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  • NHKも慰安婦デマを総括せよ : 池田信夫 blog

    2014年08月11日00:57 カテゴリメディア NHKも慰安婦デマを総括せよ 今週のメルマガの補足をしておく。朝日新聞の「他社も慰安婦の強制連行を報道した」という逃げ口上は見苦しいが、事実である。中でも最も罪が重いのはNHKだろう。いわゆる番組改編問題の原因になった女性国際戦犯法廷では、昭和天皇を弁護人なしで欠席裁判にかけ、次のような「判決」を下した。検察団が被告人天皇裕仁について立証したことを認定し、天皇裕仁は、共通起訴状中の人道に対する罪の訴因1と2である強姦と性奴隷制についての責任で有罪と認定する。これを主催したバウネット・ジャパンの松井やより(元朝日新聞記者)によれば、慰安婦は「戦時性暴力」だというが、これは間違いである。戦時性暴力というのは、戦争にともなって起こる強姦などの性犯罪であり、日軍はそれを防ぐために慰安所を設置したのだ。 ところがこの「戦犯法廷」は、吉田清治などの

    NHKも慰安婦デマを総括せよ : 池田信夫 blog
    Ereni
    Ereni 2014/09/11
    8.11 バウネット『慰安婦問題はマスコミの別の意味の恐ろしさを思い知らせた。彼らが20年以上、嘘をつき続ければ、もともと存在しない「慰安婦問題」を作り出し、日韓関係をめちゃくちゃにすることもできるのだ』(
  • テレビに「期待」してはいけない : 池田信夫 blog

    2007年01月30日14:08 カテゴリメディア テレビに「期待」してはいけない ところで問題の「女性国際戦犯法廷」だが、東京高裁も期待権を認める判決を出した。メディアでは、原告の要求を是認するような論調が多いが、この事件は最初からの経緯を知らないと質を見誤る。 最大の間違いは、そもそもこの企画が通ったことである。NHKには「チャイナスクール」と呼ばれる中国べったりの一派があり、その代表である池田恵理子氏(私とは関係ない)が問題の番組の企画者だった。彼女はVAWW-NET JAPANの発起人で、「戦犯法廷」の運営委員だった(この事情は、形式的には彼女の部下が番組のプロデューサーになったことで隠蔽されている)。つまり主催者が実質的なプロデューサーなのだから、もともと中立な報道などできるはずがなかったのだ。 しかし教育テレビの提案会議は、ほとんど現場にまかせきりで、編成などがチェックするの

    テレビに「期待」してはいけない : 池田信夫 blog
    Ereni
    Ereni 2014/09/11
    2007.1.30 慰安婦 女性国際戦犯法廷 バウネット 期待権『最大の間違いは、そもそもこの企画が通ったことである。NHKには「チャイナスクール」と呼ばれる中国べったりの一派があり、その代表である池田恵理子氏が問題の(
  • 朝日新聞は歴史認識を語れ : 池田信夫 blog

    2007年06月27日14:02 カテゴリ法/政治 朝日新聞は歴史認識を語れ 朝日新聞東京社編集局長 外岡秀俊様 当ブログの4月1日付の記事を読んでいただいたそうで、ありがとうございます。実は、私はあなたと同い年で大学も同じで、あなたの1年後に朝日新聞から内定をもらいました。それを断ったとき、人事担当者に「去年の外岡君は文芸賞をもらったが、当社に入社した。自由に仕事ができる」と説得されたことを覚えています。あのとき内定を受けていれば、あなたの1年後輩になったわけです。 朝日のような「進歩派」はNHKにも多く、世間で思われているほどNHKは(政治的には)保守的なメディアではありません。特に毎年8月になると、終戦記念番組で反戦平和を訴えるのが定番でした。私も1991年に終戦企画を担当し、取材班は国内と韓国で1ヶ月にわたって「強制連行」の取材をしました。当時のわれわれも「軍が朝鮮人の首に縄をつ

    朝日新聞は歴史認識を語れ : 池田信夫 blog
    Ereni
    Ereni 2014/09/10
    今見るとこの記事すごいな 2007.6.27 朝日新聞東京本社編集局長 外岡秀俊様“政府があきらめてしまった以上、こうした海外の誤解を是正できるのは、朝日新聞だけです.朝日の若い記者にも私の意見に賛成』http://bit.ly/1Axaczl
  • 河野談話は見直しが必要だ : 池田信夫 blog

