中央新幹線トンネル工事を巡る国土交通省専門家会議で、JR東海が示している大井川上流部の燕(つばくろ)沢近くにトンネル残土を存置する計画について「(計画場所は地層の)深層崩壊の可能性があり、計画を前提に議論を進めることは適当でない」と改めて苦言を呈した。一方、事務局を務める国交省鉄道局は「委員は了解している」として、問題ないとの認識を変えなかった。 JRの沢田尚夫中央新幹線推進本部副本部長は会議後の取材で「県に(燕沢の)計画を示した当初は場所としてだめだという話をしていなかったが、最近になって場所すらだめだと。正直、戸惑っている」と述べた。 これに対し、森副知事は「考え方が過去と大きく異なっているという認識はない」と反論した。 自然由来の重金属などを含む要対策土を大井川上流の藤島沢近くに盛り土す
東急(東京都)は総額431億円の2023年度の設備投資計画を発表した。前の列車との安全な間隔を確保する「CBTCシステム」の田園都市線への初導入に着手。28年度に稼働させる。 土砂災害対策としては、22年度の田園都市線の宮崎台~…
鉄道建設・運輸施設整備支援機構は5月15日、来春に開業する北陸新幹線金沢―敦賀間のレール敷設工事が終了し、27日にあわら市の芦原温泉駅でレール締結式を開くと発表した。同区間約125キロのレールが1本につながり、敦賀から東京までが結ばれる。 金沢―敦賀間は石川県内5市町、あわら市から敦賀市までの県内7市町を経由。2012年8月に着工した。19年に福井市北東部にかかる九頭竜川橋の橋桁がつながり、20年には南越前町と敦賀市を結ぶ新北陸トンネルが貫通したが、同年に敦賀駅の施工遅れなどが明らかになり、23年春を予定していた開業は1年先送りされた。 ⇒【動画】「レール削正車」北陸新幹線の福井県内区間に現る 工事の進捗率は3月末時点で、土木工事と軌道工事は100%、電気工事は約84%。引き続き新幹線の走行に必要な電力を供給する設備・電気工事などを進める。 線路や構造物を点検する「監査・検査」も既に着手し
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
4月の統一地方選で実施された大田区長選に初当選した鈴木晶雅氏(64)が16日、就任後初めての記者会見に臨んだ。選挙の争点になったJR・東急蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ新空港線(蒲蒲線)の整備事業について、「40年来の区の悲願。地域経済を活性化する起爆剤にしたい」と改めて意欲を示した。 蒲蒲線は、東急多摩川線を矢口渡駅付近から地…
輝きを取り戻したDD132ディーゼル機関車=小坂鉄道レールパークで2023年5月14日午前、高橋宗男撮影 秋田県小坂町の複合施設「小坂鉄道レールパーク」で14日、1960年代から40年以上働いたDD132ディーゼル機関車の塗装整備が完了し、報道陣にお披露目された。整備作業を担った小坂鉄道保存会の千葉裕之会長(60)らメンバーは「まるで新車のような輝きを取り戻した」と誇らしげだった。 小坂鉄道は、小坂―大館間(22・3キロ)を結んだ鉄道貨物路線。1909年に運輸営業を開始し、94年まで旅客営業も行って、2009年に廃止された。 今回整備された機関車は、国鉄で運用されていたDD13形をベースに1967年に製造された小坂鉄道用の特注車両だ。急勾配の区間を機関車3両連結でけん引するなど、鉄道ファンも注目した。
北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県)が2024年春ごろ開業した後、府内を縦断して新大阪まで延伸する国の計画を巡り、想定ルート上にある京都市の市民団体が、計画の見直しを求める要望書を府に提出した。トンネル建設に伴う残土問題や地下水への影響が十分に説明されていないとして、「住民の不安に応えてほしい」と訴えている。 要望書を提出したのは「北陸新幹線の延伸を考える右京の会」。新幹線の想定ルート上にある同市右京区の住民が中心となって21年に発足した。要望書で住民らは、延伸ルートの大半がトンネルで、大量の残土が生まれる恐れがあり、地下水が減る可能性もあると主張。計画の見直しを求めている。
