盛岡市上米内のJR山田線上米内駅で4日、駅開業100年を祝う記念式典が行われた。地元主体で記念事業を企画。さんさ踊りなどが会場を盛り上げ、住民は記念の小旗を振って駅に到着した列車を出迎えた。式典では、庄ケ畑(しょうがはた)郷土芸能振興会など…
オークラ千葉ホテル(千葉市中央区)は、千葉都市モノレールをコンセプトにした宿泊プラン「MonoRoom」を販売している。 JR京葉線の隣を走るモノレールを眺められる室内には、世界で唯一の千葉都市モノレールの模型「Nゲージ」を使用して千葉駅周辺の街並みを再現したジオラマを展示。 モノレールの3Dレリーフや制服、計器類もあり、特典としてモノレールグッズを贈る。担当者は「完成度の高いNゲージとジオラマを、ぜひご覧いただきたい」と呼びかけている。 来年1月31日まで。素泊まり1人1室で1万8000円から。定員は最大2人。詳細は公式ホームページ(https://www.okura-chiba.com/)。予約は(電話)043(248)1111で受け付ける。
JR北海道が十分な保線作業を行えないほどの資金不足に陥った原因は、国が1987年の国鉄分割民営化時に用意した仕組みがうまく機能しなかったことにある。鉄道事業の赤字を経営安定基金の運用益で埋める計画だったが、想定を超える低金利時代が訪れたことでほころびが生じた。急速に進む人口減や高速道路の延伸など、外的要因に翻弄(ほんろう)された面もある。...
荒川上流部の秩父地方から下流への物流・交通の歴史を振り返る企画展「~秩父から/秩父へ~ひと・もの・はこぶ」が、埼玉県立川の博物館(寄居町)で開かれている。26日まで。(福田真悟) 秩父地方の発展を支えた「木材・木炭」「石灰石・セメント」のそれぞれの物流と、「観光・旅客」の3部構成。大正初期から長らく石灰石を運んだ秩父鉄道、1969年に西武秩父駅が開業、池袋への直通特急の運行が始まった西武鉄道など、近代以降の鉄道網を中心とする変遷に焦点を当てた。両社から提供を受けた標本や実物などの資料約150点と各種模型、写真約50点を展示している。 物流のコーナーでは、大型トラックの台頭など、時代の流れとともに廃止された運搬手段にまつわる展示を中心に据えた。川をせき止め、水を開放する勢いを利用して木材を下流に落とす「鉄砲ぜき」の模型や、山から木炭を運び出すのに使われたトロッコのレール、セメントを載せる貨物
九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線)の未着工区間、新鳥栖(佐賀県鳥栖市)―武雄温泉(同県武雄市)間について、政府・与党内で佐賀空港(佐賀市)の北側を通す新たなルート案が浮上していることが与党幹部への取材で判明した。新ルートは、国土交通省が「ベスト」とするJR佐賀駅(同市)を通るルートと、空港の活用を期待する佐賀県が求める有明海沿岸を通るルートの中間を取った折衷案ともいえる内容。年内にも与党検討委員会を開き、議論を進める方針だ。 西九州新幹線は2022年9月に長崎(長崎市)―武雄温泉間で部分開業したが、新鳥栖―武雄温泉間の整備方針を巡っては、地元負担増を懸念する佐賀県が難色を示し、ルートを含め整備方針が固まっていない。10月27日には、山口祥義(よしのり)知事が与党検討委員会の森山裕委員長と東京都内で面会。山口氏は佐賀空港周辺を通るルートを軸に、国交省との協議に応じる考えを示していた。 与党
九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線)の未着工区間、新鳥栖(佐賀県鳥栖市)―武雄温泉(同県武雄市)間について、政府・与党内で佐賀空港(佐賀市)の北側を通す新たなルート案が浮上していることが与党幹部への取材で判明した。新ルートは、国土交通省が「ベスト」とするJR佐賀駅(同市)を通るルートと、空港の活用を期待する佐賀県が求める有明海沿岸を通るルートの中間を取った折衷案ともいえる内容。年内にも与党検討委員会を開き、議論を進める方針だ。 西九州新幹線は2022年9月に長崎(長崎市)―武雄温泉間で部分開業したが、新鳥栖―武雄温泉間の整備方針を巡っては、地元負担増を懸念する佐賀県が難色を示し、ルートを含め整備方針が固まっていない。10月27日には、山口祥義(よしのり)知事が与党検討委員会の森山裕委員長と東京都内で面会。山口氏は佐賀空港周辺を通るルートを軸に、国交省との協議に応じる考えを示していた。
停車中の超電導リニアの先頭車両=山梨県都留市のJR東海山梨実験センターで2023年10月16日午後3時40分、最上和喜撮影 「新聞か雑誌にリニアモーターカーができるかもって書いてあったんです。冗談いうなと。レールの上を電車が浮いて飛ぶって、飛ぶならレールいらないでしょう」――。 落語家の立川志の輔さんが、独演会でこんな「マクラ」を披露したことがある。開業すれば時速500キロで品川―名古屋間を最速40分で結ぶ「リニア中央新幹線」の話だった。志の輔さんは2002年、山梨県にあるJR東海の実験線で「超電導リニア」に試乗し、「感動とともにショックを受け」て、自身の落語に取り入れていた。10月中旬、私(記者)もメディア向けの体験乗車に参加した。 消えた摩擦音 同県の笛吹市から上野原市にまたがる実験線は、総延長42・8キロ。営業線と同じくらい厳しい勾配や大きなカーブがあり、開業に向けた走行テストが行わ