    2006年11月04日11:54 カテゴリ法/政治 河野談話は見直しが必要だ 安倍首相は、「侵略戦争」を認めた1995年の村山首相談話や「慰安婦」について謝罪した93年の河野官房長官談話を認めるなど軌道修正が目立ち、「自虐史観」を批判する支持者から批判を浴びている。他方、下村官房副長官が河野談話について「事実関係を研究し、客観的に科学的な知識を収集して考えるべきではないか」とのべたことが野党の反発を呼んでいる。しかし、これは靖国参拝のような「心の問題」でなはく、検証可能な歴史的事実の問題であり、政治的配慮で封印するのはおかしい。 私は、かつて慰安婦騒ぎがつくられた現場に立ち会ったことがある。1991年にNHKの終戦関連企画で、私は強制連行をテーマに、同僚は慰安婦をテーマに取材した。韓国で数十人の強制連行経験者に取材したが、軍が連行したという証言は得られなかった。強制連行とよばれるものの実態

    河野談話は見直しが必要だ : 池田信夫 blog
    Ereni
    Ereni 2014/09/10
    “私は,かつて慰安婦騒ぎがつくられた現場に立ち会ったことがある.1991年にNHKの終戦関連企画で,私は強制連行をテーマに,同僚は慰安婦をテーマに取材した.韓国で数十人の強制連行経験者に取材したが,軍が連行したとい(続
  • 元慰安婦の「証言」は弁護士に誘導された作り話 : 池田信夫 blog

    2014年09月08日09:40 カテゴリメディア 元慰安婦の「証言」は弁護士に誘導された作り話 慰安婦問題の落とし穴は、来なら「当事者の証言」として信頼できるはずの慰安婦の証言が(弁護士などの誘導で)大きくゆがめられていることだ。たとえばクマラスワミ報告書に延々と引用されているチョン・オクスンという北朝鮮の元慰安婦の証言は次のようなものだ。13歳の時[1933年]の6月のある日、私は畑で働く両親のために昼の用意をしなければならなかったので、村の井戸に水くみに行きました。そこで日人の守備兵に襲われ、連れて行かれたのです。両親は娘に何が起きたのか知らずじまいでした。トラックで警察に連れていかれ、そこで数人の警官にレイプされました。 10日ほどして私は恵山市の日陸軍の守備隊に連れて行かれました。そこには私のような朝鮮人の女の子が400人ぐらいいて、毎日、5000人を超える日兵のために

    元慰安婦の「証言」は弁護士に誘導された作り話 : 池田信夫 blog
    Ereni
    Ereni 2014/09/10
    クマラスワミ報告 秦郁彦1992年に北朝鮮の労働新聞が伝えた李福汝という元慰安婦の証言と同一“当事者の話ではないことがわかるのは、当時の朝鮮半島には軍は駐留していなかったからだ。朝鮮半島は戦地ではない”
  • 朝日新聞というフリーライダー : 池田信夫 blog

    2014年08月18日22:48 カテゴリメディア 朝日新聞というフリーライダー 慰安婦そのものは歴史学でも決着のついた問題(非問題)だが、朝日新聞がなぜ20年以上にわたって世界をミスリードしてきたのかというのは、きわめて重要な問題である。 特に大きな分かれ道は、1997年3月の特集記事だった。ここでは中学校の歴史の教科書に慰安婦が掲載されるようになったことを自社の勝利ととらえ、「これでは不十分だ」という論陣を張っているが、肝心の強制連行は消している。その根拠となった吉田清治の話については、こうぼかしている。 済州島の人たちからも、氏の著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない。吉田氏は「自分の体験をそのまま書いた」と話すが、「反論するつもりはない」として、関係者の氏名などデータの提供を拒んでいる。吉田は1993年に秦郁彦氏の調査に対して「フィクションだ」と認め、96年には週刊新潮

    朝日新聞というフリーライダー : 池田信夫 blog
    Ereni
    Ereni 2014/09/10
    8.18 後半の展開が極めて怪しいが。池田氏の説が正しければ北朝鮮的にそうだという話ではある 『これは日本政府が韓国政府に謝罪や賠償をすべきかどうかという戦時賠償の問題なのだ』
  • 池田信夫 blog : 朝日新聞は北朝鮮の宣伝工作の尖兵だった

