JR西日本は30日、台風10号の影響で、31日の山陽新幹線は始発から新大阪―博多間で本数を減らして運行すると発表した。九州新幹線との直通運転を再開する見通し。東海道新幹線との直通運転は引き続きとりやめる。近畿エリアの在来線は、31日始発からおおむね通常通りの運転を行う。一方で、天候次第では関西線や加古川線などで

JR四国は28日、9月29日に開業するJR松山駅の新駅舎を報道関係者に公開した。QRコード対応の自動改札機や、性別を問わずに使えるジェンダーフリーのトイレを設置する。待合室も旧駅舎の2倍の200平方メートルに広げるなど利便性を高める。新駅舎は地上2階建てで、延べ床面積は約6500平方メートル。3階部分がホームになる。3線から4線に拡張したホームは長さが178メートルで、8両編成の列車に対応でき

JR九州は28日、台風10号の接近に伴い、すべての在来線で29日午後から計画運休すると発表した。一部の路線では始発から終日運休する。30日も台風の進路や勢力次第で計画運休や長時間の運転見合わせを実施する可能性がある。JR九州によると29日正午ごろから計画運休となるのは、山陽線の下関―門司、鹿児島線の門司港―荒尾、日豊線の小倉―行橋、篠栗線の吉塚―桂川、長崎線の鳥栖―肥前浜、筑肥線の姪浜―筑前前

北海道新幹線の札幌延伸開業を機にJR北海道から経営分離する並行在来線の小樽―長万部間のバス転換について28日、道や沿線自治体で組織する対策協議会が代替バス運行のたたき台を提示した。区間ごとに1日8〜125本のバスを運行する。ただバスの運転手不足は深刻で、実現にはさらなる議論が必要となる。同日、北海道倶知安町で開かれた後志ブロック会議で示された。2022年夏の調査結果を踏まえ、JR利用者の需要を

富山県高岡市と射水市を結ぶ第三セクター鉄道の万葉線（高岡市）は28日、交通系ICカード「ICOCA（イコカ）」を9月28日から全線で利用可能にすると発表した。25年3月末までの間、ICOCAの利用で通常運賃を10%割り引くほか、定期券購入を初回のみ50

東武鉄道は9月1日から、野田線（アーバンパークライン）沿線の5カ所の神社と共同で、それぞれの神社の御朱印と鉄道駅名などをあしらった「鉄璽印（てつじいん）」を集める巡礼企画を実施する。鉄道で沿線を代表する神社を巡り、地域の文化に親しんでもらう狙い。巡礼企画の名称は「東武アーバンパークライン御縁線巡り」で、11月30日まで実施する。神社の社務所で御朱

JR西日本は28日、大雨被害で運休している美祢線の復旧費について、58億円以上とする概算結果を発表した。同路線の利用促進協議会内に設置された復旧検討部会で示した。鉄道以外の輸送手段も含めて復旧のあり方を整理・検討することになっており、来年5月開催をめざす協議会の総会で結果を報告することになる。山口県や美祢市など沿線自治体から復旧費について問われてきたが、JR西が具体的に金額を明らかにするのは初

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戦後間もなくの1945年8月24日、JR八高線の多摩川鉄橋で100人以上の乗客らが亡くなった列車正面衝突事故の慰霊法要が24日、東京都昭島市の鉄橋下で営まれた。 事故は終戦からわずか9日後に起き、79年がたった。法要は、母方の祖父を事故で亡くした同市拝島町の嶋田義明さん（72）が主宰。JR東日本八王子支社の社員3人を含む7人が参列した。近くの観音寺住職による法要の後、参列者は鉄橋に向けて合掌し、多摩川に献花した。

