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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (271)

  • 社説:小沢一郎の破壊  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年1月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 小沢一郎氏は何の理由もなく「壊し屋」と呼ばれているわけではない。先の総選挙で、過去20年近く企んできた自民党の破壊を成し遂げた男は、自党である民主党にも全く同じことをやってしまう可能性が十分ある。 昨年8月の衆院選で民主党を勝利に導き、現在幹事長を務める「選挙の神様」は、今や党の足かせとなった。民主党の支持率はほんの数カ月で70%から45%まで急落した。支持率低下の大きな理由は、小沢氏を取り巻くスキャンダルの臭いと、この67歳の政界の老兵が密かに舞台裏から民主党を運営しているという国民の認識である。 党の足かせとなった「選挙の神様」 民主党が政権を取る前に小沢氏の政治献金問題の捜査に乗り出した検察は既に、同氏の現役・元秘書を3人逮捕している。メディアを利用して小沢氏にマイナスとなる話をリークする検察のやり方は恥ずべき行為であり、日

    Desperado
    Desperado 2010/01/21
  • 終わることのない「2007年問題」 どんなに忙しくても技能・技術の伝承を | JBpress (ジェイビープレス)

    トヨタ方式の土台にある哲学」について、「(その1)人間性尊重」「(その2)諸行無常」「(その3)共存共栄」「(その4)現地現物」という4項目に分けて説明しています。 (2)で考えている「諸行無常」とは、高邁な哲学を言うのではありません。実務担当者が直面している、「あらゆる事象が時間と共に変化してしまう」ことを言います。これは現場管理においては大変に厄介な問題です。ここでは、トヨタ方式でこれをどう捉え、どのように取り組んでいるかを説明しています。 これまで諸行無常に関して、「<1>諸行無常と日人」「<2>自分の城は自分で守れ」「<3>標準作業時間とは何か」というテーマでお話ししてきました。今回は、「<4>2007年問題は解決したか」についてお話ししましょう。 なぜオイディプスはスフィンクスの謎かけに答えられたのか 西洋文明にも「諸行無常」の考え方があるだろうかと探していたら、 有

    終わることのない「2007年問題」 どんなに忙しくても技能・技術の伝承を | JBpress (ジェイビープレス)
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    Desperado 2010/01/20
    「トヨタでは」「トヨタでは」「トヨタでは」
  • 「現金社会」は変わるのか クレジットカード日本導入から50年 | JBpress (ジェイビープレス)

    敗戦以来、何事も米国流の生活様式に憧れを抱いてきた日人が珍しく追随に二の足を踏み続けてきたことと言えば、クレジットカードによる支払いだろう。 1960年3月に日初のクレジットカードが丸井で発行されてから、間もなく50年になる。日クレジット協会によると、現在の有効発行枚数は約3億2000万枚。成人1人当たり3枚のカードを持っている計算だ。しかし、半世紀という長い歴史や日経済の規模、質の高い決済インフラなどを考えると、クレジットカード産業が到達したレベルは決して満足のいくものではない。 家計の可処分所得に占めるカードショッピングの比率(カード利用率)は、企業の利用分を含めても米国の半分の13%程度。デビットカードがそっぽを向かれていることもあって、いまだに85%の取引は現金で決済されている。これほどの「現金社会」は先進国では稀有な存在だ。 クレジットカード取扱高、初のマイナス成長に転落

    「現金社会」は変わるのか クレジットカード日本導入から50年 | JBpress (ジェイビープレス)
    Desperado
    Desperado 2010/01/20
    「だが、こうした小出しの消費刺激策にどれほどの効果があるだろうか」。は?クレジットカード利用が増えると消費が一気に増えるの?これで"経済ジャーナリスト"とはお里が知れる。
  • ソブリンリスクの年 日米欧財政それぞれの動き | JBpress (ジェイビープレス)

