三億円事件の「白バイ警官」。歴史に残るこの事件の詳しいことは知らなくても、このモンタージュ写真が強く印象に残っている人は多いだろう。グリコ森永事件の「キツネ目の男」の似顔絵も独特の怖さがあったが、モンタージュならではのリアルな写真に、何を考えてるか分からない表情、空虚でありながらこちらを睨んでいるかのような視線。その顔は起きた事件の内容とは関係なく怖い!これに限らず、子供の頃見たモンタージュ写真って結構トラウマもんだったりする。 誰かに似せるとか本来の目的はいっそおいといて、怖くないモンタージュ写真って作れないものか。DPZライター皆様のご協力のもと、制作してみました。 (大坪ケムタ) まずは怖くない顔の素材を集める モンタージュ写真を作ろう、と決めたのはいいけれど、考えてみるとモンタージュ写真とは「誰かに似せること」を目的にした手法。じゃあ誰に似せればいいのか?「怖くない人」に似せていけ