【AFP=時事】ドイツ警察は8日、国内情報機関の情報に基づいて東部ザクセン(Saxony)州ケムニッツ(Chemnitz)の集合住宅を捜索したところ数百グラムの強力な爆発物を発見した。 警察はこの集合住宅に住んでいたシリア人の男が爆弾を使った攻撃を計画していたとして、大規模な捜索を実施してその行方を追っている。警察は住民に自宅にとどまるよう呼び掛けている。 警察によると男は1994年1月にシリアで生まれたジャベル・アルバクル(Jaber Albakr)容疑者(22)。国内情報機関の報道官は、同容疑者は昨年難民としてドイツに入国し、当局の監視対象になっていたと述べた。 捜査官らが7日に警告を発し、8日に捜索が行われた。ソーシャルメディアに投稿された写真には黒いバラクラバ(目だし帽)とヘルメットを着用した武装警察官がアパートの建物を捜索する様子が写っていた。近隣住民約100人が避難し、警
今日の横浜北部は午前中大雨で、午後はなんとか晴れました。ようやく涼しくなってきましたね。 さて、数日前の放送(https://youtu.be/2LjFyA3jkWY)でも触れましたが、米陸軍が新しいコンセプトを発表しまして、そこから示唆されている内容が我が国の実力組織にも影響がありそうということで記事を要約しました。 個人的には90年代から2000年代に流行ったRMAに関する議論のアップデート版だと示唆されているところが印象的です。 === 米陸軍の「マルチドメインバトル」:ジャミング、ハッキング、長距離ミサイル By シドニー・フリードバーグ 毎年開かれる最大の国防カンファレンスの数日前のことだが、陸軍のトップの計画担当者の一人が、陸軍の従来からの活躍の場である陸から、空、海、宇宙、そしてサイバーへとその役割を拡大することを目指す、新たな計画を発表した。 アメリカの国防費が削減に向かっ
「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 先日、日本政治学会のパネルで「平和構築と安全保障-国際立憲主義の観点から 」という題名の報告をさせていただいた。他の報告者・司会者・討論者も全員国際政治学者で、頼まれたように「平和構築」の観点から安全保障を見る方向でまと
ロシア国防省は、NATO=北大西洋条約機構の加盟国の間に位置するロシアの飛び地に、核弾頭を搭載できる弾道ミサイルを持ち込んだことを示唆し、ウクライナに続いて、シリアをめぐっても対立を深める欧米をけん制したものと受け止められています。 その中で、国防省の報道官は「このミサイルは移動式だ」と強調したうえで、「これまでにも1度ならず持ち込んだし、今後も移動させる」として、ミサイルを持ち込んだことを示唆しました。 また、ロシアの上院議会の国防・安全保障委員会の幹部も、ミサイルについて「軍事演習の目的で移動させた」としていて、ウクライナに続いてシリアをめぐっても対立を深める欧米をけん制したものと受け止められています。 カリーニングラード州を含むバルト海周辺では、先週、ロシア軍の戦闘機が領空を侵犯したとして、エストニアとフィンランドがそれぞれロシアに対して抗議したり、説明を求めたりする事態も起きていま
こちらによると、ロシア外務省は、ドンバスのウクライナへの統合に賛成している。 ケリン・ロシア外務省全欧州協力局長は、第二回若手外交官欧州フォーラムの開会の辞において「ロシアはウクライナ東部からだけで100万人以上の難民を受け入ている。移民の流入への対処は、危機の原因を解消することであり、ドンバスは同権でウクライナに統合され、ロシア語系住民に対する迫害、虐殺が起こらないようにしなければならない。彼らは、法的に、憲法上の資格を有し、恩赦を受け、最終的に軍事的のみならす政治的な解決に至る。ウクライナ東部の発展のための経済的復興と好条件確立を成す」と述べた。 -------- ロシアのドンバス政策は不変なようです。 1.ロシアへの編入、あるいは国家承認はない 2.自治権のようなものを付与させてウクライナ領に押し込む