    今年は「ソブリンリスクの年」だと言われることが少なくない。確かに、金融危機後の世界経済フリーフォール状態をい止めるために、各国政府は財政政策を大規模に活用し、大幅な財政赤字に直面することになった。ギリシャのように、債券のみならず為替市場でも財政状況が材料視されている国もある。 今年に持ち越された世界経済の「宿題」の1つに、景気回復と財政再建の両立という難しい課題がある。多額の国債の消化を海外マネーに依存せざるを得ない国では、長期金利の水準に財政面のリスクプレミアムが大きく上乗せされたり、通貨が売り込まれたりする場面が出てくるとは、筆者も考えている。しかし、冷静に考えてみると、各国の財政当局が今年は無為無策のままとは考えにくい。海外投資家を含む市場の信認を維持すべく、あるいは自国民に安心感を与えるべく、財政事情の改善に向けた動きを各国政府が断続的に打ち出してくることもまた、しっかり予想して

    ソブリンリスクの年 日米欧財政それぞれの動き | JBpress (ジェイビープレス)
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    Desperado 2010/01/20
  • 「民主政権VS検察」の戦いに 一蓮托生となった鳩山と小沢 | JBpress (ジェイビープレス)

    民主党幹事長・小沢一郎の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件は、「民主政権VS検察」全面対決という構図になった。小沢が東京地検特捜部に対して「断固戦う」という決意を示せば、首相・鳩山由紀夫も「どうぞ戦ってください」と全面支援を表明した。これで鳩山は小沢と一蓮托生になったと言わざるを得ない。 2009年1月18日、通常国会が召集された。波乱含みの与野党攻防が始まる。「政治とカネ」をめぐり、鳩山は防戦一方の展開となろう。小沢も説明責任を果たさなければ、ますます批判を浴びるのは必至。小沢独裁の崩壊、すなわち鳩山政権の「終わりの始まり」という予感がしてならない。(敬称略) 1月15日、小沢の資金管理団体「陸山会」による土地購入をめぐる事件で、東京地検特捜部は同会の事務担当だった衆院議員の石川知裕らを政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕した。13日の強制捜査着手に続き、政界は再び激震に見

    「民主政権VS検察」の戦いに 一蓮托生となった鳩山と小沢 | JBpress (ジェイビープレス)
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    Desperado 2010/01/20
    何ら新しい情報もなければ洞察もない。しかも大手メディアの記者が匿名で書いてやがる。twitterでもやってろよ。
  • オバマ大統領、就任1年目に逃した好機  JBpress(日本ビジネスプレス)

    バラク・オバマ大統領の1年目には、多くの米国人が――保守、リベラル、中道の別を問わず――幻滅している。共和党支持者はオバマ氏を、課税して財政支出を増やすリベラル派と見なし、革新主義者は、同氏が企業の権益に屈したとか、ジョージ・ブッシュ時代の外交を手法だけ変えて継続していると言って嘆いている。 無党派層は、期待を裏切られたような気持ちになっている。オバマ氏は党派間の溝の橋渡しをし、分断された米国をひとつにまとめ上げると言っていたのに、左派と右派がまとまったのはオバマ政権への失望という一点にとどまっているからだ。 ある意味で、オバマ氏は今、あの輝かしい選挙運動のツケを払っている。どこからともなく現れた同氏は、民主党の意中の候補(ヒラリー・クリントン氏)をうっちゃり、民主党の支持基盤を感激させ、米国全土を熱狂させた。 あり得ないほど高い期待、失望は不可避だった 冷静で知的、そして自信に満ちた同氏

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    Desperado 2010/01/15
  • 「天然ガス大国」トルクメニスタン 豊富な資源を武器にロシア、中国、EUと渡り合い | JBpress (ジェイビープレス)