能登半島地震でトロッコ電車ルートの橋が損傷し、対策工事を進めている黒部峡谷鉄道（黒部市）と関西電力は２７日、復旧計画の進捗（しんちょく）について、第１工程となる橋付近の山の不安定な岩塊除去が１１月末にも完了するとした。全体工事を終えてトロッコ電車が全線開通できる時期は依然、見通せないとした。 市内で開いた説明会で明らかにした。地震で損傷した鐘釣（かねつり）橋付近にある東鐘釣山岩峰の高さ１４メートルの岩盤が沈み込む形で崩落しており、７月２５日に除去に着手した。約４０センチ分ずつ火薬を使って砕き、現時点で３・５メートル分、全体の２５％まで進んだ。 岩塊の除去後には▽岩盤接着▽冬季の工事休止▽岩盤接着▽防護工設置▽鐘釣橋梁（きょうりょう）復旧―と５段階の工程があり、除去後の岩盤状況を見極めないと、今後の工事全体量も明確にできないという。終点・欅平（けやきだいら）駅付近の地割れ、擁壁ひび割れ、電車

長野電鉄（長野市）は運転士不足を理由に、9月11日から12月10日まで特急列車の半数を運休する。秋の行楽シーズンに、外国人をはじめとする観光客の移動に影響が出そうだ。 特急は長野駅（長野市）と湯田中駅（山ノ内町）を主に結ぶ。現在は平日、土日祝日ともに上下線合わせて1日20本運行し、約1時間に1本の頻度だが、9月11日からは1日10本に減便。例年秋に運行するイベント列車「ワイントレイン」も今年は見合わせる。土日祝日に不定期で運行する「北信濃ワインバレー列車」は12月14日から来年1月中旬まで運休する予定。

【宇都宮】市は21日から、市内約１７０の公立、民間保育施設に次世代型路面電車（ＬＲＴ）のライトライン車両など２種類の木製玩具の配布を始めた。幼少期に木製品に触れて木の香りやぬくもりを感じてもらう「木育」の一環。鶴田町の西部保育園を訪れた佐藤栄一（さとうえいいち）市長は「昭和時代を感じさせる玩具だが、子どもたちが笑顔になって良かった。海なし県なので、山にある木の大切さを感じてほしい」と期待を寄せている。 （残り：約 523文字）

JR貨物北旭川駅に到着し、構内を移動する「特大貨物」シキ800形貨車=27日午前4時30分、旭川市（伊丹恒撮影） 【旭川】重量物を運ぶための特殊貨車「シキ800形式大物車」を使った、JR貨物の特大貨物列車が26日夜から27日未明にかけ、約80トンの変圧器を載せて、苫小牧市から旭川市までJR北海道の鉄路を走り抜けた。道内を走行するのは7年ぶり。

【岩見沢】市内のアマチュアカメラマン谷村研一さん（66）が、道内各地の鉄道沿線をドローンで空撮した写真集「鉄道沿線の空撮風景　北海道」を自費出版した。...

【根室】JR北海道が来年春のダイヤ改正で、日本最東端の駅として知られる花咲線の無人駅「東根室駅」(根室市)を廃止する方向で検討していると分かり、市内からさまざまな声が出ている。全国的にも知名度が高い駅だけに困惑する人がいる一方、利用者の少なさなどから廃止を容認する声もある。...

JR九州は27日午後6時45分、台風10号の影響に伴う29日の九州新幹線と西九州新幹線の運転計画を発表した。九州新幹線は熊本～鹿児島中央で始発から運転見合わせが決まっていたが、同新幹線博多～熊本と西九州新幹線は武雄温泉～長崎も始発から運転見合わせの可能性がある。

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大井川鉄道、大雨で一部運転見合わせ　２８日は終日運休 大井川鉄道（本社・島田市）は２７日、大雨の影響で大井川本線の一部電車の運転を見合わせた。２８日は終日運休する。３０、３１の両日は蒸気機関車（ＳＬ）「きかんしゃトーマス号」と井川線の「きかんしゃトビー号」の運休を決めた。

２７日午後６時４０分ごろ、大津市逢坂１丁目の京阪京津線の大谷１号踏切で、男性がびわ湖浜大津行き普通電車にはねられた。滋賀県警大津署と京阪電鉄によると、男性は２０～３０代とみられ、線路上に立ち入るのを運転士が発見し、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。乗客約１００人にけがはなかった。 御陵―びわ湖浜大津駅間で約１時間運転を見合わせ、上下線計７本が運休、４本が最大１時間１０分遅れ、約５００人に影響した。