西武鉄道が運行する映画「ハリー・ポッター」の主要キャストをあしらったフルラッピング電車の出発式。右から2人目は東京都の小池百合子知事=16日午前、東京都練馬区の豊島園駅(酒巻俊介撮影) 人気映画「ハリー・ポッター」のテーマパーク開業まであと1カ月に迫る中、西武鉄道は16日、最寄り駅となる豊島園駅(東京都練馬区)のリニューアル記念式典を行った。合わせて主要キャストを描いた列車も同日、運行を開始した。現地に向かう段階から作品の世界に浸ることができる。 テーマパークは「ワーナーブラザーススタジオツアー東京―メイキング・オブ・ハリー・ポッター」で、令和2年に閉園した「としまえん」跡地で開業する。映画で使用された「大広間」や「9と3/4番線」など象徴的なセットで、来場者を「ハリー・ポッター」の世界へと誘う。先月25日にリニューアルされた豊島園駅は、「ホグワーツ魔法魔術学校」に向かう「ホグズミード駅」
映画「真夏の方程式」のロケ地となった高浜駅第一列車 四国らんまん編(16)松山・大手町のダイヤモンドクロスをひとしきり撮り終えたサンケイ君と、伊予鉄道高浜線のホームに立っている。 ほどなく高浜行き電車が入ってきたが、あれ、懐かしい。 京王井の頭線を走っていた3000系電車ではないか。全身鮮やかなオレンジ色に彩られている。「オレンジ色の憎い奴(やつ)」なら夕刊フジだが、伊予鉄の車両は、路面電車を含めほぼすべてオレンジ色である。 ミカン県・愛媛を意識した企業戦略なのだろう。8年前から車両をオレンジ一色にし始めたそうだが、サンケイ君は「昔の塗色の方が良かった」と少々、ご不満のようである。 当方はそれほど思い入れがないので黙っていたが、第二の人生を派手に着飾り、走り続けるのもいいじゃないか。
京阪ホールディングス(HD)の加藤好文(よしふみ)会長が16日、産経新聞の単独インタビューに応じ、2030年前後に人工島・夢洲(大阪市此花区)での開業を予定するカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備計画が認定されたことを受け、夢洲方面への中之島線延伸を今年度内にも最終決定する方針を明らかにした。7月には、会長直轄の「検討委員会」を立ち上げる。夢洲への鉄道路線をめぐっては、他の鉄道事業者も延伸や新車両開発を検討しており、京阪HDの動きは各社を活発化させそうだ。 京阪HDは現在中之島駅が終点の中之島線をめぐり、IRの大阪誘致が決定すれば、九条まで同線を延伸する計画を本格的に検討する考えを示していた。 九条は、夢洲への延伸が計画される大阪メトロ中央線が通る。政府は4月14日に、大阪府・市が申請していたIRの整備計画を認定しており、京阪HDの対応が注目されていた。 7月に立ち上げる検討委員会
リニア中央新幹線静岡工区の環境保全について議論する国土交通省の有識者会議が16日に開かれ、JR東海が挙げているトンネル掘削工事で発生する残土置き場の候補地などについて検討が進められた。会議後の報道陣による合同取材の場では、同社とオブザーバー参加した静岡県との間で、議論の進め方や姿勢を巡って火花を散らす光景が見られ、水資源問題と同様に協議の長期化が懸念される。 静岡工区で発生する残土は約360万立方メートルとされ、その置き場にはJR東海が当初計画から大井川上流沿いの燕(つばくろ)沢と藤島沢の2カ所を提示。県は置き場から土砂や濁った水、自然由来の重金属が流出して生態系に影響が出ることや、盛り土の安全性などに懸念を示している。 これまでJR東海は通常土を燕沢、重金属などを含む要対策土を藤島沢で処理するとして、対応策を県側に提示、協議してきた。 だが、熱海市の土石流災害を受けて昨年7月に県が施行し