    2014年09月10日10:59 カテゴリメディア 朝日新聞は北朝鮮の宣伝工作の尖兵だった きのうの言論アリーナの話は非常に複雑だったので、時系列的に整理しておく。1983年11月:清田記者が「ひと」欄で吉田を取り上げる(慰安婦の話はない) 1990年9月:金丸信が金日成に80億ドル(1兆円)の賠償を約束 1991年8月:植村記者が「思い出すと今も涙」という記事で「女子挺身隊の名で戦場に連行され、日軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦」の記事を出す 1992年1月:宮沢訪韓の直前に「慰安所への軍関与示す資料」という1面トップ記事を出し、「朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した」と解説する 1992年:東京社会部の記者(53)が「デスクの指示で吉田氏に会い、裏付けのための関係者の紹介やデータ提供を要請したが拒まれた」 1993年8月:河野談話を各社は「強制連行認める」と報

    池田信夫 blog : 朝日新聞は北朝鮮の宣伝工作の尖兵だった
    Ereni
    Ereni 2014/09/10
    “訴訟を起こそうとしていたのは人身売買だったが、それは男の強制連行には使えない。そこで遺族会の「戦時動員被害者」に慰安婦を含めるため、梁順任が植村記者に強制連行を入れるように情報操作した疑いが強い”(
  • 池田信夫 blog : 「日本的リベラル」という偽善の終焉

    2014年08月14日00:36 カテゴリ法/政治 「日リベラル」という偽善の終焉 慰安婦問題は、単なる誤報事件では終わらない。20年以上前に事実誤認に気づきながら、正義の味方を装って政府を糾弾し続けてきた朝日新聞の偽善は、徹底的に暴かれるだろう。ここには戦後の「日リベラル」の問題点が、典型的にあらわれている。 丸山眞男が悔恨共同体と名づけたように、「戦争を止めることができなかった」という悔恨が、戦後日の知識人を幅広く結集させた。左翼はもちろん、戦前の体制内にいたリベラルの中でも、軍部の暴走に歯止めをかけられなかったという思いが強かったので、新憲法で戦争が放棄されたとき、反対論はほとんどなかった。 憲法改正や再軍備には、社会党だけでなく宮沢喜一など自民党内のハト派も反対した。1950年代にはまだ服部卓四郎のクーデタ計画など物騒な動きがあり、警察予備隊の幹部の半分以上は旧日軍の将

    池田信夫 blog : 「日本的リベラル」という偽善の終焉
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    Ereni 2014/08/14
    『そして慰安婦事件は、日本的リベラルの最後の看板だった「人権」と称する偽善を葬るだろう。それは悪くないのだが、あらゆる政治的対立が消失した先には何が残るのだろうか。頭が悪いなりに対立軸をつくって(続
  • 田母神氏の危ない歴史観 : 池田信夫 blog

    2014年06月01日12:36 カテゴリ 田母神氏の危ない歴史観 田母神俊雄氏は、都知事選では一番まともな政策を出していた。書も軍事についての話はさすがに専門家と思わせる。特に中国の脅威が、世間でいうほど大きいものではないという指摘はおもしろい。 人民解放軍は人数だけは多いが、その装備はロシアにも劣るお粗末なもので、自衛隊とは比較にならないので、中国から攻めてくる可能性はないという。しかし自衛隊の戦力がいかに優秀でも、政府が弱腰だと尖閣諸島のような挑発を行ない、徐々に勢力を拡大しようとするだろう。 中国が尖閣諸島をほしがる理由は資源ではなく、太平洋に出るルートを確保したいからだ。核戦争になったとき、反撃しにくい原子力潜水艦に搭載したミサイル(SLBM)が最大の戦力になる。これを太平洋に出すためには、尖閣周辺の海域を中国の領海にする既成事実をつくりたいのだという。 あとは元秘書との漫談

    田母神氏の危ない歴史観 : 池田信夫 blog
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    Ereni 2014/06/04
    田母神氏の情報古すぎ…。中国の装備は急速に近代化されてる上に、露との取引が細ったウクライナの防衛産業から、今後これまで以上に軍事技術が流れる。こういう分野の認識でさえこれではマジ使えない(以下引用続
  • 供給力が下がってデフレは終わった : 池田信夫 blog

    2014年05月10日12:15 カテゴリ経済 供給力が下がってデフレは終わった 早川英男氏の発言が、市場で話題になっている。彼と私は学生時代から意見がほとんど同じだが、今度もそうだ。JBpressにも書いたように、景気循環の回復局面が終わり、黒田総裁も認めるようにGDPギャップがゼロになり、失業率も自然失業率に近づいた。もう日銀のやることはない。 日の潜在成長率(日銀)それを理解する上で重要なのは、潜在成長率という概念だ。これは日経済の供給力の増加率を示すもので、成長率がこれより高いとインフレになり、低いとデフレになる。上の図のように2008年以降は潜在成長率は0.5%以下に下がり、今は0%ぐらいまで下がったのではないか、というのが早川氏の見立てだ。潜在GDPは複雑な推計なので断定的なことはいえないが、今の人手不足はGDPが潜在GDPとほぼ一致したことを示唆している。 昨年の実質成長