    ではあまりなじみのないこのトルクメニスタンという国は、ソ連崩壊の際に初代大統領に就いた故サパルムラト・ニヤゾフ氏が終身大統領となって、個人崇拝に基づく独裁体制を築き上げた国であり、ニヤゾフ前大統領存命中は「中央アジアの北朝鮮」とも呼ばれていた。 ニヤゾフ前大統領への個人崇拝ぶりを示す例は枚挙に暇がない程であるが、例えば、首都の中心部に設置された前大統領の「金像」(←「銅像」ではない)は、前大統領が常に太陽の方角を指し示すように常時回転している。 また、前大統領の著作『ルフナマ』(「魂の書」の意)は、コーランに匹敵する重要な書物として国民の必読文献とされ、同書の内容理解が学校の成績や職場での昇進等に影響した。

    「天然ガス大国」トルクメニスタン 豊富な資源を武器にロシア、中国、EUと渡り合い | JBpress (ジェイビープレス)
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    Desperado 2010/01/15
  • 世界の市場:バブル警報  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年1月9日号) 各国の市場は政府による持続不能な景気刺激策に依存しすぎている。今の状況が続くわけがない。 超低金利の「ただのカネ」の効果は目覚ましい。1年前、投資家たちはパニックを起こし、大恐慌の再来が語られたほどだったが、現在では、MSCI世界株価指数は2009年3月につけた安値より70%以上高くなっている。それは主として、米国、日、英国とユーロ圏における1%以下の金利が、投資家たちに手持ち資金を取り出して高リスク資産を買うよう促したおかげだ。 昨年のパニックにもかかわらず、資産価値は一度としてほかの弱気市場が記録した底の水準までは下げなかったし、現在の反発局面で、いくつかの市場は再び割高に見えてきた。 危機の震源地だった米国の住宅市場では、住宅物件の値段は、賃貸収入に基づく利回りでは大体公正な価格がつけられているが、英国ではほぼ30%、オーストラリアと香港

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    Desperado 2010/01/13
  • 女性と仕事:大いなる前進  JBpress(日本ビジネスプレス)

    大学生や専門職では、既に女性が過半を占めている国が多い(写真は2008年の「国際女性の日」にローマで開催された、女性の権利拡大を訴える集会)〔AFPBB News〕 世界が祝い事に飢えている現在、その候補となりそうなことを1つ紹介しよう。米国では今後数カ月内に、女性が労働人口の過半数を占めるようになる。 経済協力開発機構(OECD)加盟国では既に、女性が大学卒業者の半数を超えている。米国をはじめとする複数の先進国では、女性が専門職の多数派を構成する。さらに、米ペプシコから仏アレバに至るまで、世界に名だたる企業の多くを女性が経営している。 女性が経済的な力を手に入れたことは、我々の時代で最大の社会的変化だと言っていいだろう。ほんの1世代前、女性の仕事と言えば大抵、同じ作業を繰り返す単純労働に限定されていた。当たり前のように性差別を受け、結婚や出産を機に退職するものとされていた。 それが現在、

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    Desperado 2010/01/06
  • スズキに益をもたらすVWの骨太なものづくり 両社が資本提携の大ニュース、その本当の狙いは? | JBpress (ジェイビープレス)

    世界バブル崩壊の第1章のただ中にあって、最大の消費財産業である自動車業界にも嵐(「暴風」と言った方がいいかな)が吹き荒れた年となった2009年。その嵐が収まりそうな気配は、まだ見えてこない。 そんな中で「フォルクスワーゲン(VW)とスズキが資提携」というニュースが飛び込んできた。一般紙や経済系のメディアではとかく「スズキの『安くクルマを造る技法』にVWが期待」「スズキにとって『環境対応技術の開発』にVWを頼ることができる」のが、それぞれのメリットである、と紋切り型の理由が語られていた。 しかし、この2者が手を結ぶことの意味は、もっと広く深いはずだ。 クルマを通して浮かび上がる企業活動の軌跡 自動車メーカーがその時々にどう動いてきたか、企業組織としての能力や意志はプロダクツに表れる。 私自身、1年間に延べ百数十台のクルマを「味見」する中で、目で見たり身体で触れたりする部分はもちろん、それ以