KDDIは16日、令和7年春をめどに、東京都千代田区飯田橋に置く本社をJR高輪ゲートウェイ駅(港区)周辺の再開発地区へ移転すると発表した。JR東日本と共同で、同地区で最先端技術を用いた「スマートシティ」を実現させると表明。本社移転によって通信技術を応用した街の構築を加速させる方針だ。 高輪ゲートウェイ駅周辺地区での再開発プロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」と名付けられ、両社が持つ技術が投入される。例えば、KDDIの持つ人流データとJR東の持つ鉄道の乗降データを掛け合わせることで人の行動パターンを把握し、街づくりに反映させることなどを想定する。 防犯カメラの映像をAIで分析してロボットが混雑回避をしながら自走することや、再生可能エネルギーを用いて二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにすることも目指す。KDDIは本社移転でスマートシティの構築を加速させ、携帯電話事業で培
鉄道に関する自民党のプロジェクトチーム(西田昌司座長)は16日、新幹線など鉄道網の新たな整備や維持に向け、JR旅客6社、JR貨物が参加する常設の協議機関を設けるよう求める提言をまとめた。国鉄の分割民営化後、各社間で生じた経営格差を是正するためで、必要な対応ができなければ「再国有化や持ち株会社化も議論すべきだ」としている。 JR旅客6社のうち東日本、東海、西日本、九州は株式上場したが、北海道と四国は経営環境が厳しく、国側の支援が続いている。西田氏は記者団に「北海道と四国の先が見えない状況は分割民営化から始まった。問題解決の仕組みをJR自身が自主的に考えてほしい」と話した。 提言は国鉄民営化について、国鉄から継承した資産を使って不動産など非鉄道事業を拡大させた上場4社と北海道、四国の格差拡大を指摘。人口減少など各社共通の課題もあるとし、JR各社の組織の枠にとらわれず連携することを求めている。
古くから独自の牛肉文化がある岡山県津山市の観光協会が、名物料理の一つ「干し肉」を使った駅弁缶を発売した。パッケージにはJR津山駅近くにある「津山まなびの鉄道館」の扇形の機関車庫をデザインした。担当者は「牛肉と鉄道で津山の魅力を凝縮した特産品にしたい」と意気込んでいる。 津山市は古くから農耕用の牛の流通拠点だった。表向きには牛肉を食べることがタブーとされていた江戸時代にも、「健康のために」と薬として食べられていたという。明治時代以降も独自の肉文化が育った。代表的な料理の干し肉は、牛のもも肉などに塩をもみ込み、乾燥させたものだ。 13日に発売された「干し肉駅弁缶」は、玄米を使ったしょうゆ味の炊き込みごはんの上に、干し肉のスライスをトッピングした。内容量は160グラム。価格は1缶950円(税込み)。常温のまま缶をあけて食べてもいいが、お湯に5分間つけた後に食べるのもお薦めという。 パッケージは、
京阪電気鉄道・京阪本線の起点駅である淀屋橋は、大阪メトロ御堂筋線との乗り換え拠点として毎日多くの利用者でにぎわっている。両線とも外からは電車が見えない地下駅だが、その地上では大阪市中心部の南北を貫くメインストリート、御堂筋を挟んで2棟の超高層ビルの建設工事が進行中だ。 駅はその名の通り、土佐堀川にかかる淀屋橋のたもとにある。橋の北側は、土佐堀川と堂島川に挟まれた中之島。御堂筋の東側に大阪市役所や府立中之島図書館、中央公会堂、西側に日本銀行大阪支店が建ち並ぶ大阪の経済・行政の中心となっている。 今も昔も大阪の中心地 南北方向に走る大阪メトロ御堂筋線は梅田、本町、心斎橋、なんば、天王寺といった都心部の主要スポットだけでなく、北は東海道・山陽新幹線が発着する新大阪、さらに江坂から北大阪急行線に直通して千里ニュータウンの中心である千里中央を結んでいる。南は堺市の中百舌鳥(なかもず)で南海電鉄高野線
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く