1月18日に打ち上げ予定の「イプシロンロケット4号機」。ここに人工の流れ星を作り出す、衛星が搭載されているのをご存じだろうか。 流れ星の素となる物体を衛星から放出 人工流れ星のミッションを行っているのは、日本の民間宇宙ベンチャーの「株式会社ALE」だ。 東京都港区に本拠を置くこの会社は、人工的に流れ星を作り出すという、世界で初めての試みに着手してきた。 通常の流れ星は、宇宙空間に漂う塵や隕石などが大気圏に突入し、高温になって光を放つ。 しかしこの人工の流れ星では、まず超小型の衛星から流れ星の素となる物体を、後方へ1粒ずつ放出。その後、物体が大気圏に突入して、輝くという仕組みになっている。 そして昨年12月には、物体を放出する「人工衛星初号機」を完成。今回、「イプシロンロケット4号機」に搭載され、打ち上げられることになった。 ALE 初号機外観 vimeo/ALE_Astro Live Ex