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    Desperado 2010/01/04
  • 鳩山政権100日:忍び寄る停滞の影  JBpress(日本ビジネスプレス)

    鳩山由紀夫氏の野望がとてもスケールの大きなものであることは誰も疑いようがない。今年8月の総選挙で民主党が歴史的な大勝利を収め、初めての所信表明演説に臨んだ首相は、東アジアをリードする民主主義国であり世界第2位の経済規模を誇る日を大きく変革したいとぶち上げた。 日の政界では指折りの名家の出身である鳩山首相は、満員の衆議院会議場で次のように語りかけた。鳩山内閣が取り組むのは、封建制度を廃し、近代日の基礎を築いた1868年の明治維新に匹敵する変革である。 「今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国の形の変革の試みです」 首相は単に大風呂敷を広げたわけではない。民主党の地滑り的な大勝利により、半世紀にわたってほとんど破られることのなかった自民党支配は明らかに崩れ去った。数を大幅に減らした自民党議員は首相を不機嫌そうに

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    Desperado 2010/01/04
  • 「主役不在」の年明け いまだ遠いトヨタ復活の足音 | JBpress (ジェイビープレス)

    2010年1月、日の産業界は「主役不在」のまま年が明けた。止まらぬ円高、そして深刻なデフレ・・・。厳しい状況下、名だたる企業の多くが依然もがき苦しんでいる。中でも残念なのは、長年、主役中の主役であり続け、日経済を強力に牽引してきたトヨタ自動車がいまだ来の姿ではないことだ。 創業家出身の豊田章男氏を社長として担いだ新体制も、はや半年が過ぎた。この間、世界同時不況の影響で「どん底」にあった業績は幾分マシになったとは言え、まだまだ胸を張れるような状況ではない。前期から続く営業赤字は2010年3月期も巨額に上るとみられ、2011年3月期(来期)に目指す3期ぶりの黒字転換が達成できるかどうか依然不透明だ。 「3期連続赤字を回避するため、できる限りの手を打つ」――。章男社長が就任会見でこう高らかに宣言したことが、何やら遠い昔のように思えてくる。「こんなはずではなかった」とは、当のトヨタ首脳陣が一

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    Desperado 2010/01/04
    中身がないなあ。
  • 日本が危ない ドブ板と駅頭の挨拶だけで当選する「衆愚」コラム【政権交代特集】 | JBpress (ジェイビープレス)

    今回の総選挙はいつもとは少し違っていた。2009年8月30日の投票当日、午後5時頃から江戸川区選挙管理委員会事務局の電話が鳴りっぱなしで、内容は「これから投票に行きたいが、投票券が無いが、どうしたら良いか?」「どこへ行ったら良いのか?」と言う初歩的な質問は、皆若い人で、恐らく初めて投票する人だった。 マスコミの予想通り民主党が大勝した。自民党の菅義偉(すが・よしひで)氏がテレビで「自民党の賞味期限は小泉政権の前に終わっていたのかもしれない」と話していたのが印象的だった。無策で、まともな指導者のいない自民党の敗北は当然だったが、民主党の勝利は、敵失で得たものであった。 劣化した日政治 何故日政治がこのように劣化したのか? 在京米国人のある政治ジャーナリストは「日政治は場当たり的になっています。国民は皆、毎日、真面目に自己責任を果たしているのに、政治家は財政や税制がおかしいから何も

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    Desperado 2010/01/03
  • 嫌な予感が現実に 中川昭一さん急逝  コラム【世捨人】 | JBpress (ジェイビープレス)

