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地を読み、時を読む台湾企業の海外進出 ベトナムでの躍進に見る企業家精神 | JBpress (ジェイビープレス)
少子高齢化が叫ばれる日本をよそに、東南アジアに人口の8割が40歳以下、平均年齢26歳という若さあふれる... 少子高齢化が叫ばれる日本をよそに、東南アジアに人口の8割が40歳以下、平均年齢26歳という若さあふれる国がある。ベトナムである。 人とバイクが雑多に入り乱れる市内、行商人が野菜や魚を運び、街角では市場が催される。家族3人がホンダのカブを相乗りして、家路に向かう。若い母親が子供を2人抱えて家事に勤しむ。 平均月収はわずか8000円程度。しかし人々の顔は明るく、生きる気力と逞しさに満ちている。混沌とした中にある若さと成長意欲、勤勉さ、どこか古き良き日本の姿を思い起こさずにはいられない。 「ベトナムで若い人と接していると、自分の息子たちと接しているような感覚になる。自分の持っているものを伝えたいという気になる」。ある日系企業の駐在の方の言葉がとても印象に残っている。企業人にとってそれほど魅力のある国なのだろう。 ベトナムに住む9割の人口は京(キン)族である。東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の
2009/12/19 リンク