日本語入力とPCリテラシーの低さが生む、海外製VRソフトの障壁:産業用VRカレイドスコープ(3)(1/2 ページ) 本連載では産業全体のVRの動向や将来展望について深堀りして解説していきます。今回は、海外製の産業用VRソフトと、それを実際に日本で利用しようとする場合の課題点について説明します。 製造業VRエバンジェリストの早稲田です。前回は、3D CAD用のVRシステムにおける、「事前変換方式」と「変換不要方式」について説明しました。第3回の今回は、海外製の産業用VRソフトと、それを実際に日本で利用しようとする場合の課題点について紹介します。 意外と長い歴史のある海外製産業用VR 実は、HMDを装着するタイプ以外も含め、産業用VRソフトウェアの歴史は結構長いです。壁一面のプロジェクタースクリーンを四方や床面に配するCAVE型のVRシステムは、1990年代から存在し続けていました。 ただし、
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