【ロシア万華鏡】ウクライナ紛争の写真展に乱入、恫喝、破壊… 中には露与党議員も 「悲劇」語れぬロシア社会の異常な空気 モスクワで9月末、ウクライナ東部紛争をテーマにした写真展示が繰り返し襲撃を受ける事件が起きた。ウクライナ側の兵士らを撮影の対象にしていたことがナショナリストや保守派の活動家らの怒りを買った形だが、事件は紛争について依然、自由な見解を表明できないロシア社会の雰囲気を強く反映していた。 ◆壊された展示 「カムフラージュ服姿の男が今日も来ました。写真が飾られていないことを確認しにきたのです。腕を振り上げて、また飾ろうものなら、いつでも引き破りに来るからなと脅していきました」 9月30日、記者が現場を訪れると、がらんとした展示会場の入り口で、受付の女性が力なく語った。 事件が最初に起きたのは28日のことだ。芸術家と称する男がスプレーで写真にペンキをまき、展示を毀損(きそん)した。さ
安保理審議の余波(サウディ、カタールのエジプト批判) 2016年10月09日 15:19 エジプトシリア 安保理での仏決議案、ロシア決議案に対する各国の投票振りは、朝方お伝えしたところですが、エジプトがロシア案を支持した4国の中に入ったことについて、早速国連のサウディ代表及びカタール代表が、厳しくこれを批判(というよりは非難に近いか?)したとのことです。 al jazeera net は、サウディ常駐代表が、エジプトの立場は悲しむべきことで、マレイシア及びマリの方が、アラブを代表するエジプトよりもアラブのコンセンサスに近いというのは実に悲しむべきことだと語ったと報じています。 カタールもエジプトの投票態度を遺憾だとして、両国を含む10か国(国名は不明)はさっそく安保理に対して、シリア問題に対する責任に関する抗議書簡を発出すると語った由 なお、同放送の特派員は、エジプト代表は事前にシリア代表
Japan In-Depthの記事でも、「オクトーバー・サプライズ」のことは書いたところなのに、さらにデカいスキャンダルが出てきて。でもね、驚かないよ。だって、本当のトランプってこういうヤツだから。 これはワシントン・ポスト紙(最近いい仕事してるなぁ。ジェフ・ベゾスがスポンサーだと取材費もたっぷりかけられるだろうし)がすっぱ抜いたばかりの、10年ほど前のドナルド・トランプのプライベートな会話。 あまりにも下品なので、私の周りの女性たちはSNSに詳しいことを書こうとしてない。私は下品なのも平気w って言うか、下品だからこそ、包み隠すことなく、知ってほしい。なのでサクッと訳してみた。なるべく原文に近い言葉で。 この頃のトランプは、第3夫人のメラニアと結婚してまだ2か月ぐらい。新婚と言っていい。2度目の結婚式の時に、お下劣ラジオ番組ホストのハワード・スターンに「○ンコってのは高くつくぜ(お相手の
こちらに、石油・ガスをめぐるベラルーシとロシアの対立の経緯に関する記事が出ているので、抄訳して紹介する。少々長いので、何回かに分けて掲載する。 ◆ ベラルーシとロシアは、統合関係にあることを互いに標榜し、法的には単一経済空間にあるものの、またも激しいにらみ合いに突入した。これまでもガス戦争、牛乳戦争、カリ肥料戦争などの対立があったが、先日ベラルーシがロシア石油のトランジットに対する輸送料金を引き上げたことにより、今回の対立はそう簡単には収束しない恐れがある。 天然ガスをめぐる両国の対立が表面化したのは、2016年5月3日のことだった。同日、ベラルーシのヴラジーミル・セマシコ副首相が記者団に対し、ガスプロム・トランスガス・ベラルーシ社(露ガスプロムの100%子会社)が訴訟を起こしたことを明らかにした。ベラルーシの州別のガス会社が2016年1月1日以降のガス代金につき、ガスプロム・トランスガス