    中川昭一さん(56)が2009年10月4日(月)午前8時すぎ、東京・世田谷下馬の自宅2階でうつ伏せとなって死んでいるのが見つかった。実際に死んだのは前日、3日の午後11時頃だったらしい。私は昭一さんが2月のローマでの “朦朧会見” 以来、これは危ないのじゃないかと心配していた。「やっぱり、でも若すぎた」とつくづく思った。 なぜなら、父上の中川一郎氏が57歳の時、自民党総裁選で惨敗して数カ月後の1983年正月に札幌で「首を吊って」死んだからだ。当時、初めは心筋梗塞と発表されたが、まもなく「自殺」であることがわかった。そうした事情があってか、死んだその日に遺体を東京の自宅に移し、なんと翌日には火葬までしてしまった。あの時はびっくりした。そうしたことが死んだことについて様々な疑惑、憶測を呼び、いまだに「怪死」の域を完全には出ていないありさまだ。私もなぜあの中川一郎氏が自ら首吊りで死んだのかわから

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    Desperado 2009/12/29
  • 歴史の急流に押し流された世界秩序  JBpress(日本ビジネスプレス)

    21世紀の最初の10年間の地政学を形作った人は誰か。そう考えてみると、まずウサマ・ビンラディン氏とジョージ・ブッシュ氏が頭に浮かぶ。 2001年9月11日のアルカイダによる大規模なテロは、共産主義の敗北の後で悦に入っていた西側諸国に対する新時代の挑戦を描き出しているように見えた。米国大統領の対応は、最初は米国の力が及ぶ範囲を、次にその限界を明らかにした。 ウラジーミル・プーチン氏をそうしたリストに加える人がいるかもしれない。筆者は確信が持てない。プーチン氏は、ロシアの傷ついたプライドを癒やした。同氏は今、大統領の地位を取り戻すことを計画している。だが、高騰する原油価格も堂々と上半身裸になってみせる男っぽさも、ロシアの衰退という基的な軌道を反転させるには至っていない。 21世紀「最初の10年」が残したもの ニューヨークの世界貿易センタービルの崩壊から8年の歳月が経ったが、アフガニスタンとパ

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    Desperado 2009/12/27
  • 地を読み、時を読む台湾企業の海外進出 ベトナムでの躍進に見る企業家精神 | JBpress (ジェイビープレス)

    少子高齢化が叫ばれる日をよそに、東南アジアに人口の8割が40歳以下、平均年齢26歳という若さあふれる国がある。ベトナムである。 人とバイクが雑多に入り乱れる市内、行商人が野菜や魚を運び、街角では市場が催される。家族3人がホンダのカブを相乗りして、家路に向かう。若い母親が子供を2人抱えて家事に勤しむ。 平均月収はわずか8000円程度。しかし人々の顔は明るく、生きる気力と逞しさに満ちている。混沌とした中にある若さと成長意欲、勤勉さ、どこか古き良き日の姿を思い起こさずにはいられない。 「ベトナムで若い人と接していると、自分の息子たちと接しているような感覚になる。自分の持っているものを伝えたいという気になる」。ある日系企業の駐在の方の言葉がとても印象に残っている。企業人にとってそれほど魅力のある国なのだろう。 ベトナムに住む9割の人口は京(キン)族である。東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の

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    Desperado 2009/12/27
  • 過小評価された人民元が生むリスク 中国の為替政策は世界共通の懸念事項 JBpress(日本ビジネスプレス)

    一国の為替レートは、貿易相手国に必ず影響を与える以上、当該国だけの懸念事項ではあり得ない。その国が経済大国であれば、なおのことその意味合いが強まる。 それゆえ、中国自身が好むと好まざるにかかわらず、厳重に管理された同国の為替制度は当然、貿易相手国にとっての懸念事項となる。中国の輸出高は今や世界のどの国よりも大きくなった。重要でない国ゆえの自由は、消え去ったのである。 当然ながら、中国側はこの圧力に反発している。11月30日、南京で開催された欧州連合(EU)・中国サミットの総括で、中国の温家宝首相は、人民元切り上げを求める声に対して不満を述べた。 「一部の国は、一方で人民元の切り上げを望みながら、他方で中国に対して厚かましくも保護貿易主義的な行動に出ている。これは不公平だ。こうした施策は中国の経済発展に対する制約となる」というのが、温首相の弁だ。首相はさらに「我々は合理的でバランスの取れた水