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    Ereni 2014/05/10
    『つまり日本経済は供給力を減らしてデフレを脱却したのだ。この大きな原因はエネルギー価格の上昇で、ここ3年で20%ぐらい上がり、潜在GDPを下げた』
  • NHKは本当にだまされたのか : 池田信夫 blog

    2014年02月06日16:33 カテゴリメディア NHK当にだまされたのか 週刊文春の記事によれば、佐村河内守の話は100%嘘だった。ゴーストライターの新垣隆氏がきょうの記者会見で事実関係を認めたので、これは詐欺である。とすると奇怪なのは、こんな明らかな嘘に当にみんなだまされていたのかということだ。 特に罪が重いのは、NHKスペシャルを1つくってしまったNHKである。番組1まるごと嘘というのはNスペ始まって以来で、昔のムスタンを上回るスキャンダルだ。これを提案したのは古賀淳也というフリーのPD(ディレクター)だが、彼はTBSに勤務していた5年前から佐村河内に取材していたという。 新垣氏もいったように、彼の身近な人は彼の耳が聞こえることは知っていたので、古賀氏も当然、全聾が嘘だということは知っていたはずだ。とすると、残る可能性は二つである。古賀氏は佐村河内の話がすべて嘘だと知った

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    Ereni 2014/02/06
    佐村河内『NHKの取り柄は品質管理が厳重なことだけなので』
  • 忘れるという合意 : 池田信夫 blog

    2009年04月06日15:47 カテゴリBooks 忘れるという合意 NHKは、いまだに「ドイツはナチの負の遺産を清算したが、日は・・・」という図式で歴史を語ろうとしているようだが、これは神話にすぎない。書は、欧州の戦後処理がいかに首尾一貫しない中途半端なものだったかを具体的に明らかにしている。 西ドイツが「戦後処理」を終えたあとの1951年、バイエルンでは判事・検事の94%、大蔵省職員の77%が元ナチ党員だった。新たに結成された西ドイツ外交団の43%が元SSで、17%が親衛隊かゲシュタポにつとめていた。アデナウアー首相の主任補佐官は、ユダヤ人の「最終解決策」をつくった責任者だった。公職追放された実業家も1950年代前半には「社会復帰」をとげ、ダイムラー=ベンツやクルップなどの経営者になった。 彼らが復権した理由は、日と同じである。冷戦が始まり、経済の再建に彼らの力が必要だったから

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  • インディアスの破壊についての簡潔な報告 : 池田信夫 blog

    2014年01月19日16:04 カテゴリ インディアスの破壊についての簡潔な報告 ケネディ大使はアメリカ大陸の歴史をご存じないようだから、貴重な一次資料を紹介しよう。書はドミニコ修道会の宣教師が1552年に発表した現地報告である。英訳もあるので、大使館の職員が大使に教えて、イルカ漁とどっちが残虐か考えてほしい。キリスト教徒は馬にまたがり、剣と槍を構え、インディオを相手に前代未聞の殺戮や残虐な振る舞いにひたり始めた。彼らは村々に闖入し、子供や老人だけでなく、身重な女性や産後間もない女性までも、見つけ次第、その腹を切り裂き、体をズタズタに切り刻んだ。キリスト教徒はインディオの身体を一刀両断にしたり、一太刀で首を斬り落としたり、内蔵を破裂させたりしてその腕を競い合い、それを賭け事にして楽しんだ。母親から乳飲み子を奪い取り、その子の足をつかんで岩に頭を叩きつけたキリスト教徒たちもいた。また、

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    Ereni 2014/01/20
  • 「戦後レジーム」の失楽園 : 池田信夫 blog

