韓国釜山の沖合いで、ロシアの貨物船が高架橋に激突するという事故が起こった。 船長からは基準値の約3倍のアルコールが検出されたとして、韓国沿岸警備隊が事故の詳細を調査している。 橋に向かって進んでいく貨物船 先月28日(木)、釜山港を出港し、ウラジオストクに向かっていたロシアの貨物船シーグランド号が、釜山の沖合いに位置する広安大橋(Gwangan Bridge)に激突した。 動画には、貨物船が橋の方向に進んでいき、そしてそのまま橋にぶつかり停止する様子が捉えられている。 広安大橋は韓国で2番目に長い橋とされ、車の走行量が多く、事故当時も多くの車が走行していた。 船が橋に接近する中で、異常を察したドライバーたちが速度を落とすのが見てとれる。 船長から基準値越えのアルコールを検出 韓国沿岸警備隊によると、貨物船は事故を起こした後、方向を転換し、当局の拘束を逃れるようその場から立ち去ろうとしていた