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    Desperado 2009/12/25
  • 今でも激しい爪あと残すラサ暴動 チベットでは今、何が起きているのか | JBpress (ジェイビープレス)

    「自分は今、望んでいた最高の場所にいる」。そんな心境に、自分もなった。若干緊張しつつも、すがすがしい面持ちで、チベット・ラサ空港に到着した。 空港を出ると、現地の関係者が出迎えに来ていた。ガイドを担ってくれたのは27歳のチベット族(以下「M氏」)。コミュニケーションがきちんと取れるか心配だったが、英語中国語も抜群に上手い。 チベット族は小学1年生からチベット語、中国語、英語を勉強するのが通例で、トリリンガルになる人間も少なくない。 北京大学などのエリートなんかよりもよっぽど上手に英語を操る。こっちは生活がかかっている。単に留学のためだけに英語試験を受ける大学生とは、置かれた環境が異なる。 ラサの標高は3650メートル。初日はまずこの富士山頂に匹敵するほどの高さを誇る高原地に慣れなければならない。意識的にゆっくり歩きながら、昼を取って、ホテルに帰ってきた。 激しい高山病に襲われ死も予感

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    Desperado 2009/12/25
  • 普天間のチャンスに、焦り傷ついた中国 習近平副主席訪日の裏事情~「中国株式会社の研究」~その38 | JBpress (ジェイビープレス)

    日中関係も中日関係も、その9割は内政だ。政治局常務委員クラスの訪日ともなれば、その失敗は中国の内政上問題となり得る。だから、この種の訪問ではあまり冒険はできない。むしろ、日程が何事もなく、予定通り、スムーズにいけば「大成功」となる。 江沢民元主席が訪日して以降、今回ほどギクシャクした中国要人訪日はあまり覚えがない。習副主席に同行していた中国側随員の顔色も心なしか蒼ざめて見えた。こんなはずではなかった、というのが日中関係者双方の音だろう。 何でこうなったのか。「日側の事情」はおびただしい報道のおかげで大体分かったが、中国側は「日政府に聞いてくれ」の一点張りで、あとは黙して語らないそうだ。恐らく、中国関係者がこの点につき詳しい説明を行うことはないだろう。 そうであれば仕方がない。 勝手ながら今回は、「大成功」に終わるはずだった中国国家副主席訪日に「ケチ」がついた「中国側の事情」を解き明か

    普天間のチャンスに、焦り傷ついた中国 習近平副主席訪日の裏事情~「中国株式会社の研究」~その38 | JBpress (ジェイビープレス)
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    Desperado 2009/12/18
  • サッチャー革命は無駄だったのか? ポスト「ポスト・サッチャー」時代の始まり JBpress(日本ビジネスプレス)

    マーガレット・サッチャー氏は1979年5月4日に英国の首相に就任し、11年余りの長きにわたってその座にとどまった。サッチャー政権は英国の政治を作り変え、1980年にロナルド・レーガン氏が米国の大統領に選出された後は、この2人が世界を作り変えた。 だが、1930年代以来最大の金融危機――世界の2大金融センターがある米国と英国に集中した危機――の余波の中、サッチャー改革の何が後に残ったのだろうか? サッチャー夫人(現在はレディーの称号を持つ)は、高インフレ、成長停滞、好戦的な労働組合を特徴とする国家の衰退を反転させる決意を持って首相に就任した。サッチャー政権は、金融統制、規制緩和――特に金融業界の規制緩和――、柔軟な労働市場、民営化を重視した。 1997年以降の労働党政権はこうした政策を覆さないどころか、それらを土台に事を進めた。公共支出を増やしたが、大幅なものではなかった。2007~08年度

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    Desperado 2009/12/17