国土交通省は２７日、２０２５年度予算の概算要求を発表した。京都府内を縦断する北陸新幹線敦賀（福井県）―新大阪間の着工に向けた経費は具体的な…

与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム（ＰＴ）は２７日、北陸新幹線敦賀（福井県）―新大阪間整備委員会を国会内で開き、国土交通省が京田辺…

ＪＲ藤沢駅の発車メロディーに市歌の採用が決まったと発表する細谷俊文駅長（左）と鈴木恒夫市長＝２６日、藤沢市役所 ＪＲ東日本横浜支社は２６日、１０月１日からＪＲ藤沢駅の発車メロディーに藤沢市歌を流すと発表した。同支社は市歌の認知度向上を求める市民らの要望に応え、採用を決めた。 市歌は市制１０周年の１９５０年に制作。画家鈴木政輝氏の作詞、作曲家米山正夫氏の作曲で、平和や文化、観光など同市発展の願いが込められている。

国土交通省は8月27日、北陸新幹線敦賀―新大阪間の建設促進を図る与党整備委員会で、小浜・京都ルートに設ける新たな3駅の詳細位置案を示した。福井県小浜市内の新駅はJR東小浜駅の西側、舞鶴若狭自動車道の小浜インターチェンジ（IC）の南東側で、現在のJR小浜線と交差する位置に設ける。駅の結節機能のあり方などについては今後、地元自治体なども含めて協議する見通し。 国交省は小浜市内の新駅のほか、京都府京田辺市の新駅、新大阪駅の詳細位置案も提示した。京田辺市の新駅はJR学研都市線「松井山手駅」北側の地下、新大阪駅は現在の新大阪駅南側の地下にそれぞれ設ける。京都駅に関しては、前回の整備委で京都駅地下の南北に整備する案と東西に整備する案、京都駅の西約5キロのJR桂川駅付近の地下に新駅を設ける計3案が示されている。 新大阪駅までの全線開通にかかる工期や事業費は、京都駅の位置よって異なる。東西案が工期おおむね

北陸新幹線の並行在来線事業者、あいの風とやま鉄道（富山市）の観光列車「一万三千尺物語」が１０月１２～１４日の３日間、北陸３県内の旧北陸線を特別運行する。８月２９日まで申し込みを受け付けている。 １０～１２月に３県で展開される大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン（ＤＣ）」に合わせ、ハピラインふくい（福井市）、ＩＲいしかわ鉄道（金沢市）、あいの風とやま鉄道の並行在来線３社と３県が企画した。 一万三千尺物語は、立山連峰と富山湾の高低差約４千メートル（１万３千尺）にちなんだ３両編成の観光列車で、普段は富山県内で運行。車内の天井や床、テーブルなどには地元の「ひみ里山杉」を使っている。 富山発（１２日）、石川発（１３日）、福井発（１４日）の３コースを設定。福井発は１４日午後０時１分に福井駅を出発し、芦原温泉駅、小松駅に停車後、同３時５４分に富山駅に着く。 車内では３県の食材を使った料理やス

ＪＲ西日本は２８日、非常に強い台風１０号の接近に伴い、山陽新幹線と博多南線を２９日夜から３１日までの一定期間、全線もしくは一部区間で、計画運休や長時間にわたる運転見合わせを実施する可能性があると発表した。 今後の台風の進路などによっては、運転取りやめの日時や影響範囲は変わることがあるとしており、今後の情報に注意するよう呼びかけている。

