サイバー攻撃、プーチン氏指示=トランプ氏後押し狙い-米情報機関 【ワシントン時事】米国家情報長官室は6日、大統領選を標的にしたロシアによるサイバー攻撃について、プーチン大統領が指示したと結論付ける報告書を公表した。ロシアによるサイバー攻撃は、民主党のクリントン前国務長官の選挙活動を妨害し、トランプ次期米大統領を後押しする狙いがあったと指摘した。 報告書は、プーチン氏が、ロシアで2011年に起きた反政府デモをクリントン氏が扇動したとして非難するなど同氏に反感を持っていたことを挙げ、「クリントン氏の信用を傷つけることを望んだ」と強調した。 またロシア軍参謀本部情報総局(GRU)がサイバー攻撃で入手した民主党全国委員会やクリントン陣営の幹部のデータを内部告発サイト「ウィキリークス」に渡したと指摘した。オバマ大統領は先月29日、GRUなどへの制裁やロシア外交官35人の追放を決めた。(2017
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