サナアでの葬儀会場の空爆(イエメン) 2016年10月09日 09:22 イエメンサウジアラビア これまでもサウディ等アラブ連合空軍が、学校、病院等を空爆したとの非難が度々聞かれましたが、今度はサナアでの葬儀会場の爆破です。 アラビア語メディアはいずれもこの事件を報じていて、同時にアラブ連合軍が、当時その航空機は現場上空では作戦していなかったとして、彼らの空爆による被害であることを否定したと報じています。 事件の犠牲者数は死者80名、百名以上というのがありますが、al qods al arabi net は、サナアの医療関係者からの情報として国連人道援助調整官が語ったところでは死者140名強、負傷者525名強としています。 この数字が事実に近ければ、これまでの空爆事件による死傷者の数では、最大となるのではないでしょうか? 被害者がこれだけ多いのは、葬儀がhothy連合内相の父親のためで、多
10月6日、就任90日を迎えたフィリピンのドゥテルテ大統領(写真)は、麻薬撲滅戦争や西側指導者に対する痛烈な批判で知られているが、最新国内世論調査では「大変良い」との評価を獲得したことが明らかになった。マカティ市で4日代表撮影(2016年 ロイター) 就任90日を迎えたフィリピンのドゥテルテ大統領は、麻薬撲滅戦争や西側指導者に対する痛烈な批判で知られているが、6日に発表された国内世論調査では「大変良い」との評価を獲得したことが明らかになった。 民間調査機関ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)が国民1200人を対象に実施した調査によると、大統領の仕事ぶりに対して「不満足」との回答は、わずか11%にとどまった。 ドゥテルテ大統領に対して「満足」と回答した76%から「不満足」と回答した数を差し引き、端数を切り捨てて計算した「純満足度」は64%に達しており、前任のアキノ、エストラーダ、アロ
<さまざまな社会問題を生み出してきた中国の戸籍制度がついに改革される。悪名高き農業戸籍は数年以内に廃止される見通しだ。これで多くの農民が救われるのか? 歴史的な出来事だが改革案の詳細を見ると、社会問題そのものの解決とはまだ距離があることが明らかとなった> (写真:福建省の農村の学校、2009年撮影) (1)「世界の工場」中国を支える出稼ぎ農民たち。子どもたちは故郷に取り残され、旧正月にしか親と会うことができない。身を持ち崩して学校を退学。身体を売ったり、チンピラになったりする子どもも少なくない。 (2)高速道路で大型バスが交通事故、多くの乗客が死亡した。遺族に補償金が支払われることになったが、その額は一律ではない。都市住民に対する補償は多く、農民には少ない。戸籍によって命の値段は違う。中国の法律はそう定めている。 (3)毎月の住宅ローン返済額が月収を超えてしまう。何十年もかけて負債を返し続
訪日中の米国のサマンサ・パワー国連大使(46)が8日、都内で朝日新聞のインタビューに応じ、2児の母としての子育てと、世界の難題に取り組む多忙な大使の仕事を両立させる日々の苦労について語った。 パワー氏は、仕事で忙しい日々のなか、当時5歳の長男に「いつもプーチン、プーチン、プーチン(ロシア大統領)。たまには僕の名前を呼んで」と訴えられたエピソードを明かした。 長男デクラン君(7)と長女ライアンちゃん(4)を育てながら、国連大使の重責を担うパワー氏の暮らしぶりは、現地メディアでも取り上げられてきた。 ただ、ロシアによるクリミア併合などが起きた2014年のウクライナ危機の際は多忙を極め、週末は子ども連れで勤務先へ。同僚から最新の世界情勢の報告を受け、電話では上司のケリー国務長官と方針を話し合った。 そんななかでプーチン氏の名前を口にし続けた母に、当時5歳だったデクラン君がかんしゃくを起こし、「も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く