25日夜から26日未明の局地的な大雨の影響で、わたらせ渓谷鉄道（わ鉄）の全線復旧が、早くても９月中旬ごろになる見通しであることが27日、同鉄道への取材で分かった。線路に大量の土砂が流入したため、間藤駅（日光市）－神戸駅（群馬県みどり市）間で運転を見合わせている。復旧には大規模な工事が必要という。 同鉄道によると、土砂の流入は県境がある原向駅（日光市）と沢入駅（群馬県みどり市）間の３カ所で確認した。このうち１カ所は幅約25メートルで、線路を支える基礎の路盤も流された。 同鉄道は土砂の搬出の他、路盤の修復工事に時間を要すると判断した。間藤駅－神戸駅間は当面、運休となる。バスなどの代行輸送は行わない。31日と９月１日に予定していた「トロッコわたらせ渓谷号」は、運行区間の大間々駅－足尾駅間で運休する。同鉄道の担当者は「１日も早い復旧を目指す」した。 一方、県は27日、大雨被害について鹿沼市で床下浸

JR西日本は23日、9月3日から山口県内を走る岩徳線の一部列車でバイオディーゼル燃料を100%使う走行試験を始めると発表した。営業運転では国内初の取り組みという。燃料は伊藤忠エネクスが供給し、2025年度以降の本格導入に向けて車両性能への影響を確かめる。燃料については実質的に二酸化炭素の排出がゼロとなるカーボンニュートラルにつなげる。岩徳線は徳山駅（山口県周南市）から岩国駅（同県岩国市）を通る

三井住友カードは27日、次世代移動サービス「MaaS（マース）」のスマートフォンアプリを開発すると発表した。クレジットカードのタッチ決済を採用する全国の鉄道やバス事業者と連携し、2025年3月にアプリ内で企画チケットを販売する。複数の事業者のサービスをワンストップで提供することで乗客の利便性を高め、公共交通でのタッチ決済の普及を目指す。三井住友カードは公共交通機関向けのタッチ決済サービス「st

JR四国が非鉄道事業の強化へ足固めを進めている。27日には新たな簡易宿所を高松市で開業すると発表。9月29日にオープンする松山駅高架下の新商業施設では新たに3店舗の出店を決めた。2030年度の連結売上高を19年度比111億円増の600億円とする長期目標では、その多くを非鉄道事業で伸ばす方針で、収益源の拡大を目指す。高松市中心部で11月に簡易宿所を開業する。同社は「4S STAY」の名称で徳島県

27日午後3時5分ごろ、愛知県愛西市のJR関西線で、名古屋発四日市行き下り普通電車（2両編成）が永和駅を通過し、本来の停止位置から約1・2キロ先で停車した。JR東海によると、30代男性運転士が停止するかどうかの確認を怠っていた。乗客約80人にけがはなかった。 降車予定だった乗客約10人は次の弥富駅（愛知県弥富市）で降り、上り電車で戻った。上下計3本が遅れ、約330人に影響した。JR東海は「指導を徹底して再発防止に努める」とした。

非常に強い勢力に発達した台風10号は速度が遅く、進路もなかなか定まらない。「のろのろ、ふらふら台風」に、暴風雨の影響を受けやすい鉄道・航空機などの交通機関、百貨店やスーパーなどの小売業界は備えに苦慮している。旅行のキャンセルや問い合わせも相次ぎ、旅行会社は電話対応に追われている。 27日は静岡県内で雨量計の数値が規制値に達し、東海道新幹線は午前中から上下線で断続的に運転を見合わせた。一部列車が運休し、遅れも相次いだ。JR東海によると、運転見合わせ区間は一時、上りで東京―新大阪間、下りは東京―名古屋間に及んだ。 JR各社は、山陽新幹線が29～31日、東海道新幹線が30～31日に計画運休や運転見合わせの可能性がある。九州新幹線は熊本―鹿児島中央間で28日夜の便を計画運休し、29日も始発から運転を見合わせる。 近畿エリアの在来線でも運転取りやめの可能性があるが、各社は判断しかねている。 JR西日