真岡鉄道の観光列車「SLもおか」をけん引する蒸気機関車(SL)「C1266」号が製造90年の「卒寿」を迎えることを記念し、同社はSLとディーゼル機関車の重連運転を行っている。 「C1266」号はC12形蒸気機関車の66号機として、1933年11月に山口県で製造された。72年に廃車になってから約20年間、福島県内で展示されていたが、芳賀地区広域行政事務組合に譲渡されて94年から真岡鉄道で活躍している。 「重連運転」は機関車2両を連結して客車などを引く形態で、同社の営業運転では2020年12月の真岡線全線開通100周年記念イベント以来。普段実施していないため、貴重な機会だという。運行は3日に始まり、4、5、11、12、18、19、25、26日の計9日間。午前10時35分に下館駅(茨城県筑西市)を出発し、午後0時6分に茂木駅(栃木県茂木町)に着く。折り返しの上り列車(茂木発、下館行き)は、先頭が
【読売新聞】 青森県八戸市の駅弁製造販売会社「吉田屋」の駅弁を原因とする集団食中毒で、市保健所は4日、同社の営業禁止処分を解除した。市保健所は1日に立ち入り検査を行い、改善状況を確認していた。 この問題では、同社が9月15、16日に
【読売新聞】 名古屋市のふるさと納税返礼品として、市バスの局章が100個限定で復活する。廃車車両から取り外した中古品で、市交通局が6月に初めて返礼品に採用し、用意した45個に申し込みが殺到。3日間で受け付けを停止したほどの人気で、再
【読売新聞】 くま川鉄道(熊本県人吉市)は、九州豪雨で被災し、不通区間にある川村駅(同県相良村)を移転する方針を明らかにした。被災を防ぐためで、元の場所は災害遺構として保存活用を検討する。 駅は浸水想定区域内に位置し、豪雨時には土砂
青森県八戸市の総菜製造会社「吉田屋」の弁当が9月に全国各地で大量の食中毒患者を出した問題について、八戸市保健所は4日に記者会見を開き、9月23日から吉田屋に出していた営業禁止処分を4日付で解除したと発表した。 同保健所は食中毒の原因として、吉田屋が外部に製造委託した米飯の温度管理など受け入れ態勢が不十分で原因菌が付着、増殖した可能性があるとしていた。 保健所からの指摘を受けた吉田屋は、10月30日に衛生改善報告書を提出。11月1日には、保健所が吉田屋に立ち入り検査を行い、実際に弁当の試験製造にも立ち会うなどして、改善事項の実効性などを確認した。 保健所で処分解除の通知を受け取った吉田屋の吉田広城社長は「二度とこのようなことを起こさないように精進する」と話したという。同社はホームページでも解除の報告と謝罪を掲載した。 今回の食中毒は、9月15、16日に吉田屋が製造した延べ67種、計約2万2千
スパナを手にした作業服姿の女性がほほえむ、一見、水道修理の広告に見えるポスター。ところが添えられた言葉は《中学生の頃の将来の夢はイルカのおねえさん》。 香川県のローカル私鉄、高松琴平電気鉄道(ことでん)の電車内や駅に9月登場した掲示物が、SNSで「自由すぎる中づり広告」などと話題を呼んだ。 電…
【岩手】JR山田線の上米内(かみよない)駅(盛岡市)が開業から100年を迎え、記念式典が4日、開かれた。山田線の利用客は年々減っているが、式典は多くの人でにぎわい、地元の人たちは駅や地域の盛り上がりを期待していた。 山田線が開通したのは1923年10月。その最初の区間が盛岡駅~上米内駅だった。その後、鉄路は沿岸へ延伸し、34年に宮古まで開通した。上米内駅は開通当初の最初の終着駅で、木造平屋の駅舎は当時の建物が今も使われている。 ただ、山田線の1日平均の利用者数は1987年度は1千人を超えていたが、その後は年々減り、近年は100人を下回っている。存廃問題が大きなテーマとなる中、記念式典では地域に伝わる伝統さんさ踊りが披露され、祝いの餅が配られた。 開業100年を機に路線を盛り上げようと、式典には地域の人からの寄付も寄せられた。実行委員会長の井上行男さん(77)は「駅は地域のシンボル。百周年が
33日間だけの「幻の駅」が、大阪府吹田市にかつてあった。その駅は、阪急京都線について書かれた数冊の本に登場する。一体、どこにあったのか――。 ある男性が、この謎に迫った。阪急京都線沿線にある京都府大山崎町で生まれ育った、林宏祐さん(32)。本職は、フリーでコンベンション運営の仕事をしている。そして、阪急京都線をかつて運行していた「新京阪鉄道」にひかれ、「新京阪電車研究家」と名乗っている。 林さんがずっと気になっていたという幻の駅。それは「吹田観音前駅」だ。 書物を調べると、ある本には、臨時駅として「上新庄―相川間に設けられた」と書いてあった。 ただ、阪急京都線の上新庄駅と相川駅は、いずれも大阪市東淀川区で、吹田市ではない。 さらに駅間は1キロほどと短い。この距離で臨時駅を設けるだろうか。 深まる謎。林さんは東京の国立公文書館まで行き、臨時駅設置の届け出書類を確かめることにした。 新京阪鉄道
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