先週、NATOのフォグ・ラスムセン事務総長が英国のシンクタンク「チャタム・ハウス」で行った発言が波紋を広げている。 ロシアの特殊機関がシェール・ガス採掘に反対する環境団体を秘密裏に資金支援しているというものだ。 以下、発言を引用する。 「ロシアは、その洗練された情報・情報攪乱工作(sophisticated information and disinformation operation)の一環としていわゆる非政府組織−シェール・ガスに反対する環境団体に関与しているという関係者と私は面会した。欧州をロシアからのガス輸入に依存させておくためだ」 ラスムセン事務総長はこれ以上の詳細については明らかにしておらず、「あくまで私の解釈」と釈明し、NATO事務局も「事務総長の個人的意見であってNATOとしての公式見解ではない」などと火消しに躍起になっているが、波紋を呼びそうだ。 しかも、NATO事務局
![ロシアがグリーンピースに資金援助? ウクライナとのガス紛争の影でロシアの秘密工作疑惑が浮上(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/72f0c467f6d3d1dc2c141a5399627f4eb74308e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsbyl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fkoizumiyu%2Fprofile-1590225855.jpeg%3Fw%3D200%26h%3D200%26up%3D1)