サイクルトレインの実証実験で、自転車とともに車内に乗り込む高校生＝宇都宮市の宇都宮駅東口停留場で2024年08月27日午後1時5分、松沢真美撮影 宇都宮市は27日、次世代型路面電車（LRT）に自転車とともに乗り込む「サイクルトレイン」の実証実験を行った。利便性向上に向けた取り組みの一環。宇都宮白楊高校の生徒が実際に自転車を持ち込み、停留場での乗降や走行中の固定方法などを検証した。 実験には生徒7人が協力。用意した自転車を1人1台ずつ貸し切り車両に載せて出発した。車内では、自転車をロープを使ってつり革に結んだり、用意したスタンドに止めたりと数種類の固定法を試した。停留場では一般客との分離や導線の確保などを確認した。 同校流通経済科2年の中川杏珠（あんず）さんは「自転車と乗り込むことが可能になれば観光地に行く手段が増える。課題は乗り込む際に車体にぶつからないようにすることや車内の通路スペース（

府中市は、市内を通るJR福塩線に幼い頃から親しんでもらおうと絵本「おしゃべりなふくえんせん」を作った。市内10カ所の保育所などで読み聞かせ会を開き、園児に約800部を配る。 2023年に計3回ワークショップを開き、子育て世代などから「福塩線の良さ」などの意見を聞いて反映させた。ストーリーは、幼い姉弟が…

＜おでかけ＞ 琵琶湖西岸を走るJR湖西線が7月20日、開業から50周年を迎えた。京阪神から北陸への所要時間短縮、観光・レジャーの面で大いに期待された「新路線」の沿線では住宅地開発が進み、今では通勤通学客の重要な交通手段ともなっている。30年にわたって沿線に住む記者が下り列車で北へ向かい、短い旅を楽しんだ。【山本直】 「明治以来の念願がかない、琵琶湖がグッと近づいた。北陸地方と京阪神もずっと近くなる」――。1974年7月20日の本紙夕刊は開業時の高揚した雰囲気を伝えている。

アルコール検査で基準を超える数値が出たのに運転士がSLに乗務したなどとして、真岡鉄道が国土交通省関東運輸局から行政指導を受けたことについて、同社社長を務める石坂真一真岡市長は26日、定例記者会見で「重く受け止め、襟を正して早急に改善していく」と述べた。 アルコール検査で基準値を超えていながら乗務し…

只見線に手を振る「只見線こども会議」の参加メンバーたち＝福島県只見町で2023年9月16日午後2時38分、只見町提供 米坂線の復旧に向けて沿線の市民らが「希望の星」と注目するのが、豪雨災害から全線復旧した福島と新潟を結ぶJR只見線（135・2キロ）だ。2011年7月の新潟・福島豪雨で被災し、一時は不通区間で廃線の危機もあったが、22年10月に復旧。今は週末を中心に多くの観光客や鉄道ファンでにぎわう。【神崎修一】 只見川や雄大な山々、のどかな農村の間を走る景観は“ローカル線の横綱”と評される。福島県によると、再開から1年間の沿線観光客数は約27万3800人で、再開通前より2割以上増加。経済波及効果は約6億1000万円と推計される。観光施設「只見町インフォメーションセンター」の担当者は「週末を中心に多くの観光客でにぎわっている。車ではなく電車を選ぶ人が増えた」と実感する。 復旧への道のりは簡単

防風柵が整備された橋りょうを走る武蔵野線（北朝霞－西浦和）＝さいたま市桜区で2024年8月23日、瀬尾忠義撮影 通勤で4月からJR武蔵野線を利用しているが、気になることがある。「武蔵野線は風に弱い」というネガティブな声だ。それに都心部を避けるように走っているからなのか、なんとなくダサい？　映画「翔（と）んで埼玉　～琵琶湖より愛をこめて～」（2023年公開）では、県内の横のつながりをもたらすと紹介されるシーンもあった主要路線。23年に開業50年を迎えたが“逆風”は吹いたままなのか。【瀬尾忠義】

利用減に苦しむさなかに豪雨で被災し、長期運休している青森県のJR津軽線、蟹田―三厩間（28・8キロ）の廃線が決まった。JR東日本は、廃線後にバス運行を自治体と共同で担う異例の案を示し、地元の理解を得た格好。「JRとの連携で地域交通を守るモデルに」と期待する声もあるが、被災した鉄道が復旧せず廃止されることへの警戒感は、なお根強い。 津軽線は2022年夏の豪雨で13カ所が被災。復旧に6億円が必要と試算された。JR東は昨年4月、JR単独で復旧・維持するより利便性や持続性が高まるとして、バスへの転換を提案した。

