「角界のレジェンド」こと幕内・旭天鵬(40)=友綱=が2日、大相撲初場所の一夜明け会見で審判部を批判した横綱・白鵬(29)=宮城野=を擁護した。白鵬にとって旭天鵬は同じモンゴル出身の大先輩。千秋楽の1月25日は、宮城野部屋と友綱部屋の打ち上げパーティーが同じ結婚式場内で行われ、一夜明け会見当日の明け方午前4時まで一緒にいたと言う。「横綱は場所中、お酒を一滴も飲まないから飲み過ぎてたんだと思うよ。4時に別れた後に焼き肉に行ったみたいだし、眠かっただろうし、悪気はないと思うよ」とかばった。 協会幹部らからは批判の声が相次ぐ中で救いの手を差し伸べたのは、普段から白鵬の兄貴分のように接する40歳の優しさでもあった。「やっぱり日本語は難しいからね。思っていたことと違うように伝わることもある」と入門23年の旭天鵬。外国出身者ならではの経験を交えて気持ちを代弁した。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)も