「おめでとう」という暖かい言葉を頂いた。 今日はボクの誕生日。 ハッピーバースデートゥーミー。 目が覚めても、きのうと見える景色は同じ。 きのうと違ったのは、 時計の針がいつもより進んでいたことくらい。 慌てて、布団から飛び出して、 寝ぼけたまま、急ピッチで支度をした。 漫画の世界だったら トーストをかじりながら、 家を飛び出していることだろう。 誕生日初日から、支度タイムのいい記録をだした。 5分で、支度完了。 のろまのボクにとっては、好タイム。 年をとると、やっぱり人間変るもんなんだなーと 心の中でスキップしながら玄関をでた。 ぶるぶる。今日はいつも以上に寒いな。 寒さに耐えながら、最寄りの駅まで スタスタと早足で歩いた。 最寄り駅を視界にとらえたので、 カバンから財布を取り出そうと 前方をみていた目線を下に向けたら、 どびょーん。 あらやだ、ズボンを履き忘れて、タイツ一丁。 あー、や