【読売新聞】　２７日午前から静岡県などを中心に断続的に運転見合わせが発生した東海道新幹線は、午後４時３８分からやはり大雨の影響で静岡―掛川駅間の上下線で運転を見合わせた。同５時３６分に再開した。 ＪＲ東海によると、ダイヤ乱れの影響で

【読売新聞】北陸新幹線の敦賀以西の延伸について、福井県小浜市と京都市を通る「小浜・京都ルート」の京都駅の候補地３案が公表された。年内にもルートが絞り込まれる見通しだが、事業費や環境面への影響など、府内でも乗り越えるべき課題がある。

【読売新聞】　ＪＲ東海は２７日、関西線の名古屋発四日市行き普通電車（２両編成）が、永和駅（愛知県愛西市）を誤って通過したと発表した。 発表によると、通過したのは同日午後３時５分頃で、運転士が駅を約１２００メートル通り過ぎた地点で気付

【読売新聞】恵那、中津川市を走る明知鉄道の食堂車「きのこ列車」の運行が９月から始まるのを前に、試食会が２７日行われ、観光関係者ら約２０人が参加した。 　きのこ列車では、両市の３店が自慢の料理を提供する。マツタケ、マイタケといった様々

【読売新聞】　ＪＲ西日本は２０２３年度の輸送密度（１キロ当たりの１日の平均乗客数）を公表した。国と鉄道会社、自治体が路線の存廃を議論する「再構築協議会」の設置目安１０００人未満には、前年度に続き山口県内の４路線５区間が該当した。（小

【読売新聞】　道南いさりび鉄道（函館市）は２６日、国土交通省北海道運輸局に運賃値上げを申請した。初乗り運賃（２キロ以内）は２０円増の２１０円とし、認可されれば来年４月１日に改定される。値上げは２０１９年以来２回目となる。 同社はＪＲ

【読売新聞】　国土交通省は２７日に発表した２０２５年度一般会計予算の概算要求で、ＪＲ・東急線の蒲田駅と、京急線の京急蒲田駅を結ぶ鉄道新線「新空港線」（蒲蒲線）の整備に向けた調査・設計費の一部として補助金３０００万円を計上した。概算要

台風10号の接近を受けて、県は27日午後、災害対策本部を設置し、土砂災害や河川の増水への厳重な警戒と早めの避難準備を呼びかけた。28日には、交通機関が軒並み運転を見合わせ、商業施設も臨時休業を決めるなど、市民生活に大きな影響が出そうだ。 台風は奄美地方を暴風域に巻き込み、29日午前に種子島・屋久島地方、同日午後に薩摩、大隅地方に最接近する見込み。 県によると27日午後4時時点で、奄美市、大和村、十島村の計2万4954世帯に避難指示、三島村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町、喜界町の計1万3031世帯に高齢者等避難の情報が出た。喜界町で倒木による道路の通行止めや中学校の屋根の破損があり、奄美群島の他の地域でも停電が発生した。 28日は、県内のJR各線や鹿児島市電が始発から終日運転を見合わせる。離島航路や飛行機も欠航が相次ぐ。鹿児島市内の山形屋やマルヤガーデンズは28、29日の臨時休業を決めた。鹿児島

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台風10号の接近で強風や大雨が予想されるとして、JR四国は27日、夕方以降に運転予定だった土讃線の高知―窪川間の特急列車と須崎―窪川間の普通列車計4本の運休（部分運休含む）を決めた。両区間は28日も始発から終日運休する。特急は全列車が土佐くろしお鉄道に直通しており、同鉄道中村・宿毛線の窪川―宿毛間の特急も運休となる。 JR四国は、台風の進路によっては他の線区などでも計画運休や遅れが発生する可能性があるとして、同社のホームページなどで最新情報を確認するよう呼びかけている。（福家司） ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3

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