    2013年12月07日13:33 カテゴリ法/政治 「戦後レジーム」の失楽園 バカバカしい秘密保護法騒動が終わった。ここ2週間ほどの短い騒ぎだったが、うんざりしたのは朝日新聞の常軌を逸した偏向報道とともに、2000人以上の自称「学者」が反対声明に署名したことだ。その文は30行足らずで、問題点の指摘は次の部分ぐらいだ。特定秘密保護法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がる危険性を残しており、指定された秘密情報を提供した者にも取得した者にも過度の重罰を科すことを規定しています。この法律によって、市民の知る権利は大幅に制限され、国会の国政調査権が制約され、取材・報道の自由、表現・出版の自由、学問の自由など、基的人権が著しく侵害される危険があります。これは被害妄想である。今度の法律で秘密の範囲は広がらない。今でも政府の管理している「特別管理秘密」は42万件もあり、それを指定

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    Ereni
    Ereni 2013/12/09
    特定秘密
  • 毎日新聞の「テレビのない世帯から受信料」は誤報 : 池田信夫 blog

    2013年12月04日16:57 カテゴリメディア 毎日新聞の「テレビのない世帯から受信料」は誤報 きのうから変なコメントがくるなと思っていたら、毎日新聞が1面で「テレビがなくても全世帯から受信料を徴収する義務化」という誤報をしていることがわかった。 この記者は受信料制度を理解していない。執行部が出したという文書がないので確認できないが、この記事によれば「NHK執行部は8月、「今後の方向性」として放送法を改正して支払い義務化を明記した回答文書を経営委に提出」したと書いており、どこにも「テレビがなくても」とは書いてない。 放送法64条では、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と書いている。つまり受信契約の義務はあるが、支払い義務も罰則もないのだ。 支払い義務化は今まで何度も検討されたが、ここをへたにいじると「罰則を

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  • 植民地支配はもうかったのか : 池田信夫 blog

    2013年11月17日11:39 カテゴリ 植民地支配はもうかったのか 「日帝36年」をうらむ韓国人は、日が「植民地支配」で富を搾取したために韓国が遅れたと信じている(かなりの知識人でもそういう話をする)。しかしエッカートが実証したように日韓国併合の収支は大幅な赤字であり、これを植民地と呼ぶのは正しくない。 それでは日が追いつこうとしていた「列強」の植民地支配の収支決算はどうだったのだろうか。これについては統計の入手可能性が限定されているが、書はヨーロッパ諸国から植民地への輸出品の国内生産に占める比率を示している。それによれば、図1のように各国は18世紀までは植民地から利益を得ることができ、特にイギリスは大きかった。 図1 ヨーロッパ各国の植民地むけ輸出の国内比率(%) しかし帝国主義戦争の始まった19世紀以降、スペインは南米の植民地を失って経済が停滞し、フランスはアフリカに多

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    Ereni
    Ereni 2013/11/17
  • NOTTVの謎 : 池田信夫 blog

    2013年06月22日20:45 カテゴリメディア NOTTVの謎 久しぶりにNOTTVの話を聞いたので、なぜこういう(携帯端末なのに通信できない)変なサービスができたのか、非常にわかりにくい経緯を簡単に解説しておこう。 NOTTVの使っている周波数帯は、昔アナログ放送をやっていたVHF帯である。それを無理やり2011年に停波したため、電波が余ってしまった。この帯域は普通の携帯端末が使えず、特に送信ができないので、「マルチメディア放送」をやることになった。最初は60社ぐらいが参入を申請した(私もその1社のコンサルをやった)のだが、役所の「一化工作」で民放連のISDB-Tmmという方式でまとまる方向になった。 ところが外資系のクアルコムは、国でスタートしていたMediaFLOをこの帯域でやろうとし、「放送局だけでは全国に数百の基地局を建てるのは不可能だ」と主張した。困った電波部は通信業者

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  • 超金融緩和のジレンマ : 池田信夫 blog

    2013年03月23日23:15 カテゴリテクニカル 超金融緩和のジレンマ 安倍首相は日銀の新体制に「今までと次元の違う金融政策」を期待したようだが、黒田総裁のいう長期国債の購入も岩田副総裁のいう準備預金の積み増しも、今まで日銀がやってきたことであり、4月の金融政策決定会合でも市場を驚かすような政策が出てくるとは思えない。書は過去の日銀の非伝統的金融政策の効果を実証データで総括したものだ。 最大の問題は「日のデフレは貨幣的現象か」という点だが、著者の答は「最大の原因は賃下げや交易条件の悪化などの実物的現象だ」ということである。特に製造業の業績悪化で生じた余剰労働力がサービス業に移り、その大部分が非正規雇用に切り替えられたため、サービス業の平均賃金(特に医療・福祉)が2000年代で2割近く下がった。これに引っ張られて、製造業も含めて単純労働全体の賃金が下がる生産性格差デフレが起こってい

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